Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

どげんかせんといかん?

2008-03-21 21:17:36 | 雑記

宮崎県に東国原英夫知事が誕生してから既に1年以上になる。

その間、同知事は日本列島ところ狭しとばかりに、宮崎の宣伝マンと化したがごとく、名産品を手に走り回っていたはずだ。

東国原宮崎県知事と、鶏炭火焼の存在を知らない人は、この日本でも数少ないのではなかろうか。

 

・・・・・と思っていた矢先、宮崎県の場所が正確に分かっている現役高校生は50%以下、という結果が日本地理学会の調査で分かったそうだ。

宮崎県知事さん、ショックでしょうね (笑) 

今度は名産品に、 『宮崎はココです』 っていう地図も印刷しとかなきゃ (爆)

 

そういえば、一時期ウチの家族で 「47都道府県」 「東京23区」 を誰が一番最初にすべて書き出すことができるか、という遊びが流行っていたことがあった。 (多分小学生ぐらいの話) 

確かに一石三丁ぐらいの遊びではあるが、考えてみると貧乏くさっ!

 

私は 「学校の勉強としての地理」 は好きではなかったのだが、旅行好きが講じてガイドブックだの地図だのを見ながら、名所・旧跡とともに知らないうちに県の場所が頭の中に入っていた。

人間って好きこそものの上手なれ、ですよね。

興味が出てくれば、いままで知りたいと思わなかったことまで調べつくしちゃうわけだし。 

 

  ← 宮崎県を代表する観光地・高千穂峡

 

確かに宮崎県の場所を知らなくても、社会生活で困ることはそんなにはないかも知れませんけどね。 

一生宮崎県に足を踏み入れずに終わることもあるかもしれないわけだし。

要は必要性と興味の問題ってことかしら。

 

私だって、サイン・コサイン・タンジェントが何だったのか記憶の底にもないけど、社会生活には困ってません。 

あ、関係ないですね (笑)

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母に歌う子守唄

2008-03-20 17:52:41 | 家族

春分の日です。

 

久しぶりに休みなので、父の墓参りでも行こうかと思っていたところ、今日は雨。

線香に火も点きにくいことだし、それより生きてる人間の方が大事だし(笑) ということで、今日は母のもとへ行くことにいたしました。 

最近は母の所へ行っても洗濯物を置いてそそくさと帰ってしまわざるを得ないような状況だったので、たまにはゆっくりとした時を過ごしたいとも思い・・・。

 

年末からいろいろなことが起こり、いろいろなことを考えさせられ、しかしながら母の生きる力によって、現在は療養病棟を経て、もともと住んでいた施設へ戻ってくることができました。 

・・・といっても経管によっての栄養補給はいかんともしがたく、体力的には相当衰えてしまいましたが、それでも家族が行けば 「ありがとう」 とつぶやき、一言二言の会話ができるようになっただけでも私にとっては嬉しいわけです。 

・・・究極的には生きていてくれるだけで。

 

幼い頃、母が寝る前の私にしてくれていたことが2つあります。

ひとつは本を読んでくれたこと。

もうひとつは童謡を歌ってくれたこと。

 

元気だった頃の母は、家事をしながらよく童謡を口ずさんでいました。 

ときには自分の母校の校歌も。 (←おかげで私は母の母校の校歌が歌えます-現・上越高等学校- 笑)

母がもうすこし元気だったころは、歌詞が書いてある本を覗き込みながら、私と一緒に童謡を歌うことが母の小さな楽しみでした。

 

今、私は母の耳元でひとり童謡を歌っています。 

母は一緒に声を合わせることはできなくなりましたが、嬉しそうな表情を見ると・・・私としては・・・なんだか嬉しいんだか悲しいんだかよく分かりません。

 

3月24日は父の命日。 

この父も 「まだこっちに来るんじゃない」 と母に厳命したのかもしれませんね。

あ、 「うるさい妻は当分くるな」 ということかも知れませんが。

【酒は美味いし、ねぇチャンは綺麗だ】 (←古っ! 多分知ってる人はいないだろう 笑)

 

ああ、やっぱりお彼岸中に墓参りも行かなきゃ。 

 

 

☆ タイトルはこの本からお借りいたしました。 自身の心情を揺さぶられつつ、母の枕元で(笑) 一気に読了。 

 

母に歌う子守唄 わたしの介護日誌 (朝日文庫 お 27-3)
クリエーター情報なし
朝日新聞社
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春の流山にて

2008-03-09 19:10:38 | おでかけ

春は別れと出会いの季節。

幼子は入学を迎え、学生は卒業して社会人となり、社会人は人事異動で新転地に赴く。 

ヒトが動けば繁忙期・・・の業界にあって、ありがたいことにウチの会社も忙しい (笑) 

 

世間の企業は年度末決算が多いので、建築業界では年度内竣工・年度末引渡しの物件が増える。 

3月に引き渡せれば、その年度の売上になりますからねー。 

マンションやテナントの竣工が3月に集中するのも、道路工事が増えるのも (笑)、ぜーんぶ 「決算」 のなせる業。

 

さて、本日はそんな3月末竣工物件の募集・管理を引き受ける立場として、竣工間近の物件チェックに行ってまいりました。

 

 

 

通常でも車で1時間かかるのだが、万が一年度末の道路工事なぞにひっかかったら、更に到着時間が遅れると思い、念には念を入れて2時間前に出発したら、1時間10分で到着しちまった。 ちっ。

 

物件チェックしたり、ご飯たべたり (笑) しながら、仕事の方はサクサク終了。

午後の1時過ぎには仕事から開放され、このまま直帰してもいいわけだが、今日の関東地方の暖かいこと。 春の日差しが心地よいこと。 やはり行かねばなるまい (笑)

 

20分後、私は流山の 『近藤勇・陣屋跡』 にいた (笑)

 

     

 

黒のパンツスーツにごっついビジネスバッグを持った女が、史跡を見たり写真を撮ったりしている姿が奇異に映ったのか、自転車に乗ったオヤジがスーッと私のそばに寄ってきて声をかけた。

 

「おねーちゃん、新選組好きなンか?」

 

こんな場所に新選組嫌いが来るとも思えないが、 「おねーちゃん」 と呼ばれたからには、答えねばならぬか (笑)

 

「好きですねー♪」

 

この場所で声をかけるからには、このオヤジも新選組好きなんだろうと思って話を聞いていたら、どうやら違うらしい。

 

「芹沢鴨は水戸では英雄で、いい奴だった」

「河合耆三郎は、近藤勇の妾を見受けする金のために殺された」

「伊東甲子太郎は、酒を飲まされて闇討ちされた」 等々。

 

新選組の内部事情にも詳しいが、出てくる話は新選組の闇の話ばかりである。

 

「おじさん、幕末詳しいねー。 誰が好きなの?」

 

ちょっと話をふってみたら、延々と語り始めた。

話が長いので、かいつまんで記すと、どうやら 会津の西郷頼母 と、 長州の吉田松陰 と、 赤報隊の相楽総三 が好きらしい。

 

    

 

そこまで話したところで、新選組好きカップルさんがきてくれたので、どさくさにまぎれて私も話を打ち切った。 

・・・・誰も来なければ永遠に話が続くところだったよ (激爆)

 

金町から流山を通って関宿まで自転車で行くと言ってたおじさん。 

そうだよね。 幕末はいろいろな見方があっていいと思うよ。

 

・・・私は新選組が好きなんだけどさ (笑)

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