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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

集中しだしたら中断しない、中断させない

2013-11-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス

● 集中できると能率は上がり、ストレスは小さい
仕事に本当に集中できると、かなり能率は上がります。たいへんな量あるなぁと思っていた作業も結構早く終わったと感じた経験は、皆さんもお持ちではないでしょうか? 時間はそれなりにかかっていたとしても、集中できるとミスは減り、ストレスも少なくて済みます。しかし、そういう環境を作るのは難しいものです。上司や部下に話しかけられたり、得意先から電話がかかってきたりして、作業の中断を余儀なくされます。そういうことが度重なると能率は上がらないし、ストレスになって心身とも疲労が蓄積してしまいます。

● 集中しだしたら中断しない、中断させない工夫
そこで、集中する時間を作るには、周囲の社員が協力することを職場でルールとして決めてはどうでしょうか? 例えば、1時間集中したいと思ったら、机の上に誰からも見えるように目印を立てる。その目印があれば上司も部下もよっぽどのことがない限り話しかけない。お得意様からの電話も不在で対応するという工夫ですが、一度試してみてはいかがでしょう。もちろん、常時その目印を立てていてはいけませんし、本人は本当に集中する習慣をつけなければなりません。
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管理職として知っておきたいメンタルヘルス~その14

2013-11-11 00:00:39 | 職場の労務管理の基本

■ 職場で実際に問題が起きていないときの対応方法
 メンタルヘルス不調が感じられても、職場などで本人も周囲の同僚も特に困っていない場合、問題となるような言動が現実に起きていない場合は、受診や治療を強く勧めることができません。この場合は、本人の健康のことが心配であることを伝え、軽く受診を促しておくようにしましょう。また、この時点から残業など業務の負担を減らすことも必要です。

■ 職場で実際に問題が起きているときの対応方法
 メンタルヘルス不調が疑われ、実際に職場で問題となる言動がある場合は、専門医の受診や治療を受けるように命じましょう。事業主には安全配慮義務がありますから職場で放っておくわけにはいきません。問題となる客観的事実を整理した上で、就業規則に受診命令規定を根拠に丁寧に説明をしてください。
本人が拒否する場合は、家族にも事情を説明し、家族の理解を得て受診や治療につなげるとよいでしょう。その家族がいない、又は非協力的である場合は、事業主や産業医、人事労務スタッフが連携をとって対応することが大事です。管理職一人に任せてはいけません。
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