Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

これから君のドラマが始まる

2017-07-30 01:06:26 | おでかけ

だって、どうしても観たかったんだもん!

・・・・・と、唐突に意味不明なことをつぶやいておりますが、それは7/26日 (水) のこと。

 

私の仕事は、月の最終週の数日だけが、ちょっとだけ忙しさから解放されるのですが、逆を言えば、有給休暇もこの期間しかとれません。

そんなわけで、7月は26日の水曜日に休暇をいれていたのですが、この日はあることを念頭に狙った日でもありました。

 

それは、「7月大歌舞伎」 夜の部。


 


そう、あの市川海老蔵さんの長男・勸玄君が、弱冠4歳にして宙乗りに挑戦するという、「駄右衛門花御所異聞」 が観たかったんですよ。


 

月22日に海老蔵さんの妻・麻央さんが他界してからわずか11日後に開演された舞台。

母の切なる思いを背負った4歳の幼子の初舞台を、みんなハラハラとした思いで、見届けたいと思ったのでしょう、チケットは売り出しと同時にほぼ完売。 

もちろん、最終週しか休みの取れない私にとっては、かなり高いハードルでもあったわけです。

前日までキャンセルチケットも狙ってみたけれど、結局最後まで予約券を手にすることができなかった私は、当日 「幕見席」 を狙うことを決意する・・・・。

 

ご存知でしょうか、幕見席。

歌舞伎といえば、全席指定のようなイメージがありますが、当日売り、早いもの勝ち (笑) の席があるんですよ。 

歌舞伎座の4階に 「一幕見席」 という特別 (笑) な席がありまして、やはり特別なエレベーターで一気に4階へ直行。

1~3階席までの指定席とは、決して越えられない境壁があるんですが、舞台全体を見渡せるこの幕見席、私は嫌いじゃございません (爆笑)

もちろん、人気のある舞台は・・・・・・朝早くから行列だったりしますが、逆をいえば、どんなに人気のある舞台でも、早くから並べば必ず見ることができるということです。


 

お目当ての夜の部、開演は午後4時45分。

発売予定時間は午後2時20分。

で、私が何時に歌舞伎座の幕見発売の列に並んだかといいますと、午前10時半。

・・・・が、すでに夜の部には、50名ほどの先客が並んでいた・・・・・ (汗)

今回は、宙乗りがある舞台なので、4階の幕見席は、通常の公演よりも20席ほど席が少なく、着席できるのは、約40席。

51番の番号札をもらった私は、案の定、立ち見決定である。



それでも60名で sold-out なので、ぎりぎりセーフでラッキーだと言えなくもない (笑)

また、この日は雨模様で若干の風もあり、気温も低かったため、並ぶコンディションとしては、ますますラッキーであった、ともいえる。 (前向きな私)

 

幕見席の必須アイテム・オペラグラスと、4階で借りたイヤフォンガイドを手に、「宙乗りのカンカンがよく見える場所」 に陣取る (笑)


 


正直なところ、話はちょっと複雑なのだが、敵同士の二役(日本駄右衛門、玉島幸兵衛)を早変わりで務める海老蔵の大立ち回りはすごかった!

そして生き別れていた妻が、自分の腕の中で亡くなるシーン。

「来世でも夫婦になろう」 などというセリフを放つ海老蔵さんの心はいかばかりであろうか。

 

夜の部は3幕構成で、話題の宙乗りは、2幕目のラスト。

舞台中央に現れた、秋葉大権現 (海老蔵/3役目) が、使わしめの白狐を呼ぶシーン。

多分、歌舞伎座にいた全観衆が耳と目を花道に集中させていたことであろう。

 

「白狐よ、来たれ」

「はーい」

 

花道をトコトコとスキップするように走りでてくるカンカン。

場内は割れんばかりの拍手と歓声。

大向うからは、「カンゲン!」 の呼び声。 (成田屋じゃないのね 笑)

 

花道の七三あたりで、トンッと見得を切り (カワイイ)、


「勸玄白虎、御前に」

「参るぞよ」

「はーっ!」

 

この日は、翌日に千秋楽を控えたラスト2の舞台。

初日に 「出たくない」 と言って、周囲をやきもきさせた4歳児は、23回の舞台を経て、立派な歌舞伎役者に成長したかのように見えた。

もう、おばちゃん泣いちゃうじゃないかぁ!

 

白狐は、黒子さんに抱えられて、花道から舞台中央の秋葉大権現の元へ。

そしてその数分後、すっぽんから現れた海老蔵さんの右手に抱えられた勸玄白虎が、ゆっくりゆっくり宙を舞う。

 

海老蔵さんのブログによると、「宙乗りのあとに、かんかん、セリフ言っていい?」 と尋ねてドギマギさせ、その後 「有難い程の拍手にて聞こえなかったかもしれませんが、なんか言ってました」 と海老蔵をうならせたカンカン。

オペラグラスでカンカンを追っていた私の目にも、「何か言ってる」 のがはっきりわかりましたよ (笑)

何言ってたんだろうね。

石川五右衛門が好きだって言ってたから、「絶景かな、絶景かな」 かな www

 

4歳の勸玄君の初舞台。

最期まで心配していたママも、きっと近くで見ていたことでしょう。

今回の初舞台が彼の記憶にどこまで残るかはわからないけど、「記録」 は残るよ! 

