先日、またまたドライブに行ってまいりました。
・・・・・・・・・友人のベンツに乗せてもらっちゃったよ。 わーい (笑)
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だいたい年に1~2回、不定期ながらもコンスタントに遊んでいる友人たちと、今回は 「国立歴史民俗博物館」 へ行ってまいりました。
ちなみに場所は千葉県の佐倉にございます。
そういえば、以前参加した 「佐倉時代まつり」 、例年春に開催されていたのですが、今年からは秋開催 (今年は11/26) になったそうですね。
そんなわけで、私の blog の中では、結構なじみの深い地名ではありますが、まぁ、気にせず (笑)
さて。
この国立歴史民俗博物館、略して 「歴博」 は、佐倉城址公園の一角にあるのですが、敷地面積が半端なく広い。
中庭を中心にぐるっと回る回遊式で、ステップフロアをふくめた3層構造になっており、普通に歩いて1時間半~2時間、ガイドレシーバーなどで説明を聞きながら回れば、1日かかるかもしれません。
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館内では、原始・古代から始まる日本の歴史を展示物や資料と共に順を追って紹介しており、中世、近世、近代、現代と区分けされた展示室を巡る形となっている。
京都の洛中洛外図屏風をもとにした京都の街並み再現模型などは、眺めているだけでも結構楽しいし、実際に道具に触ったりできるコーナーも随所にある。
ところが、近代・現代に近づくにつれ、だんだん重苦しい気分に・・・・。
安政の大地震や、大正12年に起こった関東大震災の記録、第二次世界大戦での原爆投下・・・・・・・・・なんだか、歴史が繰り返されているんじゃないかと思われるような圧迫感から目が離せない。
展示物は複製も多いのだが、そのぶん資料の数が多く、写真撮影が許されている場所も多い。
入館料も420円なので、もういちど行ってみてもいいかも。
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博物館を出たのは、ちょうどお昼を回ったころだったのだが、なんだか周囲にやたらと人が多い。
・・・・・と思ったら、どうやらこの日は、 「秋の印旛沼と歴史ウォーク」 というイベントが開催されており、そのゴール地点がここだったらしい。
後で知ったのだが、このウォークイベント、北総線・印旛日本医大駅から14キロを3時間かけて歩くもので、希望者は全員参加可能、しかも参加費無料。 完歩者には、上位3,000名 (!) に記念品もくれるらしい。
博物館もいいけど、こっちもなんだか楽しそうだなぁ (爆笑)
そんな、ウォークラリーのゴール地点の前にひろがっているのが、この光景。
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これは、江戸時代初期に土井利勝によって築かれた佐倉城の遺構のひとつ、馬出し空堀 である。
敵に気付かれないように馬で出陣できるように設けられた戦闘用の出入口・・・・・という感じでしょうか。
佐倉城は北に印旛沼、西と南に川が流れる、標高30m前後の平山城である。
城はこうした地勢を利用して、水堀、空堀、土塁を築いて守りを固め、東には武家屋敷と町屋を配した城下町を作り上げていた。
佐倉といえば、幕末期の藩主で、日本を開国に導いた老中・堀田正睦 (ほったまさよし) も有名ですよね♪
明治維新後、この場所には陸軍歩兵第二連隊が置かれたため、本丸、二の丸を含め城の建造物はすべて取り壊され、現在はなにも残っていないのだが、出丸の土塁や水堀、写真の馬出し空堀は、その跡を現在にとどめている。
そういえば。
そんな陸軍の用地に使われていたからかどうかは定かでないが、この佐倉城址には俗にいう 「心霊スポット」 があったりします。
興味のある方は・・・・・・お調べください (爆)