読書日和

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着物の手前の合わせ方

2013-02-05 19:52:51 | ウェブ日記
今年の明治神宮への初詣。
初詣らしく、着物姿の人がたくさんいました

そしてそこで驚くべき光景に遭遇しました。
なんと着物を「右手前」で着ている人を二人も見かけたのです
し、死装束。。。とさすがに驚きましたね。
通常であれば「左手前」で着るはずで、右手前だと死装束になります
アルファベットのyの字が分かりやすくて、yのように左側が手前になるように合わせます。
このほか、ツイッターで話していた主婦の方は「懐にいれたモノ(財布など)が右手で取れるように打ち合わせなさいと教えられた」と言っていて、なるほどなと思いました。
自然と左手前になる合わせ方です。
しかしまさかまさかの右手前の合わせ方を二人も見かけ、大変驚きました。

二人とも若い子だったので知らずに右手前にしてしまったのか、それともわざとなのか。
たださすがに右手前が死装束と分かってそうするわけはないだろうと思い、やはり知らずに右を手前にしてしまったのだろうと思います。

私が知る限り着物を「右手前」で着ている人を見たのは今年が初めてでした
また着物や振り袖に限らず、武道の胴着も必ず「左手前」で着るはず。
なのであの死装束状態の着方はとても目を引きました。
右手前か左手前か、左右の合わせ方の差が明暗を分けます(笑)

きちんと着ればとても綺麗で上品な着物なのですが、着方を間違うと大変なことになる典型的な例のような気がしました。
それでなくとも着物姿というのは注目を集めるので、手前の合わせ方とかの基本的な着方は知っておいたほうが良いのではないかなと思います