平成23年8月3日(水)
今日は先日急用で中止となってしまった「照りゴチ」釣りに行ってまいりました~。
横浜 八幡橋 鴨下丸(濱生丸・東京湾のカリスマ・M船長の操船。)から出船です!
この時期のマゴチは午前・午後の二便で出漁中ですが、仕事でいつも寝るのが明け方のため午後船にて余裕の出撃で~す。
何かを暗示するような黒い雲が・・・
「千葉方面は土砂降りだな~。カッパすぐ出せるようにしといたほうがいいよ~。」と船長からのアナウンス・・・。
エサはこの時期ハゼとサイマキ(若車海老)の端境期でサイマキを希望する人は「出船前に船着場で購入してね~。」とのこと。ハゼは3匹ついてます。
「エサ取りがいるからハゼのがいいかもよ~!」と船長。
でもやはり「モンスター好物のエビください!!」夢は大きくモンスターマゴチ・ゲッチューですから!!
席は空いている右舷ミヨシ(一番前。)に陣取ってます。
左舷ミヨシのN名人によると「こちら側が潮表になるから俺んとこをすり抜けたやつがいたらアタルかもね~」だって。(-_-;)
と、このあと船上での写真が一枚もないのは??
するどい方にはモウオワカリデスネ。
やっちまいました!
「ボウズ」!!(注・唐の比丘転じて空の魚篭=魚ゼロ。Y(>_<、)Yのことです。)
ちびマゴチらしきアタリが二回のみ。いずれも空振り。
根岸湾周辺をあちこち移動するもアタリはなかなか続かない・・・。
(しかし、ベテランはこういうときもしっかり拾い続け地道に数を伸ばしてゆきます。)
船長の執念でボウズを何とか脱出させよう、と大幅残業していただくも虚しく時間となりました~。
本日ひとつのいわゆる救いだったのは、腕時計してくるのををわすれてしまい、時刻が分からなかったことかな~。
だって、ボウズの時、残り時間が刻一刻と迫ってきた時の心境、とてもアタリに集中なんてできませんから~。
最後に同船のNさんとHさんから「おすそわけ」で食べごろマゴチいただきました~。
アリガトウございます!!!
最高の薄造りになりました~(#^.^#)
私のボロッコ携帯では全く表現できてませんが、断面が虹色に輝いています!
大ゴチではない方がやはり真子が入っても肝や身肉の質の落ちがないようですね~。
よく「夏フグ」と表現されますが、本家にも負けていないのでは!?
噛み締めたた感触をよく「シコシコ」などと表現しますが、身が活きているコチにはその表現はあたっていません。
ふるふると柔らかく虹色に輝き、完全に向こう側が透けて見える厚さのお造り一枚を先ずは一枚つまみ、塩をすこ~しつけて口に入れます。
一瞬何の風味もせず塩味が口中に広がりますが、この薄~いのを奥歯で噛み締めるとその食感は予想に反して「グニ グニ」ですよ!シコシコよりもっと弾けるような噛みごたえがあります。
そしてワンテンポ遅れて淡い微かなマゴチの風味が鼻腔を通り抜けていきます・・・。
ポン酢と紅葉おろしを使うのはこれを何枚か楽しんだあとですね~。(´▽`)
そして淡麗な酒を一口・・・。
食べごろサイズの魚体には最高のコンディションの真子と肝がありましたよ~。
海の恵みに感謝します。