しらの風景

自然と野鳥や生き物が大好き!自然の中には学びがいっぱい。
デザインの仕事をしながら、楽しく生きる智慧を探します。

カエルの卵とふきのとう。(3/16*日)

2008-03-16 | 家庭菜園大好き!
やっと春らしい陽気になって来たので
今日は我が家の山の畑に行ってきました。
まだ畑の1/4くらいは雪が溶けずに残っていましたが
思ったより雪解けが早かったみたいです。

小さなビオトープの池では
カエルの卵がたくさん産んでありました。
この早春の風景が大好きです。
プルプルする卵を触ってみました。
カエルの卵っていつも何だか美味しそうにも感じます。

周りの山にフキノトウが出ていないか探して見ましたが
まだ早いのかなぁ~?見つかりません。
それが何と、畑の隅っこに顔を出していたではありませんか!

捜しに行かなくても、いつの間にか
足下の畑にひょっこりと出てきていたのですね~。


さて、今年はどんな作物を植えましょうか?
雪解けあとの畑は何もなくて
リセットされたように心機一転。
新しい気持ちで畑に向き合えるいい時期です。

不動明王さま。(3/15*土)

2008-03-15 | 自然大好き!

今朝のお散歩で目についたのはこのヒマラヤローズ。
ヒマラヤスギの実なのですが、形が薔薇のお花に似ていることから
ヒマラヤローズとも言われています。


竹林をバックにシュロの葉が光を浴びて、
まるでクジャクの羽を広げたように華やかでした。

近くに飛んで来たヤマガラが美声でさえずっていたのを
しばし足を止めて鑑賞!まだ持ちなれていないので
ICレコーダーを忘れてきてしまいました、残念!
これからこの春は、いろんな鳥の声を録音してみようと思っています。

帰り道に、先日訪れた観音菩薩さまに会いに行こうと寄ったら
偶然、お掃除に訪れたお世話されている方に
『さぁ、これもご縁だから入りなさい!』と云われ、
不動明王さまのいる場所の戸を開けて、招いて下さいました。
先日は覗かなかったこの場所には、
こんなに個性的な明王さまがいらしたのですね・・。
またしても新しい発見をしました。

*昨日は、仕事の帰りにカメラマンさんのところで
 桜餅やお抹茶をごちそうになりました。
 春を愛でるお菓子の存在もいいものですよね~!
 桜餅の葉っぱの香りはなんて魅力的なんでしょう。
 美味しいひとときは、私をとっても幸せ気分にしてくれました。
 どうもごちそうさまでした!

ハンガーくわえたカラス。(3/14*金)

2008-03-14 | 野鳥大好き!

雨模様の金沢です。今日は仕事が忙しいので
お散歩道は浅野川の上流を選びました。

(まだ蕾みだったサンシュユのお花)
サンシュユのお花が咲いたかどうかも知りたかったので
川沿いをテクテクテク。懐かしい声に出会って立ち止まりましたが
姿がなかなか見つかりません。この声はベニマシコの声。
よ~く観察してみると、目の前3mくらいの枯れ草の中で
すっぽり保護色に包まれて枯れ草の実をついばんでいました。
ベニマシコの♀、くりくりした瞳がかわいい!

しばらく歩くと羽が散乱した場所がありました。
ハトくらいの大きさの鳥が猛禽かなにかに襲われたのでしょう。
ドラマを物語るように何カ所かに羽が落ちていました。

(お散歩道ではいろんなドラマに出会います)

そして、今日のメインのウォッチングはこれ!
カラスが巣作りするときにいろんなものを
持ち込むのは知っていましたが、
くわえているのを実際に見たのは始めてです。
大きなハンガーを、さも大事そうにくわえていました。
見ているとくわえたまま人家の屋根の上へ。
このハシボソガラス、これから一体どんな芸術的な
巣を作ろうと思っているのでしょうか?

