小泉首相が、靖国神社へ参拝にいったそうな。
今日一日、このニュースでもちきりでしたね~。
ところで私、この靖国神社っていうところは、第二次世界大戦の犠牲者を祀った神社だとばっかり思っていたんですよ。
ついさっきまで (笑)
ところが、今をさかのぼること140年前、戊辰戦争の新政府軍側戦没者を祀ったことが始まりだっていうじゃない!
なるほど。 どうりで大村益次郎の銅像があるはずだ。
で、幕末の吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作も合祀されているそうな。
・・・え? 3人とも戊辰戦争前に死んでるじゃん・・・と思ったら、合祀対象は黒船来航までさかのぼるんだって。
そこで私としては、「尊王の志」 を持った新選組がどう扱われているか・・・ってところに興味がいくわけだけど、先のお三方が祀られてるところをみると、無理かなぁ・・・と。
結論は、新政府軍に抗戦した幕府軍、会津戦争や箱館戦争で新政府軍に抗戦した奥羽列藩同盟、幕府側で戦った新選組や彰義隊は、「賊軍」扱いされたんでNG。
だけど、禁門の変で朝廷を守り、長州と戦って亡くなった会津藩士は、天皇を守るために亡くなったのでOK。
・・・ってことは、禁門の変で亡くなった会津藩士と、会津戦争で亡くなった会津藩士では、扱いが違うってことだよね?
なんかなぁ。 基準がよくわからん。
日本という国、ますます奥が深いです・・・。
・・・ってことで、A級戦犯の合祀問題、昭和天皇の不快感問題、政教分離問題・・・まで辿り着くには程遠い私でございました (爆)