もう10年程前から、県関係の電話カウンセリングに関わっている。どんなふうにアドバイスしてあげるの?とたまに聞かれるが、基本的にアドバイスはしない。ひたすらクライアントの声に耳を傾け、共感してあげる。そしていろんな角度から、話を聞いていく。話を誰かにしっかりと聞いてもらうだけで不思議と癒されることもある。人に話すうちに、クライアントが自分の中で絡まった糸をほどいていけるのが一番なのだ。そして、できるならこんな方法もあるかもしれないと、方向性をいろいろクライアントと一緒に見つけ出していく。解決方法は決して一つではないし、他の人に出来てもその人には出来ないこともある。自分に合った方法を探し出すのが一番いいと思う。
カウンセリングに関わり出したきっかけは、若い頃悩みにぶつかった時、誰かにしっかり聞いてほしかったのに誰にもしっかりと聞いてもらえなかったという無念の思いがあるからなのかもしれない。でも、それを今こうしてヒモをほどいて文章にして考えてみると、若い頃の自分はちゃんと自分にも相手にも向き合えてなかっただけなのだ・・・ということに気づいていく。
カウンセリングに関わり出したきっかけは、若い頃悩みにぶつかった時、誰かにしっかり聞いてほしかったのに誰にもしっかりと聞いてもらえなかったという無念の思いがあるからなのかもしれない。でも、それを今こうしてヒモをほどいて文章にして考えてみると、若い頃の自分はちゃんと自分にも相手にも向き合えてなかっただけなのだ・・・ということに気づいていく。