読書日和

お気に入りの小説やマンガをご紹介。
好きな小説は青春もの。
日々のできごとやフォトギャラリーなどもお届けします。

「となり町戦争」三崎亜記

2009-02-15 22:52:39 | 小説
今回ご紹介するのは「となり町戦争」(著:三崎亜記)です。

-----内容-----
ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。
だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。
それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。
そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から一通の任命書が届いた……。
見えない戦争を描き、第17回小説すばる新人賞を受賞した傑作。

-----感想-----
この作品は不思議なものでした。
ある日、主人公の北原修路が町の広報紙を見たら、そこには「となり町との戦争のお知らせ」という記載がありました。
どんなことになるのだろう…と思った主人公ですが、意外にも今までと同じ日常が過ぎていきました。
しかし、その次の号の広報紙で、戦死者数12人と記載されていて、戦争が確実に始まっていることを思い知らされました。
町は平穏そのものに見えるのに、水面下では既に死者が出ていたのです。
そんなある日、「戦時特別偵察業務従事者」の任命書が届いて、ついに主人公もとなり町との戦争に関わっていくことになります。
任命式を終えて、偵察業務を開始する主人公ですが、それほど日常が変わった気配はありません。
それなのに広報紙に記載される戦死者数は着々と増えていきます。
一見すると平和そのものの町のどこで戦闘が繰り広げられているのか、とても気になりました。
また、となり町との戦争に関わる一連の専門用語も面白かったです。
戦時特別会計、となり町戦争推進室、となり町戦争推進に関する条例施行規則、財団法人隣接町戦争公社などの言葉が出てきます。
これらが会話の中で使われるので、読んでいてすごく難しい会話のように思いました
いかにも戦争をしている雰囲気が出ていたと思います。

興味深かったのは、町が戦争を「事業」として推進していたことです。
予算などもあり、当たり前のように戦争が推し進められていました。
戦争をするのが利益になるというのは、おかしなことだと思います。
町の人たちも戦争を拒否しているわけではなく、戦争が行われるのは仕方ないことと思っていて、どう戦争と付き合っていくかを考えていました。
そんな世の中にはなってほしくないなと思いました。

あまり類のない、珍しいタイプの小説だったと思います。
以前読んだ「バスジャック」もそうでしたが、三崎亜記さんはこういった作風のようですね。
なかなか個性的で良いのではないでしょうか。
機会があったら他の作品も読んでみたいと思います


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フォゲッタブルが勝利!

2009-02-14 21:23:53 | スポーツ
本日行われた京都競馬場第5レースの未勝利戦で、フォゲッタブルが見事勝ちました
手強そうな相手がいただけに、無事に勝つことが出来て良かったです。
フォゲッタブルについて簡単にご紹介すると、以下のようになります。

馬齢 三歳
性別 牡馬
父  ダンスインザダーク
母  エアグルーヴ
戦績 2戦1勝

今回勝った未勝利戦は芝2200mでした。
この距離で勝てたのは良かったと思います。
三歳馬には、皐月賞、日本ダービー、菊花賞のクラシック三冠というレースがあります。
いずれのレースも出走へのハードルが高く、1勝しただけのフォゲッタブルにはまだ出走権利はありません。
三冠レースの日程と開催場所は以下のようになっています。

皐月賞:4月19日、中山競馬場、芝2000m
日本ダービー:5月31日、東京競馬場、芝2400m
菊花賞:10月25日、京都競馬場、芝3000m

毎年これらのレースを目指して、熱い戦いが繰り広げられます。
近年では2005年にディープインパクトが三冠を全て制し、社会的にも話題となりました。
フォゲッタブルは皐月賞への出走は厳しいですが、日本ダービーは5月31日なので、あと3ヶ月半あります。
次のレースでも勝つことが出来れば、日本ダービー出走へのチャンスが出てきます。
何はともあれ、こういった想像を膨らませられるのは、今回勝てたからです。
初勝利、おめでとう

春一番

2009-02-14 10:01:05 | ウェブ日記
昨日は春一番が吹きました
朝は冷たい風でしたが、午後になると風向きが変わったらしく、温かい強風が吹いていました。
夜帰ってきてニュースを見たら、広い範囲で春一番が吹いたと報じられていました。
春一番は「2月から3月の半ば、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄り(東南東から西南西)の強い風」とされています。
南寄りの風だけに、気温も上がりやすくなりますね。
そして今日は昨日よりさらに温かくなるらしく、東京の最高気温は21度まで上がるそうです
4月下旬並みの気温ということで、今日は服をどうするかで困りそうです
本来の4月下旬なら薄着でも大丈夫ですが、この時期にそんなことをしたら風邪を引くのではと思います
やや薄着にして、念のため上着を持ち歩くくらいが良さそうです。
天気予報では雨のち晴れでしたが、今の時点で晴れているので、今日は絶好のお出かけ日和になるのではと思います。
私も出かけてこようと思います

