Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

帰っておいで

2011-07-31 14:15:52 | 家族

あの大震災からまもなく5ヶ月が経ちますが、まだまだ東北・北関東を中心に強めの余震を感じることが多いですね。  

そして7月前半は猛暑、後半は涼しかったり、豪雨だったりと天候も不順。  

日本は一体どうなっちゃったんでしょうか。

あの震災の爪痕の中、また激しい雨に見舞われて避難所に駆け込む人々のことを思うと、本当に心が痛みます。

 

8月のお盆を前に、行方不明者の家族たちが、供養を考え始めているそうですね。 

新盆を前に供養したいと思う気持ちと、見つかる前に葬儀を行う切なさ。

からっぽの骨箱に遺品を入れて埋葬だなんて・・・・・・・現代の日本でこんな悲しいことが起こるなんて・・・・・・・本当に、本当に思いませんでした。

 

*********

 

新盆の提灯は8月に入ったら飾るんですってね。

東京のお盆は7月なんですが、母は新潟、父は長野出身なので、お盆は子供のころから8月以外には考えられません。

夏休み、上越の祖母のもとで過ごした幼き日の想い出。

松林を抜け、砂浜に出ると、きらきら光る日本海が目の前に広がる風景。

あの夏らしい日々をふと思い出しました。

 

7月最後の休みである今日、早々に盆提灯を飾りました。

4ヶ月前に逝った母の、初めての里帰り。

 

 

ねえ、お母さん。

提灯の用意はできたよ。

お盆まで待たなくてもいいからさ、お父さんとお姉ちゃんを連れて、早く帰っておいで (笑)

 

そして。

みんな、みんな、大好きな家族のもとに帰っておいで!

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結果やいかに

2011-07-24 18:19:24 | 仕事のこぼれ話

いよいよ本日正午で、東北3県を除き、アナログ放送が終了しましたね。 

皆さんのお宅では、いかがなことになっておりますでしょうか?

 

 

 

自宅は10年も前からケーブルテレビが導入済みでしたので、地デジ対応のテレビや、地デジチューナーを用意しさえすれば、すぐに見られるような環境が整っておりました。

ま、いい具合に (笑) ブラウン管型のテレビが壊れた のをきっかけに、2009年に買い替えてしまいましたので、私生活の上では特になーんの問題もなく、本日は無事にデジタル放送を視聴できた昼下がりとなりました。

 

さて。

私は賃貸管理会社の社員であるがゆえに、弊社が関わる数多くの賃貸物件にお住まいの方々に対し、この地デジ問題を解決して差し上げる必要性があったわけですな、職務として。 

まぁ、テレビを見るかどうかは個人の自由なんですが (実際に見ていないという方も結構おりますし) 、集合住宅というところは、one of themのために、建物全体のアンテナ工事なり、ケーブル敷設なりをしないといけないわけなので、これはもう、建物の持ち主にお願いするしかないわけですよ。

突き詰めれば、物件の持ち主には地デジ化工事をしなければいけない義務はないそうなんですが、だからといって、今まで見ていたテレビが、いきなり見られなくなれば、そりゃ入居者からの反発・反乱・一揆がおこってもおかしくはないであろう (大袈裟な)

そこで、そーいう一揆を鎮圧できるとは思えない弱気な管理会社社員 (←私) が、入居者の代わりにオーナー宅を一軒一軒回り、つたない説明をしながら、 「所有物件を地デジ化してください」 とお願いに伺うってワケだ。

 

この 「地デジ化プロジェクト」 (メンバーは私だけ/笑) を地道にスタートさせたのは、もう数年前の話だ。 

それでも、住居の地デジ化には、まだ大義名分があるので、オーナーの説得もしやすかった。

『 いまどきの子は (←ばーさんのような言いぐさだな) 、地デジが見られない住居には入居しませんよ 』 ってことで。

当初は 「 えー、平成23年? まだまだ先じゃん。 楽勝楽勝♪ 」 というお気楽な話だったのだが、正直なところ・・・・・甘かった。

物件ひとつひとつの受信状況調べて、アンテナかケーブルかを考え、見積もりとって、オーナーを説得し、やっと工事にこぎつける。 

そんなこんなで、結構時間がかかるわけだ。 

しかも物件はひとつやふたつじゃございません (ぎゃー)

