昨年の10月、ツイッターでフジテレビへの絶縁宣言をツイートして話題となった「海猿」や「ブラックジャックによろしく」などの作品で知られる漫画家の佐藤秀峰さん。
「フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました」
「なので、例えば映画『海猿』の続編などは絶対にありません」
などの一連のツイートは大きな反響を呼びました。
事の発端は、以前にアポイントメント無しで佐藤さんの事務所まで突撃取材に押し寄せたフジテレビの傍若無人な振る舞い。
このやり方にかなり業を煮やしていたようですが、この件については後日、同局報道センターのチーフプロデューサーから謝罪を受け、2度とアポ無し取材をしないと約束したことで和解となりました。
しかし、その後が致命的にまずかったです。
なんとフジテレビが「映画『海猿』関連の書籍を契約書なしに販売していた」ことが発覚し(つまり原作者の承諾無しに勝手に販売)、ついに佐藤さんの怒りが爆発することになります。
そこから冒頭の
「フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました」
と絶縁状を叩きつける事態となりました。
さらに後日、佐藤さんはニコニコ動画で
「報道に対しては本当にクソみたいな会社ですし、すぐになくなってほしいと思います。
そういうこと(上記のような好き勝手なこと)をしていて“報道”を名乗るのは本当に恥ずかしいこと。
全員、すぐに報道っていう仕事をやめて欲しい、っていうくらい怒っています」
とフジテレビへの怒りをあらわにしていました。
これが昨年の秋に起きた「佐藤秀峰さんフジテレビ絶縁宣言事件」の一連の流れです。
この件でフジテレビにとって致命的なのが、絶縁状を叩きつけられて映画『海猿』の続編についても拒否されてしまったこと。
2011年8月に勃発したフジテレビ抗議デモ以降、視聴率の低下が顕著で凋落の一途を辿っている同社にとって、貴重なドル箱である映画『海猿』の続編が作れなくなったことはさらなるダメージとなりました。
※なおフジテレビの報道の酷さについては、以下の二つの記事を参照してもらえればと思います。
「ノロウイルスについて」
「小雪さんの韓国で出産の件」
そんなフジテレビが佐藤さんとの和解、復縁を狙ってか、最近不穏な動きを見せているようです。
佐藤さんが最近身の回りで起きている不審なことについてツイッターで語っていたので、以下にご紹介します。
佐藤秀峰@shuhosato
最近、知らない人からメールや手紙をいただいたり、飲み会に呼ばれて行ったら、どこぞの社長がいて「私がフジテレビとの仲介をしてあげよう」みたいのがすごく多いのですが、その内何割が仕組まれたものなのでしょうか…。
代理人立ててるし、これ以上ないって言ってんじゃん…。
2013/02/18 10:52:51
322人がリツイート
佐藤秀峰@shuhosato
知り合いの編集さんも「うちの会社の顧問弁護士が『どうやったら佐藤秀峰を落とせるか教えてほしい』とフジテレビから相談された」て言ってたなぁ…。
「二度と仕事しない」という意味は、「二度と仕事しない」という意味なんですけど、どう言えば伝わるのかな…。
2013/02/18 10:58:41
463人がリツイート
佐藤秀峰@shuhosato
最近届いた怪文書系は、海猿の次回作のシナリオの断片らしき文章のコピーと、僕のファンだという女子中学生(なぜか僕の職場の住所を知っている)からの映画続編を希望するお手紙と、フジテレビの副社長と知り合いだという女性からのお手紙など。
2013/02/18 13:33:31
352人がリツイート
佐藤秀峰@shuhosato
会社の住所はwebで調べれば分かることなので、直接、手紙が届くこと自体は不思議ではないのだけど、これまではなかった現象だなぁ…。
どこかで不快に感じていることを意思表明しておかないと、さらに続きそうなので書いておきますね。
フジテレビとは二度と仕事をしません。