白梅。(3/13*木)

2008-03-13 | 植物大好き!
いつもここをお散歩で通るときはお詣りをします。
ここは卯辰山天満宮、あまり人影のない場所です。

鳥影を追いながら、そこから長い坂道の階段を降りていくと
今度は見晴らしのいい場所に出ます。
ここからは浅野川の流れと金沢の町が見下ろせます。

小さな梅園もあり、白梅が花を咲かせ始めていました。
梅のお花のいい香りが漂っていました。

今日は4月上旬のお天気だったとか。
あまりの気持ちよさにベンチに寝転んでしまいました。
それで目に入ったのがこの風景。
同じ風景が下から覗き込んで見ると違った風景に写りました。

あちこちから野鳥のさえずりも聞こえてきます。
今日は小さなレコーダーを持ち歩いて鳥の声を録音してみました。

きれいに録音できたのはシジュウカラの声。
きっと♂が美声を張り上げて♀を呼んでいるのでしょうね。
ようやく小さな森にも春がやってきたようです。

ビーくん、こんにちは!(3/12*水)

2008-03-12 | 人間大好き!
毎年この季節に機会があってお茶にお呼ばれします。
ここは仲良しのユリ子さんのお宅。
我が家の猫、レオとは兄弟のビーくんがいます。
『こんにちは、ビーくん!』と言うと
ちゃんとお返事してくれました。
『いらっしゃいませにゃ~』と言ってくれているようです。


ユリ子さんのお家には、屋上庭園があって
一緒に登っていくとお庭にはクリスマスローズと
たくさんの水仙が咲いていました。
『ちょっと待ってね、切ってあげる!』といって
いただいた水仙の花束、春の香りがいっぱいです。
そういえば、昨年もこの季節にいただいたっけ。


ひととき、優しい気分を味あわせていただいて
今度はアーモンドのお花が咲く頃にお会いしましょう!
そういってお別れしたのでした。
いつもエレガントなユリ子さん、私も見習わなくちゃ。

常盤不動寺。(3/11*火)

2008-03-11 | 自然大好き!
(こんな場所があったのですね)

(今朝の浅野川、流れに春を感じました)

先日、ご法事で東京からこちらに来ていた先輩にバッタリ!
その先輩から先日メールが届きました。

「あの日、ひさしぶりに実家の後ろに続いている常盤川
を登って、不動滝と明王さまのところに行ってきました。
あの川は用水ではなく、れっきとした自然川というのを知ってた?」

私の家からも近いその場所。
そんなこと全然知らずにいました。
今朝のお散歩時に、偶然その言葉を思い出して
いつも歩く浅野川から脇道に入り、その場所に寄り道してみました。
初めて来たような気がします。



(観音様が迎えてくれました)

だあれもいないその場所をゆっくり散策しました。
置いてあった「おりん」を鳴らすとり~んという音が
耳で聞こえる果ての境界線まで響いていきました。
音が聞こえない空(くう)まで耳をこらす・・・
それは昨年参加した音のワークショップの
長屋さんの言葉でしたね。

私たちは聞こえない世界のどこまで聴こうとしているのか?
私たちは見えない世界のどこまで見ようとしているのか?
人に想像力があるならば、きっとほんとうは果てのない
ところまで心は飛んでいけるはずなのだけど・・。

アクシデントの朝。(3/10*月)

2008-03-10 | 人間大好き!


(せっかくの豪華なお料理も何だか味わいきれず・・)

昨日の午前中は息抜きに探鳥会に出かけたのですが
午後からは缶詰状態で仕事の続き!デザインを仕上げるのに
結局、今朝の1時すぎまでかかってしまいました。
何しろ急がないと印刷が間に合わない納期なのです。

朝はクライアントに連絡してデザイン会議。
いざ出発しようと思ったら車のキーが見つからない。
え~、そんなバカな!と思って探しはじめても見つからず。
会議も中止できずに、動揺する私を
担当者が車で迎えに来てくれました。
私一人に、クライアント側は10人の会議。
冷汗もので、何とか救いの神のおかげで
その場を乗り越えられたのですが、ドッと疲れてしまいました。

長引いてしまった会議の後は着替える間もなくなってしまい、
今度はそのままデザイン専門学校の謝恩会へ。
気分を切り替えて、卒業生たちの若いノリを楽しみました。
毎年、見送る生徒たちがいつも謝恩会ではキラキラしていて眩しいです。
みんなけっこう頑張って東京で、地元でと就職を決めていました。
みんなの新しい旅立ちに心からのエールを贈りたい。


そして、あれだけ探しまわった鍵は、
あとで娘がうっかり持ち出したままだったことが判明!
きつ~く叱りましたが、「覆水、盆に帰らず」。
アクシデントの中を無事に切り抜けられたことに感謝でした。
あ~、久しぶりに窮地に立たされる思いを味わいました。
まっこと、疲れてしまった日でした。

普正寺の森・定例探鳥会。(3/9*日)

2008-03-09 | 野鳥大好き!
小春日和のあたたかな日になりました。
今日は定例探鳥会の日、仕事が忙しいので
行こうかどうしようか迷ったのですが、
机にしがみついてばかりいても仕事が
はかどるわけではないので、出かけてきました。