来週はまた寒くなるようですし、だいぶ気温の変化が大きくなっています。
気温の変化が大きくなると、体がついていかなくなるものです。
風邪には気を付けようと思います。

格調高き日本橋

2009-02-12 23:35:36 | フォトギャラリー
今回は日本橋を歩きました。
日本橋というと、名前からして厳かなイメージがあります
場所はJR東京駅のすぐ近くで、同じく東京駅のすぐ近くの丸の内とは若干雰囲気が違いました。
ビル群の中に年代を感じさせる建物があったりして、なかなか良い場所なのではと思います。


---------- 東京フォトギャラリー 格調高き日本橋 ----------


というわけで、日本橋にやってきました。


ここは「COREDO(コレド)日本橋」というビルです。
COREDOとは、CORE(中心部)+EDO(江戸)=「江戸の中心」という意味の造語です。




高島屋の日本橋店。
ここが本店かと思いましたが、調べてみたら本店は大阪の難波にあるようです。




青空と高島屋と手前のビルで、良いコントラストになっていますね


これは「平和の鐘」というそうです。


手前の通りにはわずかに下町の雰囲気があり、奥の高層ビルはバリバリの都会という、面白い構図の場所です^^


ここはJR東京駅のすぐ近くです。
横断歩道を渡って少し歩けば到着します。


こちらは、とある橋です。


なかなか厳かな雰囲気の橋ですね。
名前は何というのでしょうか。




そう、ここが日本橋です
小さめの橋ですが、さすがの貫禄がありました。


橋を渡ったらこれがありました。
「東京市道路元標」と書かれています。
そしてこの下には…


この「日本国道路元標」がありました。
なぜ両者の名前が違うのかを調べてみたら、以下のような歴史があることがわかりました。

-ウィキペディアより-
日本橋の中央にあった東京市道路元標は、1952年の日本橋の道路改修に伴い日本橋の北西側袂に移設された。東京市道路元標があった場所には、50cm四方の日本国道路元標が埋め込まれた。


さらに、「里程標」というのもありました。
各都市までの距離が記されています。
漢数字の下の漢字は、「キロメートル」のことだと思います。


日本橋三越本店。
この辺りはドラマ「華麗なる一族」の音楽が聞こえてきそうな雰囲気がありました。


ちなみにここ日本橋三越本店では、「堂島ロール」という大人気のロールケーキを売っています。
大阪発のこのスイーツ、もしかすると「生キャラメル」並みに人気があるのかも知れません。
連日売り切れになるようなので、購入する場合は早めに行ったほうが良さそうです。
私もいずれ食べてみたいと思います


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京橋ドンピエール

2009-02-11 15:09:50 | グルメ


JR東京駅構内に、京橋ドンピエールというお店があります。
ここはカレー専門店で、以前テレビで旨いカレーの店として紹介されていました。
そんなに旨いのなら。。。ということで興味を持ち、行ってみることにしました。


私は「タンドリーチキンカレー」を注文しました。
食べてみると、最初に甘みが広がったのが印象的でした。
りんごのような、ヨーグルトのような、そういった類の甘さを感じました。
その三秒後くらいに、今度は辛さが広がってきました。
この二段階の味わいはなかなか良いなと思いました
なので福神漬けは盛らずに、カレーの味をそのまま楽しむことにしました。
チキンはパリッとしていて辛めの味付けになっていて、カレーと合っていたと思います。

店内を見るとここのカレーが、「丸の内のOLが選ぶランチ」の第一位に選ばれたというポスターがありました。
ホワイトカレーというメニューでした。
私はホワイトカレーより、今回のようなカレー然としたカレーのほうが好きですが
女性サイドから見ると、海鮮素材などを使ったホワイトカレーは、あっさりとしていて良いのかも知れませんね。

駅構内のお店というと地味なイメージがありますが、最近はそうでもないようです。
旨いカレーの店が駅構内にあるというのは驚きでした。
出かける前の腹ごしらえに、ここのカレーを食べていくのも良いかも知れませんね

空中回廊

2009-02-10 23:32:42 | ウェブ日記

ここは新宿のビルとビルをつなぐ空中回廊です。
20世紀少年を上映している映画館を探しているときに、ここを通りました。
果たしてこの先には何が待ち受けるのか…
次回最終回!
というくらいの気持ちでこの先を目指したのですが、結果は不発でした^^;
あったのは演劇などの劇場でした。