2013/02/18 13:43:02
341人がリツイート
飲み会に呼ばれて行ったらどこぞの社長がいて、「私がフジテレビとの仲介をしてあげよう」などと言われるのは、明らかにフジテレビ側による仕込み的なものを感じますね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
別に佐藤さんはフジテレビとの仲介役を求めているわけではなく、もう二度と仕事はしないと絶縁宣言しているわけですし。
仲介役を求めているのは映画『海猿』の利権が欲しいフジテレビのほうでしょう。
ひとまずこの一連のツイートを見て、フジテレビがだいぶ焦っているというのは分かりました。
私がフジテレビに対して思うのは、「驕れる平家は久しからず」ということですね。
今のフジテレビの状況は平家物語そのものです。
それまで7年連続で視聴率三冠王に君臨し、2011年も三冠確実と言われていたフジテレビが2011年8月に起きたフジテレビ抗議デモ以降急激に失速、8年ぶりに三冠王を逃し、視聴率ランキングでも日本テレビに抜かれて2位に転落します。
注目は日本テレビの視聴率が上がったわけではなく、フジテレビの視聴率が急激に下がっていたことでした。
翌2012年はさらに苦戦し、テレビ朝日と日本テレビに敗れて視聴率3位に転落となりました。
「佐藤秀峰さんフジテレビ絶縁宣言事件」も2012年に起きているし、つくづくどうしようもないテレビ局だと思います。
少なくとも国民共有の財産である「公共の電波」を扱うには相応しくないテレビ局なのではないかと思います。
最近では週刊視聴率でテレビ朝日、日本テレビ、TBSに負け、4位に転落というニュースもありました。
フジテレビが視聴率ランキングで4位まで転落するのはなんと30年ぶりとのことです。
4位となると後ろにはもうテレビ東京しか残っていませんし、いよいよ凋落が顕著になってきたと思います。
ただでさえテレビ離れが加速している昨今、もうテレビが神様のような時代ではないのですから、もう少し真摯にならないと益々視聴者から愛想を尽かされることになるのではと思います。
「フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました」
「なので、例えば映画『海猿』の続編などは絶対にありません」
などの一連のツイートは大きな反響を呼びました。
事の発端は、以前にアポイントメント無しで佐藤さんの事務所まで突撃取材に押し寄せたフジテレビの傍若無人な振る舞い。
このやり方にかなり業を煮やしていたようですが、この件については後日、同局報道センターのチーフプロデューサーから謝罪を受け、2度とアポ無し取材をしないと約束したことで和解となりました。
しかし、その後が致命的にまずかったです。
なんとフジテレビが「映画『海猿』関連の書籍を契約書なしに販売していた」ことが発覚し(つまり原作者の承諾無しに勝手に販売)、ついに佐藤さんの怒りが爆発することになります。
そこから冒頭の
「フジテレビさんは信頼に値しない企業であると判断したため、今後は一切新規のお取り引きはしないことにしました」
と絶縁状を叩きつける事態となりました。
さらに後日、佐藤さんはニコニコ動画で
「報道に対しては本当にクソみたいな会社ですし、すぐになくなってほしいと思います。
そういうこと(上記のような好き勝手なこと)をしていて“報道”を名乗るのは本当に恥ずかしいこと。
全員、すぐに報道っていう仕事をやめて欲しい、っていうくらい怒っています」
とフジテレビへの怒りをあらわにしていました。
これが昨年の秋に起きた「佐藤秀峰さんフジテレビ絶縁宣言事件」の一連の流れです。
この件でフジテレビにとって致命的なのが、絶縁状を叩きつけられて映画『海猿』の続編についても拒否されてしまったこと。
2011年8月に勃発したフジテレビ抗議デモ以降、視聴率の低下が顕著で凋落の一途を辿っている同社にとって、貴重なドル箱である映画『海猿』の続編が作れなくなったことはさらなるダメージとなりました。
※なおフジテレビの報道の酷さについては、以下の二つの記事を参照してもらえればと思います。
「ノロウイルスについて」
「小雪さんの韓国で出産の件」
そんなフジテレビが佐藤さんとの和解、復縁を狙ってか、最近不穏な動きを見せているようです。
佐藤さんが最近身の回りで起きている不審なことについてツイッターで語っていたので、以下にご紹介します。
佐藤秀峰@shuhosato
最近、知らない人からメールや手紙をいただいたり、飲み会に呼ばれて行ったら、どこぞの社長がいて「私がフジテレビとの仲介をしてあげよう」みたいのがすごく多いのですが、その内何割が仕組まれたものなのでしょうか…。
代理人立ててるし、これ以上ないって言ってんじゃん…。
2013/02/18 10:52:51
322人がリツイート
佐藤秀峰@shuhosato
知り合いの編集さんも「うちの会社の顧問弁護士が『どうやったら佐藤秀峰を落とせるか教えてほしい』とフジテレビから相談された」て言ってたなぁ…。
「二度と仕事しない」という意味は、「二度と仕事しない」という意味なんですけど、どう言えば伝わるのかな…。
2013/02/18 10:58:41
463人がリツイート
佐藤秀峰@shuhosato
最近届いた怪文書系は、海猿の次回作のシナリオの断片らしき文章のコピーと、僕のファンだという女子中学生(なぜか僕の職場の住所を知っている)からの映画続編を希望するお手紙と、フジテレビの副社長と知り合いだという女性からのお手紙など。
2013/02/18 13:33:31
352人がリツイート
佐藤秀峰@shuhosato
会社の住所はwebで調べれば分かることなので、直接、手紙が届くこと自体は不思議ではないのだけど、これまではなかった現象だなぁ…。
どこかで不快に感じていることを意思表明しておかないと、さらに続きそうなので書いておきますね。
フジテレビとは二度と仕事をしません。
2013/02/18 13:43:02
341人がリツイート
飲み会に呼ばれて行ったらどこぞの社長がいて、「私がフジテレビとの仲介をしてあげよう」などと言われるのは、明らかにフジテレビ側による仕込み的なものを感じますね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
別に佐藤さんはフジテレビとの仲介役を求めているわけではなく、もう二度と仕事はしないと絶縁宣言しているわけですし。
仲介役を求めているのは映画『海猿』の利権が欲しいフジテレビのほうでしょう。
ひとまずこの一連のツイートを見て、フジテレビがだいぶ焦っているというのは分かりました。
私がフジテレビに対して思うのは、「驕れる平家は久しからず」ということですね。
今のフジテレビの状況は平家物語そのものです。
それまで7年連続で視聴率三冠王に君臨し、2011年も三冠確実と言われていたフジテレビが2011年8月に起きたフジテレビ抗議デモ以降急激に失速、8年ぶりに三冠王を逃し、視聴率ランキングでも日本テレビに抜かれて2位に転落します。
注目は日本テレビの視聴率が上がったわけではなく、フジテレビの視聴率が急激に下がっていたことでした。
翌2012年はさらに苦戦し、テレビ朝日と日本テレビに敗れて視聴率3位に転落となりました。
「佐藤秀峰さんフジテレビ絶縁宣言事件」も2012年に起きているし、つくづくどうしようもないテレビ局だと思います。
少なくとも国民共有の財産である「公共の電波」を扱うには相応しくないテレビ局なのではないかと思います。
最近では週刊視聴率でテレビ朝日、日本テレビ、TBSに負け、4位に転落というニュースもありました。
フジテレビが視聴率ランキングで4位まで転落するのはなんと30年ぶりとのことです。
4位となると後ろにはもうテレビ東京しか残っていませんし、いよいよ凋落が顕著になってきたと思います。
ただでさえテレビ離れが加速している昨今、もうテレビが神様のような時代ではないのですから、もう少し真摯にならないと益々視聴者から愛想を尽かされることになるのではと思います。