STEP UP その一歩一歩を応援します

人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

■コラム■ 感情はまずは身体の反応から/人事コンサルタント鷹取

2023-02-16 07:39:00 | 人事マネジメントの視点
感情表現は難しい!?
喜怒哀楽という言葉は知っているが、うれしい、ムカついた、かなしい、たのしい程度。それでは単純すぎると思うことがよくある。感情には濃淡があったり、深い浅いがあったりするのに、それを納得するようにつかめていないし、表現できていない。自分の感情を表現するのは難しいと思う人が少なくない。
なぜか、感情を口にすると「大人げない」「ものわかりが悪いと思われる」「そんなことで怒ってはダメ」「言うと周りに迷惑をかける」そんな習慣が自然とついている。
確かに、そういう場面も必要なことはある。しかし、すべての場面で感情を抑え込み続けていると、自分の感情がわからなくなり、言葉が出なくなる。

精神的ストレスは高まっている
仕事柄、つらいときにつらい顔ができないなど自分の感情を抑制せざるを得ない人もいる。医療や福祉の従事者などは感情労働者と言われ、その典型だ。
しかし、飲み込んだ気持ちがどこかにいったり、消えたりすることはほとんどなく、「まあいいや」が溜まりに溜まって爆発することも少なくない。爆発したことで後悔し、自分をさらに追い込んでしまうという悪循環に陥り苛まれたりする。感情を抑制することによる精神的ストレスは非常に高まっている。

感情はまずは身体反応から
自分の感情をつかみ、表現することが注目されはじめているが、感情は生理的な現象で、コントロールできるのは、感じた上でどう対処するのかなのだ。感じることそのものをコントロールすることはできないと科学的に証明されるようになってきた。ということはまず、身体に起きている反応をしっかりつかむこと。
例えば、私の身体は今こんな状態なんだということを自覚する。その反応は善し悪しではない。そして、身体の反応を正しく言葉にしてみる。「肩に力が入っている」「目線が上げられずうつむいている」という状態でもいい。言葉が上手く出てこなければ、オノマトペでもいい「ドキドキする」「カッとなっている」とにかく表現してみる。
感情を理解するには、まず自分の身体の反応に正直になること。そこに嘘をついてしまうと、感情に蓋をしてしまうことになる。そして、落ち着いてから当てはまりそうな言葉を探すという順だ。
それができたら、家族や友人など話しやすい人に出来事を話してみよう。そのときに、身体がこんなふうになった、反応したというところからはじめ、気持ちを伝える。
感情に誠実になる、そのトレーニングだ。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男性労働者の育児休業取得率等の公表/ 2023年2月これだけは押さえておきたい!人事労務の最新情報~人事コンサルタント鷹取

2023-02-01 07:39:00 | 人事労務最新情報

■2023年4月から、従業員が1,000人を超える企業は男性労働者の育児休業取得率等の公表が必要です/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001029776.pdf

■「育児休業平均取得日数」を公表する場合の公表・計算例について/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/001029777.pdf

■男女の賃金の差異の算出及び公表の方法について/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000962287.pdf

■男女間の賃金格差についての情報公表の好事例等を紹介/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/content/11901000/001042310.pdf

■「男女共同参画に関するデータ集」を公表/内閣府
https://www.gender.go.jp/research/weekly_data/database.html

■賃金引き上げ特設ページを開設しました/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=M9calk7DmVFEBDWhY

■「勤務間インターバル制度導入促進セミナー」のアーカイブを配信中/厚労省
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=33&n=186

■『職場のパワーハラスメントに関するヒアリング調査結果』/JILPT
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2019/216.html?mm=1834

■アルバイト先での労働条件、ハラスメント等のトラブル、3割以上が「ある」/連合
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20230113.pdf


■奨学金ガイドブック「もう悩まないで。奨学金返済Q&A」をご活用ください!/労働者福祉中央協議会
https://www.rofuku.net/CMS/wp-content/uploads/2022/09/8474e9cf45476277c6aeded556958b44.pdf

■4人に1人は「10社以上」のインターンシップに参加/学情
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000979.000013485.html

■大学生の就職内定率は84.4%、前年同期比1.4ポイント上昇/厚労省・文科省
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00037.html

■約65%が所得・収入の面で「不満」/内閣府
https://survey.gov-online.go.jp/r04/r04-life/index.html

■11月の現金給与総額1.9%増、実質賃金は2.5%減「毎勤統計確報値」/厚労省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/2211r/dl/pdf2211r.pdf

■デジタル給与、約半数が「知らない」、「利用したい」は2割弱/エン・ジャパン
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2023/31857.html

■生活に「ゆとりがなくなった」が5割超 生活意識調査/日銀
https://www.boj.or.jp/research/o_survey/ishiki2301.htm

■フリーランスの46%がトラブルを経験したことが「ある」/連合
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20230123.pdf

■協会けんぽの取組や申請書の記入方法を紹介/協会けんぽ
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/kohoshizai/20220411/

■コロナ禍と物価高で「介護事業者」倒産は過去最多の143件/東京商工リサーチ
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20230111_1.html

■個人情報漏えい・紛失事故は165件、2年連続最多を更新/東京商工リサーチ
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20230119_01.html

■動画版「令和4年版 労働経済の分析」/厚労省ウェブサイト
https://mhlw.lisaplusk.jp/jump.cgi?p=29&n=186

※発信者によりリンク先を変更している場合はお許しください。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする