読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

今週は早かった

2008-10-17 22:04:34 | ウェブ日記
今週は月曜日が休みだったせいか、週末になるまでが早かったです。
気が付けばもう金曜日。
明日、明後日は休みなので、ゆっくり過ごそうと思います

寝不足の日が続いたので、今日は疲れが出ました。
ここ数日、紅華祭のフォトギャラリーを作っていましたが、けっこう仕上げるのが大変でした
写真の並び順一つでガラッとイメージが変わってしまうこともあるので、一番良い形になるように検討しました。
また、紅華祭関連の色々なブログに遊びに行ったりもしました。
紅華祭でイベントに関わったり、露店で販売や呼び込みをした学生さんのブログもあって、興味深く読ませて頂きました
これらのことを仕事から帰ってきてやっていたので、自然と寝不足になってしまいました。
記事をまとめたり、ブログを見て回っているうちに、いつの間にか深夜になっている日が多かったです。
そんなこともあり、あっという間に週末になってしまった気がします。
でも楽しめたので良しとします^^

だいぶ眠気がきているので、早めに寝ようと思います。
早寝早起きすれば、休みを有効に使えますし。
明日は「地図男」という本を読み終わりたいなと思います。
似た名前の「電車男」とはだいぶ違う内容ですが、評価の高い本だけあって面白さがあります。
これを読み終わったら、次は何を読むか、迷うところです。
それではまた

紅華祭2008 学科発表・ダンス大会編

2008-10-16 01:05:00 | フォトギャラリー
※「紅華祭2008」を見る方はこちらをどうぞ。
※「紅華祭2008 空手・テコンドー編」を見る方はこちらをどうぞ。

さて、今回は学科発表とダンス大会のフォトギャラリーを作りました。
紅華祭のフォトギャラリーは今回がラストとなりますので、心ゆくまでお楽しみください

----- 紅華祭フォトギャラリー 学科発表・ダンス大会編 -----


このお部屋は、何を展示しているかというと。。。


主にイラストや漫画を展示しているようでした。
マンガ・アニメーション科の学生さんたちの作品だと思います。


マンガやイラストは、アンケートでどの作品が良かったか投票出来るようになっていました。
こういったお客さん参加型の出し物は良いなと思います


こちらは、CGのイラストが展示されていました。
コンピュータグラフィックス科の学生さんたちの作品だと思います。


CGのイラストも、アンケートで投票出来るようになっていました。
私はこの作品が良いなと思いました。
タイトルは「高校時代に戻りたい」とありました。


続いては、ロボット科の作品。
ロボットは電子技術、機械技術、プログラミング技術などが集約されて出来るものです。
幅広い知識と技術が必要になるので、かなり大変だと思います。
それだけに、作る人たちはすごいなと思います




お子さんたちも気軽に遊べるようになっています


さて、ここからはメインステージで行われたダンス大会の様子をお届けします
どの写真もクリックすると拡大されるので、臨場感を楽しめると思います。
ダンス同様、盛り上がって見ていってください


このチームはトップバッターでした。


なかなかの大人数で、動きも良い感じでした。


ダンスが始まるとギャラリーも増えていきました。
メインステージだけでなく、階段のところにもたくさんの人だかりが出来ています。


このチームは、衣装が良かったなと思います。


アラビアンな衣装とダンスがけっこう合っているように思いました






なかなか良いチームだったと思います
チーム名がわからないのが残念!


この写真の左から二人目の人は、ダンス大会のMCを務めていた「クジラ」さんです。
ギャグを連発するものの、派手にすべっていました!


かなりアクロバティックな動きを披露!
これは難易度が高そうです。


全チームのダンスが終わって、それぞれのチームがステージに集まってくるところです。


みんな集まったところでフィナーレ


良いダンスを見せてくれてありがとうございました
もしかしたら、来年の紅華祭に来るチームもあるかも知れませんね。

それではこのあたりで、紅華祭のフォトギャラリーを完結させたいと思います。
見てくださった方々、ありがとうございます


----- フォトギャラリー後記 -----
日本工学院八王子専門学校、東京工科大学の合同で開催されている紅華祭。
私は卒業後初めての紅華祭参戦でした。
お店の数やイベントがパワーアップしているように思いました。
また、学生さんたちの生き生きした姿にとても好感を持ちました^^
見ているとこちらも元気が湧いてきます。
また来年も来たいなと思うような紅華祭でした


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

紅華祭2008 空手・テコンドー編

2008-10-14 22:52:27 | フォトギャラリー
「紅華祭2008」を見る方はこちらをどうぞ。
昨日に引き続き、紅華祭のフォトギャラリーを作りました。
今回は噴水広場で繰り広げられた空手部・テコンドー部の活躍をお送りします。
気軽に楽しんでください

---------- 紅華祭2008 空手・テコンドー編 ----------


胴着姿の学生たち。
写真からも緊張感が伝わってきますね。




レンガ割りが始まるようです。
3枚も重ねていますが、果たして割れるのでしょうか。。。


顧問の先生でしょうか。
レンガ割りについて説明していました。


レンガを粉砕しました!!
お見事です


お客さんたちも真剣に見つめています。


ここからは、テコンドーになります。
恐るべき蹴り技をたくさん見ることになりました。


高めの位置にある板を見事に粉砕。
下から蹴り上げる感じでしょうか。


こちらもすごい蹴り技を披露しました!


女性も登場。
まずは肘打ちで板を撃破!


可愛い子だなと思っていたら、すごい蹴り技を披露


うかつにナンパなどしようものなら、この蹴りが飛んできそうですね


こちらはジャンプして、今まさに蹴りを放とうとしている瞬間です。
空中から振り抜くなんてすごいですね


こちらは蹴りがヒットした直後ですね。


三枚連続の板割り。
見事、全て割っていました


ジャンピングキック!!
板を持つ人が吹き飛ばされないように、後ろから支えています。


こちらはなんと、コンクリートブロックを粉砕!!
これが一番驚きました。
とてつもない破壊力ですね
一番の見せ場だったということで、この写真をトリにしました。


というわけで、空手・テコンドーにスポットライトを当てたフォトギャラリーをお送りしました
紅華祭のフォトギャラリーはあと1つか2つ作る予定です。
それではまた


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

紅華祭2008

2008-10-13 21:51:08 | フォトギャラリー
10月12日・13日の二日間に渡って、第四回紅華祭が行われました。
紅華祭は東京工科大学と日本工学院八王子専門学校が合同で開催する学園祭です。
毎年盛り上がりを見せている紅華祭に、専門学校を卒業後初めて行ってみました。
とても熱気があって楽しめました
何より、学生たちの躍動感が伝わってきたのが良かったです。
写真もたくさん撮ったので、どうぞフォトギャラリーをお楽しみください

---------- 紅華祭2008 ----------


到着しました!
さっそく楽しんできます






奥にそびえる建物が東京工科大学です。
その他が日本工学院八王子専門学校です。


かなりの盛り上がりを見せていますね


お店もたくさん出ています


ビデオカメラで撮影をしているようです。
たぶん放送・映画科の学生さんたちだと思います。


ここは噴水広場です。


ライブハウスもあります。
きっとコンサート・イベント科の学生さんたちが作ったのだと思います。


こんな感じで、本格的な設備となっています。
学生さんにとっては、日ごろの成果を試す良い機会だと思います


ライブに遭遇しました
大学のサークルの方々が演奏しています。
ライブは色々な場所で行われているようでした。




階段に座る皆さん。
何となく「学園祭」の雰囲気が出ていて良いですね


奥の建物は図書館棟です。
私もよく利用しました。


ふたたび噴水広場。
ここは一休みするのに適しています。




ここから視点が変わったのに気付いたでしょうか。
とある建物の3階から撮影しました。




卒業して時間が経ちましたが、建物の構造はまだまだ覚えています。
とても広い敷地なので、一般の人は迷子になることがあるかも知れません。






秋晴れは清々しくて良いですね


くまさんに遭遇!


このくまさんはとてもノリが良くて、カメラを向けたらポーズをとってくれました。


ポーズが面白かったので笑いながら撮影しました
良いくまさんでした




またまたライブに遭遇。
これも学園祭ならではですね


ご覧のとおり、まだまだ大盛況を見せていますが、そろそろ失礼しようと思います。

学生さんたちの生き生きした姿を見ていたらこちらも元気が出てきました。
とても良い紅華祭になったことと思います。
関係者のみなさん、本当にご苦労様です

そして、フォトギャラリーはまだ続きます。
とてもイベント盛りだくさんだったので、いくつかに分けることにしました。
この後は「イベント編」、「空手・テコンドー編」、「学生出し物編」などを作ろうと思います。
どうぞお楽しみに

追加
※空手・テコンドー編を見る方はこちらをどうぞ。

※学科発表・ダンス大会編を見る方はこちらをどうぞ。

※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

「池袋ウエストゲートパーク」石田衣良

2008-10-12 01:45:50 | 小説
今回ご紹介するのは「池袋ウエストゲートパーク」(著:石田衣良)です。

-----内容-----
ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。
刺す少年、消える少女、潰しあうギャング団……
命がけのストリートを軽やかに疾走する若者たちの現在を、クールに鮮烈に描く大人気シリーズ第一作。
青春小説の爽快さとクライムノヴェルの危険さをハイブリッドした連続ドラマ化話題作にして、日本ミステリー連作の傑作。

-----感想-----
ウエストゲートパーク、池袋西口公園はJR池袋駅西口のすぐ正面にある。
噴水を囲む円形広場は夜になるとGボーイズのたまり場だ。



GKはゴールキーパーの頭文字じゃない。
Gボーイズの王様(キング)って意味。
やつの名は安藤崇。
タカシは池袋のギャングボーイズを束ねてる頭で、すべてのチームの王様。



こういった文章が出てくると、物語への期待感が高まります。
池袋を舞台にどんなドラマが繰り広げられるのか、ワクワクしながら読み始めました。
読んでみると、意外と重い内容を含んでいることがわかりました。
この小説は

池袋ウエストゲートパーク
エキサイタブルボーイ
オアシスの恋人
サンシャイン通り内戦

の四つの物語があるのですが、どれも殺人事件が起きたり、暴力団が出てきたり、ギャング団同士の抗争が繰り広げられたりと、激しい展開でした。
そして池袋で何か事件が起きたとき、解決を頼まれるのが主人公の真島誠です。
真島誠は19歳で、高校を卒業後は池袋西口の商店街にある家業の果物屋の手伝いをしています。
Gボーイズの王様・安藤崇からも信頼されていて、「お前ならいつでも幹部に迎える」とまで言われていました。
みんな事件が起きると真島誠に相談しに来るので、相当顔が広いのではと思います。


私は「サンシャイン通り内戦」が一番面白かったです。
ギャング団同士の抗争が繰り広げられて、とても緊張感のあるストーリーでした。

池袋ではみんなその抗争を、内戦(シヴィルウォー)と呼んでいた。
サンシャイン60階通りをはさんだ水面下の戦い。
「サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)」とね。


やつのチーム「レッドエンジェルス」は静かに勢力を伸ばしていた。
この春からエンジェルスは、Gボーイズに正面きってぶつかるようになった。


ひとつの街にふたりの王様はいらない。
内戦は週ごとに激化した。
池袋の「赤と青」戦争の惨劇。


Gボーイズのチームカラーが青、レッドエンジェルスのチームカラーが赤です。
この内戦にはある組織が絡んでいたりして、一筋縄ではいかない展開でした。
おかしくなってしまった池袋を元にもどすため、真島誠もかなりの奮闘を見せました。

「マコト、おまえがピースメーカーになれよ。手伝うぜ。ガキの内戦なんて、もうたくさんだ」
この台詞はなかなか良かったと思います。
内戦の解決に向けて、ここから流れが変わっていくであろう雰囲気が伝わってきました。

