◆ 知恵を「借りたら、返す」~その1
「知恵を借りる」 借りたら返さないといけません。何を返すか、まずはお礼「良い知恵を、ありがとう」と伝えましょう。このとき「ありがとう」がきちんと伝わっていなければ返したことにはなりません。「上司は私のことを褒めてくれない」という意見をよく聞きます。上司は伝えているつもりでも、部下には伝わっていません。きちんと向き合って、恥ずかしがらずに言いましょう。「ありがとう!」
◆ 知恵を「借りたら、返す」~その2
もう一つ返すものがあります。出してくれた知恵を使えるような機会を作って返すことです。自分の出した知恵が経営者や上司に認められたら、部下は使いたくなるものです。知恵に関連する業務改善をさせたり、新しい仕事や今よりレベルの高い仕事を任せたりするとよいでしょう。もちろん、任せっぱなしではなく、サポートやフォローも必要ですが、きっと持っている力を存分に発揮してもらえます。借りっぱなしではなく、「借りたら返す」この関係を大切にしましょう。