すごいね、勸玄


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白狐のお面はいかが?

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わちゃわちゃ女子会

2017-07-23 18:44:56 | おでかけ

2ヶ月ほど前に退職した先輩にお声掛けして、女子会ランチを開催いたしました。

非常勤ではありましたが、会社の礎を築いたカッコイイ女性で、年は私より下ですが、憧れの先輩でしたので、ぜひともわが社の女性社員全員を集めて、女子会やりたかったんですよ (笑)

ちなみに、わが社の女性社員、私を入れてたったの4人 (爆)

いつの間にか、オトコばっかりの体育会系職場になっておりましてね。

・・・・・・・というわけで、私が幹事 (笑)

 

1か月近く前から予約していたイタリアンレストラン 「Riku Chika で 、11時半に現地集合。



歴戦の女子チーム計5名は、時間厳守で集合完了、開店と同時にお店になだれ込む。

席数24席のこじんまりした店内は、OPENと同時にテーブル席は満席。

唯一、3~4席のカウンターだけが、開店時には空いていたけど、これもすぐに埋まってしまいましたので、予約は必須みたいね。

 

いくつかあるランチコースの中から、「前菜付きパスタコース」 をチョイス。

お料理を選ぶことができる前菜とパスタは、わちゃわちゃと女子会らしい盛り上がりを見せつつ、メニューから選ぶ。

結局前菜は、メニューの上から5つをずらっと頼んで、全員でシェア (笑)


 


パスタは、それぞれが好きなパスタを選びましたが、「鮪の脳天肉」 とか 「鹿のひき肉」 とか、あまりお目にかからない素材が楽しすぎる。

私が選んだのは、「マグロの脳天肉とケッパーのトマトソースパスタ」

グリーンサラダの上には、蕪の梅酢漬と食用菊の花びらが散っていて、とってもきれい。


 

 

もちろん、アペリティフも (笑) 忘れませんよ。

生ビールもあるけど、女子会なんでね、おしゃれにレモンチェッロのソーダ割をいただきましたが、さわやかな口当たりがおいしい~。

 

20代から60代まで、ほぼすべての年代層が集まっている女性陣の話題は、それはそれは多岐にわたって、いかにも 「女子会」 っぽい。

居心地のいいお店の雰囲気も相まって、過ぎゆく時間はあっという間。

3時ちかくなって、ようやく腰を上げた私たちに、「またのご来店をお待ちしています」 と、丁寧にお店の外まで見送ってくれる対応の素敵さに、「今度は夜に来ますねー」 と言いながら、お店を後にいたしました。


暑い一日だったけど、とってもさわやかな女子会ができて、楽しかった!

たまにはいいね、女子会 (笑)


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今度は、おうちでソーダ割作ってみようかな。

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海は広いな、大きいな

2017-07-16 21:23:08 | おでかけ

「海の日」 がらみの三連休。

あまりありがたみを感じない、8/11の 「山の日」 は、確か去年から始まったような気がしますが、「海の日」 って、いつから始まったんでしたっけね。

まぁそんなことより、この三連休は、京都あたりへお出かけしている、羨ましい方々も多いことでしょう。

祇園祭の京都・・・・・。

羨ましくもあるが、この暑い時期に、さらに暑い盆地の京都へ行くには、ちょっとした根性もいるわけです。

でも、山鉾巡行のお囃子を聞きながら、生ビールをかっ食らい、「厄除けちまき」 買って、納涼床で鱧食べて・・・・・・。

そんなことを妄想しながら、今年も 「海の日」 三連休の行事は、車の定期点検のみ (笑)

 

さて。

そんな車の定期点検で、「バッテリー電圧の低下」 を指摘されましてね。

そういわれると、なんだか 「蓄電」 しなくちゃ・・・と思う私もどうかしているが、ちょっとばっかし 「海の日」 気分でも味わおうかと、海を目指して蓄電ドライブに出かけることにした。

 

最寄りのICから、京葉道路、館山自動車道を経由して、鋸南保田へ。

まず最初に向かった先は、「めざましテレビ」でも取り上げられて、ちょっと気になる場所だった 「道の駅・保田小学校」


 


ここは、廃校になった小学校をリニューアルして作ったという、道の駅。

入ってびっくり、本当に小学校 (笑)

元体育館は、野菜も売ってるビッグマルシェ! 