それにしてもこの空中回廊は、期待を抱かせるものを持っているなと思います。
写真からも、遥か先に待つ未来のようなものを感じます
この遠近感がそうさせるのでしょうね
また、快晴だったのも影響していると思います。
これが曇りや雨だと、それほどの期待感は抱けない気がします。
そういった意味では、良いときにこの場所を通ったなと思います。

ここからの眺めを撮り損ねたのは残念です。
晴れの日にまた通ることがあったら、ぜひ写真に収めたいと思います。

春を待つ新宿御苑

2009-02-08 20:46:30 | フォトギャラリー
昨日映画を見に行ったとき、上映まで時間があったので散歩に出かけました。
新宿御苑に行くことにしました。
「夜光曲」という小説で、新宿御苑が舞台になっていたので、どんな場所なのかいずれ見てみたいと思っていました。
晴天だったのでとても良い散歩となりました


---------- 春を待つ新宿御苑 ----------


新宿御苑の入り口に到着。
新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門の三つの門があり、私は新宿門から入りました。


天気にも恵まれ、多くの人が来ていました。


質素ながらも風流のある花。
名前は何というのでしょうか。




松の木。
太陽の光を浴びて輝いていました




梅の木。
既に花が咲いていました


良い感じに咲いていますね^^


こちらも梅の木です。


こちらは白い花が咲いています。


太陽の光によく映えて、綺麗だと思います


新宿御苑の向こうには新宿のビル群が見えます。


かなり大きな木もありました。


ずっと向こうまで芝生が続いています。
フワフワとしていて歩きやすかったです^^


春になればこれらの木も緑が生い茂ることと思います。


こちらは「カンザクラ」という桜です。
見事な花を咲かせていました


写真中央に鳥がいます。
ヒヨドリでしょうかね。




カンザクラの花を見たのは初めてだと思います。
桜といえばソメイヨシノや枝垂桜のイメージが強く、早咲きの桜とは今まであまり縁がありませんでした。
このカンザクラを見ていたら、一歩一歩近づく春を実感しました。
とても綺麗な花を見られて良かったと思います


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20世紀少年第2章 最後の希望

2009-02-08 00:21:18 | 音楽・映画
今日は「20世紀少年第2章 最後の希望」を見てきました
前回と同じく新宿マルイのバルト9に行きました。
前回2月1日に来たときはあまりの盛況ぶりでチケットが買えず、見るのを諦めることになりましたが、今日は無事に買うことが出来ました。

※第1章のレビューはこちらをどうぞ。

物語は、西暦2015年を舞台に進んでいきました。
第1章のクライマックス・西暦2000年12月31日の「血の大晦日」で、人類を滅亡の危機から救った救世主として、みんなから崇められている”ともだち”の姿がそこにはありました。
明らかに第1章のときより権力が強大になっていました。
いつの間にか”ともだち”の影響力は日本だけでなく世界中に広がっていました。

一方、第1章ではまだ小さな子供だったカンナが、第2章では女子高生になっていました。
最後の希望として、”ともだち”が支配する世の中に抵抗するカンナ。
高校の授業では、「血の大晦日」のことも教科書に載っていて、ケンジたちが事件の犯人に仕立て上げられていました。
これに猛抗議をするカンナの姿が印象的でした。
カンナはかなり直情的な性格のようです
カッとなったらそのまま突っ走ってしまう感じですね。
なかなか存在感があり、さすが最後の希望だと思いました。

そして第2章では、「しんよげんの書」というのが出てきます。
第1章の「よげんの書」は2000年12月31日で人類が滅亡するというものでしたが、それには続きがあったのです。
物語後半ではこの「しんよげんの書」の内容がかなり重要になってきます。
またしても人類に滅亡の危機が…

第1章で謎だった人物の正体が明らかになってきましたが、それでも”ともだち”が誰なのかはベールに包まれたままです。
”ともだち”は誰なのか、なぜそこまでして人類を滅亡させようとするのか、これらの謎は第3章で明らかになるようです。

また、色々な役者が脇役として登場していたのも印象的でした。
徳光和夫さん、研ナオコさん、小池栄子さん、宇梶剛士さん、ユースケ・サンタマリアさん、日テレの羽鳥アナなど、豪華な顔ぶれでした
場面が変わるたび、次は誰が出てくるのか楽しみにしながら見ていました^^

