ねこばか日記

白猫親子と猫バカ飼い主の日常を4コマ漫画風で始めたブログです。最近は信州おすすめスポットが中心に☆

安曇野道祖神「水色の時」~早春賦歌碑公園

2013年05月07日 | 信州おすすめスポット

安曇野ICを出て大町・白馬方面へ向かう道の途中に、

昔、NHK連続テレビ小説「水色の時」のために作られたという

道祖神がある場所があります。

このようにドラマの撮影用に作られた道祖神、ということで思い出すのは

一昨年、やはりNHKの連続テレビ小説「おひさま」のために作られたもの。

この時は、大町市美麻新行の水車がひとつ、

ここ(安曇野市堀金)に運ばれ、ロケ用のセットとなりました☆

本来の道祖神は、五穀豊穣・子孫繁栄や集落に災厄が入ってこないよう、

村の守り神として道の辻などに祭られているもので、

安曇野市には約400体の道祖神があるそうです。

特に数も多くて有名なのは、双体道祖神♪

仲睦まじく手を握り合っている握手像から

盃と徳利を持ち、結婚式を表しているという祝言像をはじめ、

扇を持っているものや、接吻をしているものまであります。

道祖神祭りの時に子供が道祖神に色を塗る地区もあります。

数多い双体道祖神の中でも、私が一番好きなのは

山形村にある、この ↑ 道祖神です。

とっても気品があって素敵だと思いませんか?(^-^)♪

…つい、双体道祖神の話に夢中になってしまいました。

☆★・・閑話休題・・★☆

「水色の時」の双体道祖神のある場所から、

もう少し道なりに車を走らせると、「早春賦歌碑公園」があります。

公園といっても、穂高川の川沿いをちょこっと広く整備した感じです。

毎年、4月29日の昭和の日には早春賦祭りが行われ、

桜が優しく美しく咲いて彩るようですが、

今年の桜は早かったので、私たちが行った頃は既に散っていました(T_T)

満開だったら、さぞかし見とれるほどキレイだったことでしょう。

↑ の写真の左端にあるのは、ソーラーオルゴールで、

ボタンを押すと、早春賦のメロディーが流れます。

でも聴いていると・・・ん?こ、これは??

♪ しれ~とこ~のみさきに~ はまなす~のさくころ~ ???

・・・・・変なこと言うと、怒られますかね(;^□^)

ソーラーオルゴールの右に写っている石碑には歌詞が。。

左側の石碑には、早春賦の作詞者と作曲者(吉丸一昌氏、中田章氏)

それから楽譜が掘られて(はめ込まれて?)います。

この歌は、現在の大町高等学校が校歌制定の1911年に、

(当時は旧制中学校時代)

作詞を依頼された東京音楽学校の教授だった吉丸一昌氏が

訪れた際に作られたものだと言われています。

大町高等学校 校歌

なので、大町市文化会館にも早春賦の歌碑があります。

今年の春は、本当にこの歌のとおり、

♪ 春は名のみの風の寒さや~    でしたが、

GWを過ぎて、ようやくこの辺りも暖かくなってきたようです(^-^)

コメント (8)
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