自分の好きな花が咲くころを見計らって山に出かけるのは
いつも心がわくわくして楽しいものです。
しかし、そこには多少の問題もあります。
好きな花なら当然のこと、写真は撮りたいし
それもできればとびきり美しく撮ってみたいものです。
しかし現実、中々そう物事は上手くいくものではありません。
満足のいかない写真の大量生産体制・・・
ハード(カメラ)とソフト(撮影技術)何れかに問題ありとすれば
私の場合は現状、やはり後者であることは否めません。
美しい花を前にストレスは増すばかり
側でアケボノソウの花が笑っているようでした
アケボノソウ<リンドウ科 センブリ属>
山野の湿り気のある所に生える2年草、花弁は5枚あるように見えていますが
花冠が深く五裂した合弁花です。裂片に2個ある黄色の点は蜜腺溝で、ここから蜜を分泌します。
和名の曙草は花冠の斑点を夜明けの星空に見立てたものだそうです。
蜜腺溝で蟻が蜜を舐めているのが見えますが、どうもこの花の受粉には役立っていないようです。
受粉に貢献しているのは、どうやらこちらのアブや蜂の仲間