3月11日、6年前のあの日、私は能登方面へ
お客さまをガイドして訪れていました。
帰り道、娘から「お母さん大丈夫?大きな地震があったらしい」と
メールが入った。戻った金沢の施設のTVで繰り返し
津波の放映が流されていて、これが現実のことなのかと、
信じがたい思いでただ画面を観ていた・・。
後日、福島第一原発の大事故、体の震えが止まらず、
この先、この国はどうなってしまうのか?と
ただただ日本人の一人として不安な毎日が続いた。
そして毎日のように被災者のことが伝えられた。
忘れられない3.11。
あれからこの国はいろんな意味で大きく変わった。
今日は、奪われてしまった多くの命に祈りを捧げる日。
人が生きるということ、その原点を残された
私たちは考えて続けていかないとならない。
友人が使わなくなったというまだ新しいストーブを
我家に持って来たので使ってくれそうな別の友人にあげた。
その友人から御礼の気持ちと言って受けとったささやかなプレゼントは
神戸旅行で買ってきたらしい。
それをまたストーブの持主だった友人に渡す。
モノが形を変えて行き来するそんな小さな出来事、
だけど書き留めておきたい気持ちの表現☆
相手が見えなくても、被災地の人たちに
何かができるだろう。それが何なのか、
自分にできることをこれからも探していこう。