参加者は36名、見れた鳥は41種と
にぎやかな探鳥会となりました。
最近は平均年齢が上がりつつあったのですが
今日は小学生のかわいい参加、20代の女性の参加もあり
フレュシュな息吹を感じることもできました。


ただ、森の中を歩くと松枯れで
倒木したら危ないので伐採されていたのですが
それが半端な数ではなく、森の景色を変えてしまっていました。
これからやってくる夏鳥たちはビックリするでしょうね。
何だか今日はその風景に唖然としてしまいました。
こちらの山々ではミズナラの枯れ木も多く、こんなふうに
私たちは目の前の森を少しづつ失ってしまうのでしょうか。

今日印象に残った鳥は、マガモ(陽の光を浴びて、頭の光沢が
グリーンにもブルーにも見えてとてもきれいだった)と
地面に降りてエサをついばむツグミたちの風景でした。
もうすぐ北に飛び立つ日も近いのでしょうね。

げんげんぼう。(3/8*土)

2008-03-08 | 食べもの大好き!


冬場にお魚屋さんに並ぶこのお魚、深海魚らしい。
こちらでは、名前は水魚と書いて売られていますが、
「げんげ」とも呼ばれています。石川県の金石港の漁師の間では
「げんげんぼう」という呼び名らしい。
30年程前は、大切な甘エビや魚を傷つける魚として嫌われていたそうですが
ゼラチン質が多くて白身のさっぱりとした魚。
久しぶりに食べてみることにしました。

唐揚げも美味しいらしいのですが
我が家ではもっぱらブツブツ切ってみそ汁の具にします。
トロトロツルツルしていて体があたたまるんですよ。
それに魚臭さのない不思議なお魚です。

煮付けにしてもいいし、薄くぶつ切りにして2杯酢に入れ、
一味を入れて「そろばんなます」としても酒の肴に絶品らしい。
こちらでは安く売られているお魚。
いろいろ試してみる価値がありそうです。

ネコヤナギとメジロ。(3/7*金)

2008-03-07 | 植物大好き!


もう金曜日も過ぎていく・・。
今週は仕事に追われてアッという間の一週間でした。
朝のお散歩だけがゆっくりと息抜きできる時間です。
昨日の雪もアッという間にとけて
枯れ野に今日はネコヤナギの花穂がきれいだった~。
浮かび上がるように雨の雫に濡れて、
白く輝き光っていました。

この枯れ野にメジロの群れがにぎやかに出入りしていて
何故か一羽だけ、近くの枯れススキにとまっていたので
私も立ち止まって双眼鏡で覗き込みました。

メジロの目の周りにある白いアイライン、改めて見ると
どうしてアイラインが白くあるのかとっても不思議。
喉元の黄色も背中のグリーンもほんとにきれい!
野鳥を見ていると、いつも不思議を
いっぱい発見してしまいます。

いつも違う主人公。
今朝のお散歩はネコヤナギとメジロが印象的でした。

雪梅。(3/6*木)

2008-03-06 | 植物大好き!

今朝は、昨夜降ったらしい雪が木々にまとわりついていて
それはそれは美しい風景でした。
少し歩いては見とれ、歩いては見とれ・・
仕事が忙しくても朝のお散歩タイムはスローライフです。


先日から咲き出した紅梅に白い雪が積もって
何だか紅白の目出たそうな景色を作っていました。


カマキリの卵も雪にすっぽり!
今日はヤマガラの声、イカルの声がステキでした。
シロハラはあちこちで見かけました。
カワアイサが冷たい川に首を突っ込んで魚探しをしていました。

お散歩の帰りには、雪色の木々の姿はすっかり消えていました。
雪が降ってもすぐに消えていく・・・
もう、あたたかな春が近いのを感じます。

三寒四暖。(3/5*水)

2008-03-05 | 自然大好き!
(急に降り出した雪でぼやけた視界)

(枯れ枝に咲いた雪の花)
昨日はあたたかで雪も消えはじめた・・と思っていたら
今朝のお散歩の途中から雪が舞い始め、
あれよあれよと瞬く間に周り一面が粉雪で真っ白になりました。

視界もぼやけて双眼鏡も役立たず。
川面からは、静寂の景色から浮いたように
元気すぎるくらいのカワガラスの声が聞こえていました。

春は来そうでなかなか来ない。
でも、このじらされている感じもなかなか味わい深いな・・
なんて、行きつ戻りつのこの季節を楽しんでいます。

虹の天使。(3/4*火)

