前回訪れた 「戸定邸」 が、非常に興味深い場所だったため、これを機に、東京都北区の飛鳥山にある、 「渋沢栄一史料館」 にも行ってみたいと思いたったのは、 「戸定邸」 を訪れたその日のことである。
「戸定邸」 から帰ってすぐ、ホームページで 「渋沢史料館」 の利用について調べたのだが、なんと 12 月は予約制で、予約ページをクリックしたら、行こうと考えていた日は、午後 1 時半から 「 1 名」しか空きがなく、慌てて確保した次第だ。
この予約がとれれば、 「渋沢史料館」 の他に、 「青淵文庫」、「晩香廬」 にも入れるのでまずは一安心。
折角なので、 12 月 26 日で終了となる 「大河ドラマ館」 へも行こうかな。
コロナ感染者の数が少ない今のうちに、と久しぶりに電車に乗って京浜東北線の王子へ向かう。
王子駅前にある標高 25.4 メートルの飛鳥山山頂へは、 「アスカルゴ」 というケーブルカーが、無料で走っている。

これ、楽しいんだけど、所要時間 2 分で、あっという間に山頂到着 (笑)

尾根 (?) を歩いて約 5 分、北区飛鳥山博物館内にて開催されている、 「大河ドラマ館」 に到着。

「渋沢史料館」 は時間厳守なので、その時間まで 「大河ドラマ館」 で時間を潰そうと目論んでいた私は、当日券にて入場。
本当はこちらも事前予約制ではあったのだが、確信犯的当日券狙い。
時間つぶしのつもりで入った 「大河ドラマ館」 は、エンターテイメント的に楽しい趣向が凝らされていて、それはそれで楽しかった。
時間つぶし・・・・なんて失礼な話だったわ (笑)
13 時 20 分頃、お隣にある 「渋沢栄一史料館」 へ向かう。
検温、消毒、マスク着用で、 3 つの施設に人数を振り分けながら入場する。

「渋沢史料館」 の常設展は圧巻である。
栄一が生まれた年から、写真や資料をふんだんに使い、彼の生涯と実績の説明が時系列に並ぶ。
2024年度から、新一万円札の肖像となる渋沢栄一は、 「日本における資本主義の父」 と言われているだけあって、壁面には、栄一が携わった 500 の企業や、 600 の社会公共事業の名前がずらっと書かれている。
ざっと見ただけで、見知った企業や公共事業ばかりで、やっぱりすごい人物であると実感せざるを得ない。
企画展は、 「渋沢栄一から妻千代への手紙」 と題して、たくさんの手紙が展示されているのだが、やさしさが溢れた手紙の内容に引き込まれ、つい、ひとつひとつ読んじゃいました (笑)
「渋沢史料館」 の次に向かったのは、栄一の喜寿を祝って、大正 6 年に建てられた 「晩香廬」

内外の賓客を迎えて歓談を交えた交流を行っていた、洋風の茶室だそうです。
お隣にある 「青淵文庫」

青淵は、渋沢栄一の雅号ですが、この建物は大正 14 年に傘寿と子爵への昇格を祝って建てられ、多くの漢籍や書籍を保管する書庫になる予定だったのですが、完成目前の大正 12 年に起こった関東大震災に遭い、保管するはずだった多くの書籍が焼失してしまったそうです。
彼を導いた論語の蒐集や、徳川慶喜公の伝記作成資料などの保存が目的だったそうですが、さぞかし残念で複雑な気持ちだったことでしょうね。
さてさて、大河ドラマ 「青天を衝け」 の最終回まで残り 2 回となりました。
この期に及んでいろいろ学んじゃったので、なんかまた最初っから見たくなっちゃったなー。
「戸定邸」 から帰ってすぐ、ホームページで 「渋沢史料館」 の利用について調べたのだが、なんと 12 月は予約制で、予約ページをクリックしたら、行こうと考えていた日は、午後 1 時半から 「 1 名」しか空きがなく、慌てて確保した次第だ。
この予約がとれれば、 「渋沢史料館」 の他に、 「青淵文庫」、「晩香廬」 にも入れるのでまずは一安心。
折角なので、 12 月 26 日で終了となる 「大河ドラマ館」 へも行こうかな。
コロナ感染者の数が少ない今のうちに、と久しぶりに電車に乗って京浜東北線の王子へ向かう。
王子駅前にある標高 25.4 メートルの飛鳥山山頂へは、 「アスカルゴ」 というケーブルカーが、無料で走っている。


これ、楽しいんだけど、所要時間 2 分で、あっという間に山頂到着 (笑)

尾根 (?) を歩いて約 5 分、北区飛鳥山博物館内にて開催されている、 「大河ドラマ館」 に到着。

「渋沢史料館」 は時間厳守なので、その時間まで 「大河ドラマ館」 で時間を潰そうと目論んでいた私は、当日券にて入場。
本当はこちらも事前予約制ではあったのだが、確信犯的当日券狙い。
時間つぶしのつもりで入った 「大河ドラマ館」 は、エンターテイメント的に楽しい趣向が凝らされていて、それはそれで楽しかった。
時間つぶし・・・・なんて失礼な話だったわ (笑)
13 時 20 分頃、お隣にある 「渋沢栄一史料館」 へ向かう。
検温、消毒、マスク着用で、 3 つの施設に人数を振り分けながら入場する。


「渋沢史料館」 の常設展は圧巻である。
栄一が生まれた年から、写真や資料をふんだんに使い、彼の生涯と実績の説明が時系列に並ぶ。
2024年度から、新一万円札の肖像となる渋沢栄一は、 「日本における資本主義の父」 と言われているだけあって、壁面には、栄一が携わった 500 の企業や、 600 の社会公共事業の名前がずらっと書かれている。
ざっと見ただけで、見知った企業や公共事業ばかりで、やっぱりすごい人物であると実感せざるを得ない。
企画展は、 「渋沢栄一から妻千代への手紙」 と題して、たくさんの手紙が展示されているのだが、やさしさが溢れた手紙の内容に引き込まれ、つい、ひとつひとつ読んじゃいました (笑)
「渋沢史料館」 の次に向かったのは、栄一の喜寿を祝って、大正 6 年に建てられた 「晩香廬」



内外の賓客を迎えて歓談を交えた交流を行っていた、洋風の茶室だそうです。
お隣にある 「青淵文庫」





青淵は、渋沢栄一の雅号ですが、この建物は大正 14 年に傘寿と子爵への昇格を祝って建てられ、多くの漢籍や書籍を保管する書庫になる予定だったのですが、完成目前の大正 12 年に起こった関東大震災に遭い、保管するはずだった多くの書籍が焼失してしまったそうです。
彼を導いた論語の蒐集や、徳川慶喜公の伝記作成資料などの保存が目的だったそうですが、さぞかし残念で複雑な気持ちだったことでしょうね。
さてさて、大河ドラマ 「青天を衝け」 の最終回まで残り 2 回となりました。
この期に及んでいろいろ学んじゃったので、なんかまた最初っから見たくなっちゃったなー。