本日は6月第三日曜日、父の日です。
母の日に比べると、どうも影が薄めな父の日ですが、かく言う私も、元気だった頃の父には、小学生の頃から20年に渡り、ずーっと 「カップ酒1個」 をプレゼントするのみでした。
小学生の頃、少ないおこずかいの中から、父が好きだった 「日本酒 (カップ酒)」 を贈ったときには、泣いて喜んでくれたわけですが、父が亡くなる前年まで同じことを繰り返していた不肖の娘に、心の中では 「いい加減に、大吟醸の一升瓶ぐらいもってこい!」 と思っていたのかもしれません。
まぁ、今となっては確めるすべもありませんが (爆笑) ←こら
さて。
歌の世界でも 「母のうた」 は数多あるのに、 「父のうた」 は少ないのが現実だそうですね。
6/20 (土) に、 「由紀さおり&安田祥子 ファミリーコンサート ~うたが咲いています~」 を、千葉県文化会館へ聞きにいってきたのですが、その中でMCの由紀さおりさんが言っていました (笑)
4年前、安田シスターズのコンサート活動が25年を迎えた節目の年にも聴きに行っているのですが、その時、彼女たちはこの姉妹でのコンサートに一度区切りをつけようと思ったそうです。
しかし、この優しい歌声、綺麗な日本語のコンサートが無くなってしまうことを惜しんだファンたちの熱い要望を受けて翌年に再開、今年で29年目を迎えました。
まずは来年の30周年を目指して頑張っている60代&70代の安田シスターズには感動いたしますね。
幼い頃、母は寝る前の私に、たくさんの童謡を歌って聞かせてくれていました。
元気だった頃の母は、家事をしながらよく童謡を口ずさみ、病床にあったころの母には、私が童謡を歌ってきかせておりました。
そういえば、この安田シスターズのコンサートにも、母と共に行ったことがありましたね。
そんな私なので、彼女らが歌う唱歌や童謡は、私もよく耳にしたり口ずさんでいたものがほとんどで、とても懐かしい気持ちになることができるわけなんですよ。
舞台上にはグランドピアノ1台と、大きな生花。
シンプルな舞台設定が落ち着きます。
今の時代は、リズム主導の音楽が主流ですが、昔ながらの美しい日本語とゆったりした旋律を、次の世代にも継承していきたいという考えから、このコンサート活動を続けていらっしゃるのでしょう。
できることなら、若いお母さんたちにも、優しい子守唄などを子供に聞かせてほしいと。
そして以前は姉妹二人だけのコンサートでしたが、今回は若い共演者がおりましたよ。
HAMORI-BE (はもりべ) という関西出身の男性デュオなんですが、安田シスターズと共に4声合唱も披露してくれました。
なんだか新鮮ですね (笑)
ちょっと若手漫才師に見えないこともない (←こら) 彼らは、開場からのリクエストコーナーでも大活躍されておりました。
「浜千鳥」 や 「浜辺のうた」 は、母も大好きでしたので、懐かしかったし、嬉しかったわー。
若いけれども、昔ながらの歌をたくさん知っている彼らの今後にも、大いに期待したいところですね。
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17時開演、休憩をはさんで3時間近いコンサートでしたので、開演前に腹ごしらえのカツカレーをがっつり食っときました (爆)