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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

懐の深い人に近づくコツ

2014-09-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス

◆ 懐の深い人
 懐の深い人は、度量が広く、包容力があり、理解や能力に幅のあるということは誰もがイメージできるでしょう。そのような人は、多くから尊敬され信頼されます。しかし、その能力は生来的なものというより、経験や学習を積み重ねて身につけてきたはずです。その人も管理職に就いたばかりのときは、失敗も多かったと思いますが、それを真摯に受け止め、改善努力を重ねる、その謙虚さが懐の深さにつながっているのでしょう。

◆ 懐の深い人に近づくコツ
 誰しも管理職に就いたばかりのときは、懐の深さは出てきません。しかし、それで努力を諦めてはいけません。一つコツがありますのでご紹介します。「他の考え方はないか?」「その先の手は何か、さらにその先の手は?」と常に考えてみることです。それも相手の立場になって。そのような準備をしておくと、大概のことには驚かず落ち着いて対応できるようになり、またよく考えていると周囲から少しずつ評価が得られるようになります。それを重ねてください。ただし、謙虚に。
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褒めることの苦手な人が使い始めるとよい言葉

2014-08-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス


褒めることの下手な日本人
 日本人は他人を褒めることが下手だと言われています。苦手だと思っている人も多いでしょう。確かに、私も面と向かって褒められたという経験はごく数回しかありませんし、他の人が褒められている場面に立ち会ったこともあまりありません。
しかし、褒めることの効果は大きいと、いろいろなところで紹介されています。特に、ゆとり世代といわれる若年者を動かすには、褒めるテクニックは必須です。

褒めることが苦手な人が使い始めるとよい言葉
 褒めることが苦手であったり、どう褒めればよいかわからない人には、次のような言葉を使うことから始めてみることをお勧めします。そして、いつも使う、たくさん使うことを意識すると、次第に褒めることに抵抗感はなくなり、褒めることが自然にできるようになります。相手も褒められていることを気持ちよく受け入れてくれるようになるでしょう。
「ありがとう」「助かった」「今日も頼むよ」「よく頑張った」
「うん、よし」「嬉しいなあ」「○○さん、喜んでたよ」
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部下の良いところを見つける

2014-07-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
◆ 褒めているつもりでも部下に伝わっていない
 日本生産性本部が行った日本の課長と一般社員への「職場のコミュニケーションに関する意識調査」を見ると、仕事で成果を上げるなどした部下に約90%が「褒めている」と回答しているのに対し、部下は「上司は褒めない方だ」と約48%も回答しています。上司は褒めているつもりでも、部下には伝わっていません。

◆ まず、良いところを見つけるトレーニング
 上司は「部下への褒め方」を学ぶ必要がありそうです。そのためには、部下の良いところを見つけるトレーニングを行ってください。
 まず、1人の部下を思い浮かべてください。そして、30秒間に5つ、その部下の良いところを具体的に上げてみてください。すぐに出ましたか? 出なかった場合は、出るまで繰り返し行ってください。 時間内に5つあげられた場合は、次に1分間で、10コと増やしてみてください。また、部下全員を対象にやってみてください。

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仕事のできる人は、相手のスケジュールを把握している

2014-06-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス

◆ 信頼を得るには、相手のペースを崩さない
 報告・連絡・相談(報連相)は、組織人として当たり前のことです。しかし、仕事のできる人になるには、ただ単にやればいいというのではダメです。相手のペースをできるだけ崩さないようタイミングを計り、気配り、心配りすることが必要です。

