8月30日、8月最後の日曜日は福井県若狭町の三十三間山へ行ってきました。
今回は、6月の赤坂山の山行でお会いした、さえさんご夫妻にご一緒させていただきました。
三十三間山の標高は842㍍で、決して高い山ではありませんが、登山口の標高が90㍍位なので
標高差はかなりあります。
午前8時に「道の駅朽木本陣」で合流する予定が、到着したのは7時20分頃、
京都市からのあまりのアプローチの良さにはちょっとびっくりです。
合流の後、少し買い物をして、登山口のある倉見へ向かいました。
倉見側登山口にある「三十三間山」の立派な石碑
三十三間山という少し変わったこの山の由緒が刻まれています。
登山口からしばらく平坦な道を歩きます。
キツネノマゴ<キツネノマゴ科 キツネノマゴ属>
ハグロソウ<キツネノマゴ科 ハグロソウ属>
落ち葉の中から顔を出したサワガニくんです。指で触ったら、挨拶代わりに強い力で挟まれました。
頂上まで2.4㎞と書いてある「最後の水場」、ここから本格的な登りに入ります。
すぐ傍に、水を飲みやすくするためのコップが備えてありました
登りは進むにしたがって、だんだんと急になってきます。
曇りがちの天気でしたが、風もなく少し蒸し暑い
片道3㎞の丁度中間点に、夫婦松という少し開けた場所があります。松はすでに枯れていて
その内の一本は切断されていました。
この夫婦松は見晴らしがよく、晴れていれば三方五湖方面が良く見えるはずです。
この日は残念ながら、曇りがちで少し霞んでいました。
ナナカマドの実が少し色づき始めています。
ヤマジノホトトギス<ユリ科 ホトトギス属>
風神の少し手前で先行していた、さえさんが見つけました。
10㎝位の高さの可愛い株なので、うっかり見過ごしてしまいそうです
轆轤山との稜線分岐を過ぎると、広く美しい草原が広がり、その先に頂上が見えてきます。
頂上はほとんど展望が利かないので、ここがこのコースのメインスポットともいえます。
(未同定調査中)
トリカブト<キンポウゲ科 トリカブト属>
悪名高き毒草ですが、美しい色をしています。各地に変種や固有種の多い花ですが
これは多分、滋賀県北部に多い、イブキトリカブトではないかと思います。
頂上は三角点の標識と柱が建っているのみ、ほとんど展望はありません。