 

それでもウチが管理する集合住宅の地デジ化は、昨年末までには終了し (たぶん・・・・) 、 「ああ、間に合った、よかったよかった、 「地デジ化プロジェクト」 (メンバーは私だけ←しつこい) も解散だー」 と思っていた今年の初め。

一軒のテナントから、 「ウチが借りてる店、デジタルテレビ買ったら地デジ映る?」 という質問が。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 

 

ウチの職場にはテレビがないので、テナントの地デジ化なんぞは、さっぱりすっかり忘れてました。  

あははははは  ←笑うしかない。

その後、急ピッチで走り回り、電話しまくり、とりあえず、必要最小限の地デジアンテナ工事が終了したのが、7月20日。 

あぶねぇ、あぶねぇ。

 

さて。

地デジ化してから初の営業日である明日、25日。

「映らないよーーーー」 という連絡がこないことを祈るばかりであるが、たぶん、地デジ対応テレビの用意をしてなくて 「映らないっ!」 と言ってくる人、いるんだろうな (笑)

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きゅうりのキューちゃん?

2011-07-12 06:21:54 | グルメレポ

家庭菜園をはじめて2年目の兄夫婦から、今年もまたお野菜がどーんと届きました。

 

去年は 不思議な野菜が届いた ものですが、今年は・・・・・・・たまねぎ、長ねぎ、トマト、じゃがいも、きゅうり。

どれもすぐに使える定番野菜ばっかりで嬉しいんだけど・・・・じゃがいもときゅうりが大豊作すぎましてね (笑)

じゃがいもは日持ちがするからいいかなーとは思ったけど、とりあえず半分ぐらいをマッシュポテトにして冷凍保存。

 

  

 

で、きゅうりは・・・・・やっぱ漬物よね。

そういえば去年は塩漬けにしたんだけど、今年は 『きゅうりのキューちゃん漬け』 を自家製で作ってみることにいたしました。

 

 

この漬物、インターネットで検索したら、結構いろいろな作り方があるんだけど、どのレシピをみてもそこそこ時間と手間がかかるらしい。 

しかしながら、母を見送って以降、ちょっと暇な時間が増えた私の休日の一日をどっぷりと費やし、あっちこっちのレシピから適当にかいつまんだ結果、オリジナルのキューちゃん漬けが出来上がりましたー (爆)

 

*******

 

まずは熱湯にきゅうりをまるごとドボン。 

 

 

そのままお湯が冷めるまでほったらかし。 これを2回繰り返す (笑)

その後、とんとんとんときゅうりを1センチほどの輪切りにしてから、ぎゅぎゅっと気合をいれて水分を絞ります。

 

 

ネットのレシピをみると、きゅうりが7~8本・・・・と書いてあったりするんだが、どうみても、もらったきゅうりのサイズが普通じゃないもんで、どうにもこうにも漬け汁の分量がわからず・・・・結局 「えいやっ」 と適当に (笑)

醤油、みりん、酢・・・・と書いてあったが、みりんを少なくして日本酒を投入したり (笑) 、根生姜の細切りを多めに投入したり。

 

そしてこの漬け汁を沸かして、アツアツの中に先ほどのきゅうりをドボドボと漬けて、約20分ほったらかし。 

これも3回繰り返す。

 

・・・・・・そうか。 時間がかかる理由は、 「ほったらかしの時間」 が長いってことなんだな (爆笑)

 

 3回目の漬け汁にきゅうりと共に、た~か~の~つ~め~を2本ほど投入した後は、十分に冷めてから冷蔵庫にいれて丸一日寝かせます  

 

 

というわけで。

 

 

本家本元には及びませんが、オリジナルとしてなら (笑) 、結構いけるものができあがりました。 

お弁当の付け合せにもってこいだな。 

しかも・・・・・ビールのアテにもうってつけだ!  (結局そこかい!)

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ウソのようなホントの話

2011-07-05 22:29:38 | 仕事のこぼれ話

毎日毎日蒸し暑い日が続いてますが、皆様お身体は大丈夫ですかーーー?