◆ 相手のスケジュールを把握し、ベターなタイミングを狙う
 相手のペースを崩さない、例えば、上司がとても忙しくしているにもかかわらず、そのことを理解せずに報連相をしようとすると、上司はペースが崩されて心地よくありません。イラッとくることもあります。
上司が比較的余裕のありそうなときに報連相ができれば、しっかりと聴いてもらうことができるでしょう。そのためには、上司のスケジュールを把握しておく必要があります。詳細には把握できなくとも、数か月も上司と同じ部屋で仕事をしていれば、それなりに行動パターンはわかるはずです。また、報連相の上手な他の社員を観ていれば、ベターなタイミングをつかめるでしょう。例えば、コーヒータイムが終わった時やお手洗いから戻ってきた時などに、「今、相談させてもらっていいですか?」と。
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事なかれ主義でいい?言いだしっぺを一人ぼっちにしてしまう

2014-05-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
◆ 言いだしっぺが損をする
 例えば、会議で一人が新しいことを提案すると、提案者がそのすべてを担当しなければならなくなる、いわゆる言いだしっぺが損をする。こういうことはありませんか?「あるある」と思われた方、この状況を打開しなくてもよいですか? 組織がこのような状態になってしまうと、いくら良い提案を思いついたとしても、負担を背負いたくないので誰も言いださなくなり、全員が、組織全体が消極的な姿勢になってしまいます。

◆ 皆の少しの力が、ものすごい力になる
 確かに、何か新しいことをするとなれば作業が増えます。しかし、その作業はまったくムダなものなのでしょうか。増える作業を「嫌だ嫌だ」と後ろ向きに考えるか、「よし、やってみよう」と前向きに考えるかで、その差は組織のレベルの差となって表れてきます。会議でいい提案が出れば、進行役はこう言いましょう。「皆で少しずつ協力して、分担しましょう。工夫すれば皆の少しの力が、ものすごい力になるはずです」と。
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わかりやすい説明だけでは、わからない(人は動かない)

2014-04-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
説明がきれい過ぎると、ひっかからない
 「よく事実がつかめている」「整理ができていて、すごくわかりやすかった」「見やすい資料だった」このように褒められても、それだけでは人は動きません。なぜでしょう? わかりにくいよりも、わかりやすい方が、相手には親切です。しかし、何もひっかからない。スルー(素通り)になってしまうのです。

相手にひっかかってもらう「お願い」
 では、どのようにひっかかっていけばよいか。一つの簡単な方法は「お願い」です。説明を聞いた私は、この後何をすればいいの?とわからせることが大事なのです。説明の流れに沿って「○○をお願いします」「○○していただけないでしょうか?」と付け加えることをやってみてください。思いのほか効果の大きいことがわかります。また、話のモヤモヤ感がなくなりますので、説明する側も気持ちよく話を締めくくれます。
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説明は「話の構成→1・2・3」

2014-03-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
◆ 説明の流れ
 わかりやすい説明の一つの流れを紹介しましょう。
 ・「○○○について現状、分析、提案(又はお願い)の3点をお話しさせていただきます」
 ・「まず1点目の現状ですが、……」
 ・「次に2点目の分析については、……」
 ・「最後3点目、提案は、……」

◆ ポイントは、「話の構成」という箇所
 ポイントは、冒頭の「話の構成」という箇所で、説明の展開、全体像を相手にイメージさせること。特に忙しい相手であれば、説明の先行きが見えない中で聞くのと、構成がわかって聞くのとでは、納得度や印象が大きく違います。
 また、この方法は説明する本人の頭の整理にも役立ちますので、余計な説明が省かれ時間短縮にもなり、効果大です。
 「話の構成→1・2・3」の形を覚えましょう。

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わかりやすい説明だけでは、わからない(人は動かない)

2014-03-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
説明がきれい過ぎると、ひっかからない
 「よく事実がつかめている」「整理ができていて、すごくわかりやすかった」「見やすい資料だった」このように褒められても、それだけでは人は動きません。なぜでしょう? わかりにくいよりも、わかりやすい方が、相手には親切です。しかし、何もひっかからない。スルー(素通り)になってしまうのです。

