タイトルは、京都の東西を走る通り名を歌った数え歌のひとつで、この後には、 「六銭もろうて蛸買うて、錦で落としてしかられて」 と続きます。
さて、いよいよ今年も本日までとなりました。
会社は27日から冬季休業に入っておりますが、銀行の最終営業日である昨日30日には、これまた毎年恒例で、経理のおねーさんと一緒に出勤が決定していたため、その合間を縫って (笑) 28~29日で京都へ忘年旅行へ行ってまいりました。
時節柄、忘年旅行と銘打っておりますが、この秋から関西在住になった友人と、ご飯を食べに行ったということなんですけどね。
この旅行の発端は、関西在住となってから初めて過ごすお正月を前に、 「錦市場へ買い物にでも行こうかなぁ」 と発した友人の言葉だったのですが、そこに私が勝手に肉付けをし (笑) 、素敵な料亭でご飯を食べることができました。
お店は、四条烏丸にほど近い、堺町通四条上ル。
いかにも京都の町屋っぽく、狭い入口の格子戸を開け、情緒あるアプローチの先に大きなのれんがかかる 「祇園花咲・錦店」 でございます。
前菜・お造り・お吸物・焼物・煮物・揚物・寿司・止め椀・デザートの全9品。
京野菜をふんだんに使った前菜。
あられをまぶした南瓜に餡が絡んだ花咲饅頭は、まさに絶品!
アツアツの天麩羅に、京漬物のにぎり寿司。
林檎のムース・抹茶アイス・水菓子のデザートもさっぱりしていて美味しかった~。
少人数にも関わらず、個室を用意してくださいましたおかげで、ゆっくり食事が楽しめましたよ。
お土産に 「ちりめん山椒」 を頂き、長いアプローチを抜けるまで、お店の方が見送って下さる、気配り抜群のお店でございました。
ランチの後は、ようやく当初の目的であった錦市場へ (笑)
それはそれは、すっごい大混雑でございましたわー。
例えて言えば・・・・上野のアメ横??
食事してきたばかりなのに、あっちこっちで試食三昧。
結局私は、京野菜の漬物と丹波の黒豆を買っただけだったけど、友人はあれやこれやと買い込んでおりました。
ここまで来たからには、ついでに (・・・この時点でご利益は期待できそうもない) 錦天満宮へもお参りを。
みんなに撫でられたウシさんは、つるっつるよ。
京都駅で友人と別れた後、私はもうひとつの目的を遂げるべく1泊 (笑) いたしておりますが、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。
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来年も更なる絆と出会いを大切に、自分らしい1年となるよう、努力を続けていきたいと思います。
それではみなさん、よいお年をお迎えください!