話の展開はかなり早かったものの、全体として楽しめる作品でした。
原作を読んでいないと名前もわからない人が何人もいましたが、名前がわからなくても話は楽しめる、そういった作りになっていたと思います。
全速力で進んでいく物語に少し緩急をつけるために、上記のように色々な役者さんを配したのかも知れません。
特に小池栄子さんは強烈な演技をしていて印象に残りました。
原作も読んでおいたほうがより物語を理解できると思いますが、読んでいなくても楽しめるように仕上がっていたのは良かったです。
最終章となる第3章は8月29日の公開とあったので、今から楽しみです

「まほろ駅前多田便利軒」 -再読- 三浦しをん

2009-02-07 11:33:03 | 小説
今回ご紹介するのは「まほろ駅前多田便利軒」(著:三浦しをん)です。

-----内容-----
まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。
駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。
ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―
ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。
多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。

-----感想-----
まほろ市は東京の南西部に、神奈川へ突きだすような形で存在する。
東京の区部から遊びにきた友人は、まほろ市に都知事選のポスターが貼ってあるのを見て、「まほろって東京だったのか!」と驚く。
まほろ市は、東京都南西部最大の住宅街であり、歓楽街であり、電気街であり、書店街であり、学生街だ。
スーパーもデパートも商店街も映画館も、なんでもある。

この文を読むと、まほろ市が東京都町田市をモデルにしているのを実感します。
例えば、私鉄の箱根急行線・通称ハコキューというのが登場しますが、これは小田原急行線(オダキュー)をモデルにしているのだろうと思います。
ほかにも、JR八王子線というのが出てきます。
これは当初、何をモデルにしているのかわかりませんでした。
しかしよく考えてみると、町田にはJR横浜線が通っています。
そしてJR横浜線は横浜⇔八王子間を結ぶ路線です。
なるほど、それで八王子線という名前にしたのか。。。と思いました。
前回読んだときは町田市を意識していなかったので、これらに気付いたときはちょっと笑ってしまいました。
町田市は何度か訪れていますが、たしかにこの作品のまほろ市のような雰囲気だと思います。
都心からは離れていますが、都心に引けをとらない賑やかさです。
作中で多田が語っているように、ゆりかごから墓場まで、まほろ市内だけですむようになっています。

そんなまほろ市を舞台に、多田と行天が繰り広げる便利屋物語。
地域密着型の便利屋ということで、実に色々な人たちから依頼が来ます。
しかもトラブルメーカーの行天のせいで、毎回きな臭い展開になってしまいます
簡単な依頼だと思っていたものが、何故かヤクザ絡みの事件になったり…
それでも毎回何とか解決していきます。
便利屋の仕事をとおして少しずつ知り合いも増えていき、「多田便利軒」をまほろ市に根付かせていっていました。
ハードボイルドな雰囲気と三枚目な雰囲気を併せ持った小説だと思います。
バタバタした展開の中、たまに良い台詞も出てきますし。
この作品は何度読んでも楽しめると思います。

というわけで、初の再読レビューを書いてみました。
先日文庫版が発売されているのを見つけて、久々に読んでみようと思いました。
再読してみると、前回には気付かなかったことが見えてきたりして、面白かったです
前回のレビューでだいたいのことは書いていたので、今回は町田市とまほろ市のことをメインに書いてみました。
そういえばたまに、ポストに便利屋の広告が入っていることがあります。
多田と行天のようなコンビが、この街にもいるのかも知れないなと思いました。
続編の「まほろ駅前番外地」も、発売されたらぜひ読んでみたいと思います


※前回のレビューはこちらをどうぞ。

※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。

機械設計の真骨頂

2009-02-05 21:19:29 | ウェブ日記

先日「20世紀少年第二部」を見るべく新宿を訪れた際、写真のようなものを見かけました。
建設作業用のクレーンなのですが、注目すべきはその足の細さです。
この細さで、上にあるもの全てを支えているなんて。。。
普通は土台のほうが幅が広いはずなのですが、これは全く逆の造りになっています。
地震でも来たらひとたまりもないのではと思いました。
しかしそこは、技術大国日本。
当然地震が来ても大丈夫なように設計されているはずです。
写真を見た限り、クレーンの曲がる角度はそれほど大きくはならないように見えます。
もし80°や90°になってしまったら、バランスが失われてクレーンが破壊されるような気がしますし。
一見アンバランスな造りに見えますが、きっと緻密な計算をしていると思います。
計算した結果、この細さでも大丈夫という結論になったのでしょう。
機械設計の真骨頂を見た気がしました

ちなみに、足の部分には梯子があり、上まで上っていけるようになっています。
作業する人はこれを上っていくのですから、すごいなあと思います。