青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

秩序なき自由

2011年02月01日 | 人生設計
「自由がある」のだの、「表現の自由」だの、「権利の自由」とか、果ては「平等」とかを、よく言う。
そしてその「自由や平等」には、「責任」を持たなければならないとも言う。「責任を持たない自由や平等」は、真の「自由、平等」とは、言えないからだ。

しかれども、では無秩序にそうした責任を持って「自由と平等」を行使すればいいかというと、そうはいかない。
秩序無き「自由と平等」であれば、混乱を引き起こす。

例えば、「責任を持って森林開発」を行うとしよう。
木を採伐したならば、すぐに植林すれば、責任ある行為になる。
しかし植林しても、立派な木材となるまでには50年はかかる。
それまでに別の木を採伐していたなら、すぐに森林としての形態を成さなくなってしまう。悪くすると、砂漠化現象を引き起こす。
それというのも、秩序なく採伐しようとしている事による。

この秩序無く、という事は無秩序になるという事は、経済発展や景気拡大を先行させることから起こり、これが却って我々に向かって混乱を引き起こす原因になってくる。

「自由にも、平等にも、また権利行使にも」、秩序を持って、それは「実直、切実」的な生き方を求められることとなる。
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