また、数年前実際に池袋などでカラーギャングが暴れていたので、この話はかなり真実味がありました。
ニュースでギャング団が暴れているのを見た記憶があります。
インターネットで調べてみたところ、もともとはテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」でカラーギャングが取り上げられたのが原因で、ギャングたちが一気に池袋や新宿に集まってきた経緯があるようです。
現在では警視庁により、カラーギャングたちは壊滅しました。
なんだか小説やドラマのような話ですが…現実に警視庁VSカラーギャングの戦いがあったと思うと、怖い世の中だなと思います。
池袋の街は何度か歩いていますが、それほど治安の悪さは感じないので、平和になったのだと思います。

さて、私の趣味の一つでもある「街歩き」。
既に池袋のフォトギャラリーを作っているので、今回は小説レビューとフォトギャラリーのコラボが実現しました
色々な街のフォトギャラリーを作っていると、小説の舞台を紹介出来たりするので便利ですね
池袋フォトギャラリーを見る方はこちらをどうぞ。
ウエストゲートパーク(西口公園)も載っています
続編もたくさん出ているシリーズなので、そちらも読んでいこうと思います


※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。

瞳を閉じれば…

2008-10-09 23:07:36 | ウェブ日記
ここ最近、高校生だった頃をよく思い出します。
ふとした瞬間に脳裏をよぎる、校舎へと続く道。
いちょう並木があり、駐車場があり、なかなか長い道でした。
その道を三年間歩きました。
あるときは春の日差しが心地よく、あるときは秋の日差しに哀愁を感じました。
雪が降り積もって歩くのに一苦労、なんてこともありました。

昇降口で上履きに履き替え、教室に行くと…そこに待つのはとても騒がしいある日の風景。
みんな喋るのが生きがいみたいにたくさん喋っていました。
それは意外と悪くない光景だったのかも知れません。
瞳を閉じれば、鮮明に思い出されます。
あいつは痩せていて、あいつは太り気味で、あいつは眼鏡をかけていて、あいつはテンションが高めで。。。
みんな、記憶の中に生きているんだなと思います。

目を開けると、そこには当然、あの頃の人たちはいません。
高校以来会っていない人もたくさんいますが、みんなどうしているのだろうと気になることがあります。
そんな風に思うのは、やはり秋だからだと思います
秋はこういう気持ちになりやすいですしね。
高校には卒業以来一度も行っていないので、いつかまた行ってみたいものです。
きっと行き交う生徒たちを見て、懐かしい記憶がたくさん呼び起こされるのではと思います

10月といえば

2008-10-07 23:54:52 | ウェブ日記
いよいよ10月。
いつの間にか秋らしくなってきました。
10月といえば、ハロウィンや十三夜などがありますが。。。
競馬ファンにとっては、10月といえば秋のGⅠシリーズではないでしょうか
先日のスプリンターズステークスでいよいよ秋のGⅠシリーズが開幕となりました。
スプリンターズステークスは見ませんでしたが、秋華賞、菊花賞、天皇賞(秋)の三週連続GⅠは見たいと思います。
特に面白くなりそうなのが、天皇賞(秋)。
どうやら強豪が集結しそうです。

まずはディープスカイ。
現時点では菊花賞に向かうか天皇賞(秋)に向かうか未定とありましたが、何となく天皇賞(秋)に出てきそうな気がします。
何しろ、今年の春にNHKマイルカップと日本ダービーの変則二冠を達成した馬です。
(本来の二冠は皐月賞、日本ダービーなので、変則二冠と呼ばれています)
東京競馬場との相性はバッチリ。
菊花賞に出ても天皇賞(秋)に出ても、「変則三冠成るか」を話題にされるのは必至の情勢ですが、さきほどネットで調べたらこの秋の最大目標はジャパンカップとありました。
となると。。。ジャパンカップと同じ東京競馬場で行われる、天皇賞(秋)に出てくる可能性が高いのではと思います。
今週にはどちらのレースに出るか確定するようなので、楽しみです

