3 月下旬から 4 月にかけて開花する桜 「ソメイヨシノ」 に対し、 1 月から 3 月に見ごろを迎える 「早咲き桜」 には、いくつかの種類がある。
「熱海桜」 や 「寒緋桜」、そして 「河津桜」 など。
実は先日( 2 月 19 日)、伊豆の河津に、 「河津桜」 を見に行ってきました。
といいつつ、今年の 2 月は長く居座る寒波により、日本海側では大雪、太平洋側でも気温が上がらず、私が訪れた 2 月中旬は、まだほとんど開花しておらず。
まぁ私の場合、 「桜」 も 「紅葉」 も予想があたったためしがないので、今更驚きませんが (笑)
伊豆急行線の河津駅に降り立ち、まず向かったのが、今から 70 年前に発見されたという、 「河津桜の原木」


昭和 30 年頃、冬枯れの雑草の中で芽吹いていた桜の若木を見つけた男性が、 10 年かけて花を咲かせたその樹である。
今は河津川沿いに並木となっている河津桜のすべてがこの 1 本の樹から始まったのかと思うと神々しくもある。
原木を見たのちに、メインストリートともいうべき河津川岸へ向かうのだが、ピンク色に彩られているはずの川岸には、まったく色がない。


おそらくほとんどの樹は開花前で、日当たりのいい一部の樹のみ、 3 部咲きぐらいー。


桜は咲いてないし、風も強くて寒かったので、沿道の屋台は大盛況。
花より団子、とはこのことね。
かく言う私もついつい 「さくら満開餅」 や 「桜たいやき」 に目もココロも奪われている (笑)


河津浜海岸から、伊豆大島を眺めてボーっとしていたら、ランチ時を若干過ぎていることに気が付きましたので、ちょっと行ってみたかったお店に向かってみる。

お店の前には数人の行列ができていたが、気にせずその行列の最後尾に並んでいたら、毎年河津桜を見に来ているというおば様グループの一人が、 「私たちは、毎年このお店にきてるのよー」 と、メニューの説明までしてくれました (笑) ので、楽しく待ち時間が過ごせましたw

実は、この河津行には 「花見」 以外のミッションがありまして。
それは、 12 月に加入した、 JR の 「大人の休日倶楽部ジパング」 の割引旅行デビュー。
ただでさえテツ分多めなのに、今後ますます拍車がかかるような気がしますが、老後のモチベーション維持には最適な投資のような気もします (笑)
そして、やってみなけりゃわからないという、いくつかの疑問と問題点もわかりましたので、今後は楽しみながら、日々研鑽を続けていきたいと思います。