相手にひっかかってもらう「お願い」
 では、どのようにひっかかっていけばよいか。一つの簡単な方法は「お願い」です。説明を聞いた私は、この後何をすればいいの?とわからせることが大事なのです。説明の流れに沿って「○○をお願いします」「○○していただけないでしょうか?」と付け加えることをやってみてください。思いのほか効果の大きいことがわかります。また、話のモヤモヤ感がなくなりますので、説明する側も気持ちよく話を締めくくれます。

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自らを追い込み、変えていく

2014-02-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
◆ 自らを追い込む
 1つレベルを上げるには、新しいことをやり遂げるには、今できることをやっているだけでは実現しません。困難なことにあえて挑戦し、終始一貫取り組み続けることが大事です。困難はすべて成長への糧(かて)と受け止め、自らを追い込み、難しい道に勇んで一歩を踏み出しましょう。

◆ 人をより大きく変える困難
 挑戦する困難なものには、自らが選択する場合と、自らは望んでいないがやらざるを得ない状況になって取り組む場合とがあります。前者は前向きになれますが、後者にはモチベーションがなかなか上がりません。しかし、人をより大きく変えるのは後者も同じです。嫌がらず主体的に取り組めば、予想していなかった人とつながって、新しい情報を獲得でき、自分がより良く変わったと実感できることでしょう。その喜びは、その後の飛躍に大きくつながるはずです。
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会議を定刻に始める!この当たり前のこと

2014-01-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
● 会議を定刻に始める!
 当たり前のことだけども、それを「どんなときも続ける」ことは難しいものです。例えば、会議には遅れずに出席する。そんなことはわかっていると言われるでしょう。しかし、会議は毎回定刻に始まっていますか?3分、5分と遅れたりしていませんか?そうであれば定刻に集まった人の時間を無駄にしています。例えば10人を待たせて3分遅れで会議が始まるということは、計30分間を無駄にしているのです。

● 遅れてくる人は他の人を忙し状況に追い込んでいる
 遅れてくる人は忙しいと言い訳しながら、他の人の時間をムダにした上、その人を忙しい状況に追い込んでいるといえます。また、会議の時間が短くなっているのであれば、議論自体が疎かになっている可能性もあります。たかが3分、されど3分です。時間を疎かにする会議で、充実した議論ができるでしょうか? 会議を定刻に始める。職場マネジメントの一つです。あなたのところは出来ていますか?

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当たり前のことを当たり前にやる

2013-12-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス

● 難しい!当たり前のことを当たり前にやる
 当たり前のことだけども、それを「どんなときも続ける」ことは難しいものです。例えば、朝の挨拶。やってあたり前なことは誰でもわかっていますが、悩み事を抱えていたり、機嫌が悪かったりする時、体調が悪い時などに挨拶をしないことがあったりしませんか。また、役職が高くなるにしたがって、挨拶をしなくなる人も見かけます。

● 信頼につながる!当たり前のことを当たり前にやる
 人間だから仕方ないとか、挨拶ができないときもあると考えがちですが、そのルーズさや傲慢さが他にも影響を及ぼします。「これもまあいいか」と。『継続は力なり』と言われますが、本当にそうだと思います。どんな時でも、きちんと挨拶を返してくれる人は「出来ている人だなぁ」と見られ、信頼を得やすくなります。もちろん、挨拶だけではなく、仕事や生活の基本的な部分についても言えることです。
部下には、まず「当たり前のことを当たり前にやる」このことを習慣づけさせましょう。そのためには、管理職自らもできていなければダメなのは言うまでもありませんが。
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集中しだしたら中断しない、中断させない

2013-11-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス

● 集中できると能率は上がり、ストレスは小さい
仕事に本当に集中できると、かなり能率は上がります。たいへんな量あるなぁと思っていた作業も結構早く終わったと感じた経験は、皆さんもお持ちではないでしょうか? 時間はそれなりにかかっていたとしても、集中できるとミスは減り、ストレスも少なくて済みます。しかし、そういう環境を作るのは難しいものです。上司や部下に話しかけられたり、得意先から電話がかかってきたりして、作業の中断を余儀なくされます。そういうことが度重なると能率は上がらないし、ストレスになって心身とも疲労が蓄積してしまいます。