それと、ウォッカも天皇賞(秋)に参戦します。
この秋は毎日王冠→天皇賞(秋)→ジャパンカップというローテーションを予定しているようです。
ウォッカは昨年、日本ダービーを勝ったものの、その後は勝ち星から遠ざかっていました。
しかし6月に行われた安田記念で見事復活。
3つ目のGⅠタイトルを手にしました
ウォッカはディープスカイ以上に東京競馬場が合っていると思います。
「黄金の左」と思っている人も多いはず
今週末の毎日王冠をぜひ勝って、天皇賞(秋)に乗り込んでほしいです。

そして、アドマイヤジュピタも天皇賞(秋)に参戦。
今年の天皇賞(春)優勝馬です
天皇賞春秋連覇を狙います。
この秋は京都大賞典→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念で行くようです。
こちらは夏の間にアクシデントがあったらしく、体調面が気がかり。
京都大賞典でどのような走りを見せるか、注目です。
ここを勝つようなら、本物の一流馬の領域になっていると思います。

さらに、メイショウサムソンがまさかの参戦予定!
凱旋門賞では残念ながら10着に敗れてしまったサムソン。
フランスから日本に移動して、中二週で出走するというのは…大丈夫なのでしょうか。
サムソンはジャパンカップでの引退が濃厚とのことです。
天皇賞(秋)かジャパンカップ、ファンとしては最後にもう一度、GⅠを勝つ姿を見たいのですが、今回ばかりは厳しそう。
頑張ってほしいと思います。

天皇賞(秋)は東京競馬場に見に行こうかなと考えています。
去年見に行ったとき、ファンファーレの手拍子で地鳴りがするように感じたあの凄さ、はっきりと覚えています。
あの感動をもう一度ということで、今年もぜひ行きたいです

「ミッキーマウスの憂鬱」松岡圭祐

2008-10-05 18:59:29 | 小説
今回ご紹介するのは「ミッキーマウスの憂鬱」(著:松岡圭祐)です。

-----内容-----
東京ディズニーランドでアルバイトすることになった21歳の若者。
友情、トラブル、恋愛…。
様々な出来事を通じ、裏方の意義や誇りに目覚めていく。
秘密のベールに包まれた巨大テーマパークの<バックステージ>を描いた、史上初のディズニーランド青春成長小説。
登場人物たちと一緒に働いている気分を味わってみて下さい。
そこには、楽しく、爽快な青春のドラマがあるはずです。

-----感想-----
史上初のディズニーランド青春小説ということで、興味を持ったこの作品。
読んでみると、ディズニーランドの裏舞台が見えてきます。
今や日本中の誰もが知っているであろうディズニーランド。
その夢と魔法の世界を支えているのは、「キャスト」と呼ばれる人たちです。
ディズニーランドを運営するオリエンタルランドという会社では、ディズニーランドで働く人たちのことを「キャスト」、遊びに来るお客様のことを「ゲスト」と呼んでいます。
働く人たちは、夢と魔法の世界に出演してこの世界を作っている、よって一人一人がキャストなのだという考えです。
働く人たちの鉄の掟として、ゲストの夢を壊さないというのがあります。
ミッキーの中には人など入っていない、実在するのだという気持ちで、ゲストを迎えています。
現実のディズニーランドもそうですが、この辺りは本当に徹底しているなと思います。

タイトルの由来は、働く人たちの抱く葛藤と、ミッキーマウス自身に起こった災難からきているのかなと思います。
働く人たちは夢と魔法の世界の現実に直面し、次第に夢を見なくなっていきます。
現実のディズニーランドではそうでもないのかも知れませんが、この作品ではそんな感じに描かれていました。
綿矢りささんの「夢を与える」という作品にもありましたが、夢を与える側は夢を見てはいけないということですね。
何だか寂しい気もしますが、これが現実なのかも知れません。

正社員と準社員の間の確執もあって、不当な扱いを受ける準社員の姿が描かれていました。
主人公は後藤という準社員の青年なのですが、どこか準社員を見下した態度をとる正社員にだいぶ憤っていました。
後藤自身も他の人の仕事に勝手に首を突っ込んだりしていたので、全て後藤が正しいわけでもないのですが

