検察の悪事のついでに、高潔無私で有らねばならぬはずの最高裁にも、不適切な裏金があるのではないかと、元大阪高裁判事の『生田暉雄氏』が指摘している。 一年前のニュースではあるが、未だ取り上げたマスコミはない。
記者クラブの解散を声高に宣言した民主党政権になっても、それは固い団結の上に守られている。 『検察とカネ』『司法とカネ』『マスコミとカネ』何れも国民に知られたら、根幹から国の信頼が揺るがされることになるのだろうか。
*** 以下 下記ニュースより 抜書き ***
http://www.news.janjan.jp/living/0907/0907227533/1.php
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「裁判官はヒラメにならざるを得ないカラクリになっている」、講演会での生田さんの説明によると、こういうことです。
「裁判官は、司法試験を通ってなるのですが、報酬月額は、判事補の時代に、12号(225,300円)から1号(430,000円)と上がっていきます。 判事になってからは、8号(503,000円)から1号(1,211,000円)と上がっていきます。 判事の4号までは、だいたい20年かかりますが、皆同じように上がっていくのです」。
「しかし、4号から3号に上がるときには、60名中20名しか上がれません。 40名は落とされるのです。年間所得で言うと、期末手当5.2ケ月分、都市手当0.12ケ月分があるので、4号地方都市勤務と3号大都市勤務の間には、約400万円の差があります(H18・4・1実施)。 さらに、3号にならなければ、裁判長にはなれません。 裁判官になったからは、誰しも裁判長になりたいのです。 しかし、その当落の基準は、全く示されていないのです。 つまり、4号になってから最高裁や行政の顔色を窺っても、もう遅いということです」。
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「最高裁は、60名のうち20名しか4号から3号に上げないにもかかわらず、給与のほうは、全員3号として予算配布を受けているのです。 だから、400万円の40人分が裏金になるのです。 そのような手口で、年に10億、サンフランシスコ条約以来、かれこれ50年そういうことをやっているのでしょうから、500億円にはなっている、と私は試算しています」。
「もしそれより少なければ、警察と同じように幹部が着服していたということになりますが、最高裁には、仙波さんのような人がいませんから、真相は闇の中です。 警察の裏金は400億円くらいですから、最高裁のほうが上ですね。 私は、現在、最高裁に情報の開示請求をしていますが、最高裁からは、何の返事もありません。最高裁は、私を無視し続けています」。
「警察では、情報提供者に捜査協力費を支払ったことにして、ニセ領収書を作成して裏金にしています。 検察では、行っていない調査活動を行っているかのように装って、経費を計上して裏金にしています。最高裁では、架空の予算配布を受けて、裏金にしています。」
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*** 以上 転載 終 ***