この時期、河原を歩いていると
1.5cmくらいの小さなかわいい花が目につきます。
花の名は「ニワゼキショウ」。
花色はピンク色と白色があります。
まとまって咲いている場所は華やかです。
10cmくらいの背丈のこの花に近づいてみると、
アヤメ科の仲間らしく、
葉や茎がアヤメ科の植物を連想させてくれます。
ただアヤメなどに比べると、ずいぶん小さいので
ミニチュアの花のように見えるのがまたかわいい。
ニワゼキショウは、北アメリカ原産の帰化植物で
場所によっては20cmほどになります。
もともと観賞用として渡来したものが野生化したものらしい。
ニワゼキショウが群生する場所は、日当たりのいい
痩せた土壌であることが多いらしいのですが
今、この河原ではアカツメクサの花も咲いていて
全然個性の違う花同士が、誇らしげに咲きあっていて美しい。