今年の夏は例年と違い、 「節電の夏」 ですからね、くれぐれも 「熱中症」 にはお気をつけて。 

部屋の中でも危ないんですよ。

 

さて。

そんな中で起きたヒンヤリとした出来事です・・・・・・・・。

 

********

 

私も長年 (笑) 、賃貸管理という住まいにかかわる仕事をしてきたわけですが、これだけは遭遇したくないということがあるんですね。

それは・・・・・・・の第一発見者。

幸いなことに、今まではそんな事態に見舞われることもなかったわけですが、こればっかりは職業柄いつか遭遇してしまうかも知れない・・・・と頭の片隅では思っているわけですよ。

まさか突然・・・・・・それが現実味を帯びた出来事として襲いかかってくるとは・・・・・。

 


 

その部屋を借りている方は、まだ入居してから3ヶ月ほどの、20代後半の男性である。

前日の月曜日、 「体の調子が悪いので休ませてほしい」 という連絡を会社にしていたそうだ。

そして事件はその翌日に起こった。

 

会社に何の連絡もなく、10時をすぎてもその社員が出社してこないとのこと。 

携帯に何度、連絡をいれても 「ただいま電話に出られません」 というアナウンス。 

メールを送ってもなしのつぶて。  

時間は刻々と過ぎていき・・・・。 

 

一人暮らしの部屋で、いったい何が起こっているのだろうか。

遠く離れた彼の実家に連絡を取った結果、 「見てきてほしい」 という結論になり、管理会社である我々が、社員と同行して件のマンションへ行くことと相成った。

その時、社内にいた社員は4人。 

誰が行くかを 「あみだくじ」 で決めたら・・・・・・本日最低の運気だった私が大当たりだ。

 

いくら管理会社とはいえ、 「はいそうですか」 と簡単に部屋の鍵を開けるわけにはいかないので、それ相応の手順を踏んだ後に、電車で数駅のマンションへ向かった。

社員立会いのもとオートロックをあけ、部屋のドアの前に立つ。

まずはチャイムを連打。  応答なし。  

次にドアを平手で叩きながら、男性の名前を連呼。  応答なし。

この時まで、私は 「たぶん部屋に人はいないであろう」 と考えていた。 (いや、そうあってほしいという願望だったのかも)

 

いよいよ社員の目の前で鍵を開け、ドアを開けたら・・・・なんと室内からドアガードがかかっている!

えええええっ! うわわわ、これ、間違いなく部屋の中に人がいるじゃんっ!!!!!

5センチほど開いた隙間から、更に大声張り上げて社員の名前を連呼しつつ、チャイムを鳴らしたり、ドアを叩いたりするが、やはり室内からの応答はない。 

 

 

いよいよそういう事態に遭遇してしまうのか・・・・。 

マンションの構造上、その部屋のべランダには簡単に立ち入ることができないのだが、ふと、階段の手すりから、身をのりだしてみると、どうやら洗面所の小窓が開いているようだ。

しかし、隣の建物の屋根に上って、手が届くかどうかの場所にある、小さな窓である。

 

考えたくはないが、考えざるを得ない状況にいることを再確認し、警察へ連絡。

10数分も経ったであろうか、警察官2名がパトカーにのって到着。

 

ドアガードが思いのほか頑丈なうえ、これも構造上簡単に破錠できない位置についているため、警察官もしばし考えを巡らしているようだ。

と、やはり外側についている小さな洗面所の窓に目をつけた警察官、あっという間に階段の手すりを乗り越え、隣の建物の屋根から、配管を足がかりに、小さな窓に手をかけたら、中を覗き込むことができたようだ。 (警察官って、すごいわ)

どうやらベッドの上に横たわった人影が見えるらしい。

いよいよもっていやな予感の私たち。 

窓から大声で男性の名前を連呼し続ける警察官が、 「動いたっ!」 「ドア、あけて!」

 

数秒後、室内からドアガードがはずされ、若いあんちゃんが短パン・Tシャツで登場。 

どうやらコトの顛末が認識できないらしく、呆然としたままの第一声が・・・・・・。

「今、何時ですか・・・・・?」

 

このぼけぇぇぇぇ! ごるぁぁぁぁっ!  

 

安心したと同時に、心の中で何かが一気にヒートアップした私である。

それにしてもあんな大騒音の中で寝てられるなんて、若いんだか、何なんだか。 

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