夜、買い物にマーケットに行った時、小学校の同級生にすれ違った。娘と息子を連れたお父さん。にこやかに娘と笑いながら話していた。その笑顔に救われる思いがした。彼の奥さんは1、2年前くらいに突然倒れて亡くなったらしい。確かまだ、30代だった。小学生と中学生の子どもを残して逝くなんて、あまりに可哀想すぎた。そっと声もかけずに帰って来たが、一瞬に感じた家族の息づかい、温かさ。いいお父さんして、頑張っているんだね。人生は何が起こるか解らないけど、その中でささやかに精一杯生きていきたいよね。何だか言葉にできないけれど、あたたかい瞬間だった。
毎月、近所の友人宅で何人かに声かけをして集まる日をみんなで作っている。このメンバーの知り合ったきっかけは、子どもの保育園の保護者会での役員同士。昨日は4夫婦8人で、持ち寄り食事+飲み会をした。この日は、明日が選挙の投票日なので、それに向けてのそれぞれの思いを話し合った。何となく、政治の話はタブーの感もあるが、タブーにしてはいけないと私は思う。当たり前に、話さないから情報も行き来しない。遠いものになる。遠くのものにしてはいけない。それは自分たちのために、子どもたちの未来のために。それが、私が地球環境や平和をテーマに市民活動して来た気持ちだ。どんな思いで、どんな投票をしてもいいのだ。みんな、違っていていい。まず、話すことから始めよう!それが大切な一歩だと思う。