2008-03-04 | アート大好き!
毎年、金沢で行われている市民主催の
ピースウォークの日(3/20)が近づいてきました。
ここ金沢では、いろんな環境活動をしている団体や個人が
けっこうつながりを持っていて、私もお知り合いが多いです。

今回、そのピースウォークのHP担当の仲間から
イラストを貸してほしい!と頼まれたので添付して送りました。
それがこのイラスト『虹の天使』。

アメリカのインディアン・ホピ族は、祖先から
いろんな神話が伝えられてきているのですが
その中に、「いつか世界が滅びようとするとき
どこからともなく戦士たちが集まってきて世界を救うだろう」
という内容のものがあるそうです。
でも私たちは戦わずに戦士ではなく天使になろう!
仲間たちとそんな話をしたこともありました。
そこで生まれたのがこのイラスト『虹の天使』。

羽を広げて、自分の力を使って
この儚い世界に光を注げたらいいね。
きっと誰もが虹の天使になれるんだと思います。
そんな思いを込めて制作したイラストです。

映画『アース』。(3/3*月)

2008-03-03 | 映画大好き!
探鳥会で会った何人かの方から
映画『アース』観ましたか?って聞かれて
そうそう、観たいと思っているんだけどまだ・・
なんて答えていましたが、先月いっぱいで公開が終わると知って
先日、あわてて観に行ってきました。

春が来て、ホッキョクグマのお母さんが冬籠りしていた
雪穴の中から這い出してくるシーンで始まるこの映画。
お母さんグマの後から出てきたのはかわいい2匹の子グマたち。
奇跡的な条件が重なって、生き物たちが住める環境があるこの星・地球。
主人公をその他、アフリカゾウやライオン、トナカイ、オオカミ、
チーター、アネハズル、ホオジロザメ、ザトウクジラ、
アムールヒョウ、カタカケフウチョウと追いながら
北極点から赤道に向かって地球を追いかけていく映像。

この映画を観ていると、人はそれぞれが生活している生活範囲が狭いので
どうしても視点が小さくなってしまっているんだということがわかる。
地球という大きな視点から眺めてみると、生き物たちが
地球というひとつの空間の中を移動しながら生きている姿が見えてくる。

地球は一つ、地球はみんなつながっている。
そんなよく聞く当たり前の言葉が、とてもリアルに感じられる映画だった。
ということは、自分の足下も大きなものにつながっているってこと!

カタカケフウチョウのカラフルでユニークで見事なダンス!
コミカルで可笑しくてかわいくて笑っちゃいました。
アネハヅルが命がけでヒマラヤ山脈を越えようとする姿。
ザトウクジラが南の海から北の海へ子連れで地球を移動していく姿。
自然の中で命を張って生きている生き物たちの姿は
どの姿もほんとうに美しかった。

同じ奇跡のような星に住む私たち人間は
この星を守っていく責任があるように思う。
他の命を守ることは、自分たちの命を守ること。
最後にホッキョクグマが餓死していく姿は
このままだと人間たちの未来の姿になりかねないだろうね。

紅梅。(3/2*日)

2008-03-02 | 植物大好き!
やっと金沢にも春の使者が到着したかのよう。
今日はお散歩道で紅梅の花が咲き始めていて
辺り一面、梅の香りが漂っていました。

東京に住む先輩に、今日はご法事で金沢に行くけど
慌ただしくUターンだ・・なんて聞いていたのですが
何とバッタリ!と出会ってしまいました。
あまりの偶然に、二人とも吹き出してしまいました。
挨拶だけしてお別れしましたが、
お元気そうなお顔に会えただけでもよかったです。


見晴らしのいい場所に来ると朝陽が反射して、
家々の瓦屋根がキラキラ光ってきれいでした。
これは北陸特有の重い雪が家をつぶさないために
屋根雪がすべり落ちやすいよう
瓦の表面をツルツルにしてある金沢の風景です。

山道を30人くらいでランニングしている
野球部の高校生にすれ違いました。走りに余裕のある?
生徒たち10人くらいが私に挨拶してくれました。
何だか若者から挨拶されるのって気持ちいいですよね~!
私もノリよく挨拶を交わしました。

いつもお散歩しているのですが
目に入る風景がその日によって違うのは面白いですね。

コゲラの枯れ木をつつく音があたり中に響いていて
今日はその動作をしばし足を止めて眺めていました。