● 集中しだしたら中断しない、中断させない工夫
そこで、集中する時間を作るには、周囲の社員が協力することを職場でルールとして決めてはどうでしょうか? 例えば、1時間集中したいと思ったら、机の上に誰からも見えるように目印を立てる。その目印があれば上司も部下もよっぽどのことがない限り話しかけない。お得意様からの電話も不在で対応するという工夫ですが、一度試してみてはいかがでしょう。もちろん、常時その目印を立てていてはいけませんし、本人は本当に集中する習慣をつけなければなりません。
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目標をちょっと下げてみる

2013-10-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス

100点満点をとるのはとても大変
 小学校のテストで100点がとれたとしても、中学校・高校と進学するにつれてなかなかとれなくなります。難易度が上がってくると同時に、出題範囲も広くなってきますので、100点満点の完璧を目指そうとすると、とてつもなく多くの知識を、確実に理解しなければなりません。出るか出ないかわからない問題でも学習し、備えておかなければなりませんから、とても大変です。

合格的が80点なら
 しかし、80点が合格ラインなら間違ってもいいという余地がでますので。出る可能性が低いと考えられる問題は20点の範囲で、気楽に考えることができます。わずか20点ですが、ここを完璧にしようとするためには、とんでもない時間と努力を費やさなければなりません。もちろん、レベルは高いに越したことはありませんが、時間には制約がありますので、合格ラインをよく考えて、捨てる部分を上手く使うことが大事です。そうすることで、残す部分の確実性を上げることができます。
 仕事の考え方も同じでしょう。優先順位の高いものを確実に実現させ、その質を上げる。時間を有効に活用するコツです。
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自分の伝えたいことが、上手く伝えられない悩み

2013-09-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
上手く伝えられないことで悩む管理職
自分の伝えたいことが、上手く伝えられないことは誰にでもあります。また、不本意に自分を押し殺して後悔してしまったり、反対に感情的・攻撃的になって後味の悪い思いをしてしまい悩んだりすることもあるでしょう。
このようなことに悩むのは、真面目な性格の持ち主だと思いますが、上手く伝えられないことにとらわれ過ぎると、それがストレスになり、自らを追い込んでしまうことになります。

自分の意見や考え、気持ちを素直に、率直にあっさりと
相手も大事ですが、自分も同じように大事なのです。相手をできるだけ理解し、お互いを大切に考えた上で、自分の意見や考え、気持ちを素直に、率直に、その場にふさわしい言い方で表現するように努めましょう。その考え方や表現のポイントは、相手に対して「なるほど、そういう考え方もありますよね。でも私は…」という返し方です。
そして、伝えた後は、自分を強く責めたり、後悔し続けたりしないようにします。相手の反応を少し気長に待つようにして、焦らないで。
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どのようなことからも「学ぶ」姿勢

2013-08-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
● どのようなことからも「学ぶ」
人はどのようなことからも、どのようなものからも「学ぶ」ことができます。失敗からも成功からも。他人の話からも、自らの体験からも。自然からも、人工物からも。
大切なことは、どのようなことからも「学ぼう」とする意思を常に持つことです。

● 失敗は100%失敗ではない
「学ぶ」ということで大事なのは失敗したとき、上手くいかなかったときに、その状況を受け入れることです。
失敗したときには、落胆したり、批難や不平不満も言いたくなるでしょう。一時的にはそういうこともあっていいと思いますが、ずっとそれを引きずっていては「学ぶ」という姿勢にはなりません。
失敗は100%失敗ではなく、その中にも成功部分があるはずです。見方考え方を変えれば、良かったと思えることができ、それを前向きに、積極的に使うべきです。特に、管理職はその訓練をし、早く切り替えられるようにしてください。
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