盛大なパレードが行われているその舞台裏には、多くの関係者の苦労があります。
決して表に出ることのない彼らは影の功労者として、ディズニーランドを支えています。
縁の下の力持ちですね

また、この作品ではまさかの「ミッキーマウス○○事件」が発生して、物語にうねりが起こります。
繰り広げられる横暴な取調べ、熱い人間ドラマ…夢と魔法の王国は、無事に危機を乗り越えることができるのか。。。

文章がシンプルなので、わりとテンポ良く読めました。
内容も普段は知ることのないディズニーランドの舞台裏が描かれていて面白かったです。
ディズニーランドは小学生の頃に行ったきりなのですが、この作品を読んでいたら久しぶりにに行ってみたくなりました


※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。

みなとみらいの屋形船

2008-10-03 23:54:40 | フォトギャラリー
みなとみらいに行くと、屋形船を見かけます。
この屋形船が真価を発揮するのは、間違いなく夜だと思います
みなとみらいの素敵な夜景を見られますし。
今回は少なめの枚数ですが、良い写真が撮れたのでどうぞお楽しみください

----- 横浜フォトギャラリー みなとみらいの屋形船 -----


というわけで、みなとみらいにやって来ました。
この写真は、汽車道の手前の横断歩道から撮ったものです。


ここはすでに汽車道の中です。
この写真の右手をむくと、


幻想的な夜景が待っています
夜景を詳しく見たい方は、フォトギャラリー館の横浜フォトギャラリーをご覧ください


屋形船から見る夜景は、普段とは視点が違うので新しい発見があるかも知れませんね。


屋形船から見上げるランドマークタワー。
迫力がありそうです


お酒が好きな人は、この素敵な夜景を肴に一杯飲みたくなるのではと思います


この写真はクリックすると拡大されます。
ここは汽車道から見える夜景の中でも、かなりのお気に入りスポットです
コスモワールドの観覧車を中心に、良い夜景が広がっています。
屋形船からの眺めも、格別なのではと思います。


今回の写真は、先週の金曜日に撮りました。
この日は夜景でも見ながら考え事をしたい気分だったので、仕事帰りにそのまま横浜に行きました。
さすがに疲れましたが、お気に入りの街があるというのは良いものですね。
いつか屋形船にも乗ってみたいと思います


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

小説レビューを振り返ってみると…

2008-10-02 00:02:42 | ウェブ日記
このブログの中心的存在である、小説レビュー。
今日は、この小説レビューについて、振り返ってみようと思います。

初期の頃から振り返ってみると、少しずつ変化がありました。
最初はとにかく良い感想を書きたいと思い張り切ったものの、思うような文章が書けなくて空回りすることも多かったです。
とても長い感想になって、長いわりに中身がイマイチと感じることもありました。
長ければ良いものでもないなと思い、程よい長さの文章にして、いかにわかりやすく感想を書くか、色々と試行錯誤してきました。
昨年の秋頃からはある程度構成が決まってきました。

最近ではお馴染みとなっている

-----内容-----
-----感想-----

のスタイルも、初期の頃にはありませんでした。
自分の感想なので、適当に書けば良い気もしますが、小説レビューには全力投球することが多いです。
たまにダメな記事になることもありますが。。。

あまり詳しく書き過ぎても良さが伝わるとは限らないし、レビューをうまくまとめるのは難しいです。
そんな中、今まで書いてきたレビューの中で、自分でも満足のいく出来だったものがあります

風が強く吹いている(著:三浦しをん)

波打ち際の蛍(著:島本理生)

この二つのレビューは、上手く書けたと思います
特に「風が強く吹いている」は500ページにもなる長編小説だったので、まとめるのが大変でした
しかしとても面白くて読み応えのある青春小説だったので、感想を書くのは楽しかったです
楽しみながら書いていると、自然と満足のいくレビューになりますね。

これからも小説レビューはマイペースに書き続けていこうと思います。
ブログの軸として、大切にしていきたいです