宿泊施設や温浴施設もあるそうなので、機会があったら利用してみたいなー。


その後は、当初の目的地であった 「富津岬」 へ向かう。

岬の突端にある、「明治100年記念展望塔」 に上って、東京湾を眺めようと思いましてね。


 


この記念展望塔、昨年の暮れから今年の3月あたりまで補修工事をしていて、立ち入り禁止だったんですよ。

当時、補修工事をしている、というニュースを聞いて、「じゃあ補修が終わったら行ってみようかな」と思っていたので。

ここは、「富士見100景」 のひとつでもあるんだけど、この日は残念ながら、富士山は見えず。

でも、第一海保、第二海保はくっきりみえましたよ。

開国間もない明治時代に、敵の侵入を防ぐ目的で建設された砲台の名残ですが、もちろん今は立ち入り禁止。


 

海の向こうは、横須賀。

うっすらみえる対岸は、三浦半島かぁ。

浦賀水道は、狭くて渋滞する危険地帯ってよく聞いていたけど、それでもやっぱり海は広いなー。

生活圏内から離れ、広い海や、緑に彩られた山の風景を見ると、本当に心がハレバレするわ (笑) 


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祇園祭の山鉾モチーフの扇子、カワイイ!

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パズルヲタク

2017-07-09 10:09:49 | 雑記

こつこつやっていれば、いずれは出来上がる・・・・系の仕事は嫌いじゃないです。

ようするに、根っからの文系・事務系ってことなのでしょうね。

・・・・・実際の仕事は、折衝・交渉・現場対応と、こつこつ系から程遠いこともやっておりますが (爆)

 

若い頃、 クイズマニアであった私 、実はパズル系も好きだったりします。

ジグソーパズルや、お絵かきロジックは、結構はまってやっていた時期もありました。

時刻表を読み解いて旅程を作るという、ほとんどパズルに近いことも好きだったしね。

 

現在はといえば、購読している新聞紙上に毎朝掲載されている数独パズル、土曜日に掲載されているクロスワードパズルなどを解くのが、ちょっとした気分転換。

・・・・・・っていうか、掲載されていると、解かずにはいられない (笑)


 

 

元気だった頃の母も、よくやっていました。

特にクロスワードパズルが好きだったようですが、分からない問題にぶち当たるたびに、「ねー、この問題わかるー?」 と呼び出され (笑)、一緒に考える羽目に。

まぁそんなことを思い出しながらこつこつと。

 

やはり文系なので (笑)、クロスワードや漢字ナンクロ、熟語パズルが好きであり、得意でもあるんですが、数独などの数字系ロジックパズルも頑張って解いております (初級がせいいっぱいだけど/笑)

 

今は、インターネット上でも数々のパズルサイトやスマホアプリがあり、やってみたこともあるのですが、なんだかペンを握って紙に答えを書いていくことの方が、まったりと楽しいんですよね。

間違えたら、修正テープで消したりして、ある意味では面倒なのだけど、なんなのでしょう (笑)

なんでもかんでもキーボードに打ち込んだり、スマホをタップしたり、液晶画面をのぞき込むシーンが多い生活に、無意識に抵抗しているのでしょうか (笑)

 

最近は新聞を定期購読している家庭も少なくなっていると聞きました。

ニュースを知るために新聞を読む・・・という時代は、確かにテレビやインターネットに取って代わられているのは間違いないことでしょう。

テレビ番組だって、デジタル放送が定着した現在、リモコン操作でテレビ画面に表示できますしね。

私だって、ニュースはテレビやネットで知り、テレビ番組は画面に表示させて選んでますが、新聞購読を止めるつもりはありません。

(ちなみに、本も電子書籍より、紙の書籍派/笑)

もうこの辺は、個人の価値観みたいなものでしょうけど、私みたいな人も結構いるんじゃないのかなぁ。

 

「瓦版」 時代から、庶民の生活に根付いていたはずの新聞が、将来的にどうなっていくのかはわからないけど、個人的には、パズルだったり、投稿作品だったり、折込広告だったり、むしろニュース以外の付加価値部分が好きなので (笑) 頑張ってほしいと思ってます。

 

さあ! これから洗濯しながら、新聞の日曜版読もうっと!


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1000ピースのジグソーパズル、また挑戦してみようかなぁw

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ぐるっとパスで ANIMALS

2017-07-02 07:59:29 | おでかけ

梅雨の真っ只中、毎日湿気が多くて蒸し暑い。

除湿エアコンを使い始めるこの時期から、例年電気代が急上昇。

それでも、熱中症で医療費がかさむよりはマシであろうと、自分を納得させるしかない夏の到来である。

 

さて。

6月の最終週、年休をぶちこんで、「上野」 へ行ってまいりました。


 


西郷隆盛像・彰義隊の墓を経由して、「片岡鶴太郎展 還暦紅 ~鶴が上野に還ってきた~」 が開催されております

『上野の森美術館』 へ向かいます。


 

 

デビュー当時の片岡鶴太郎さんは、物まね芸で一世を風靡したお笑いタレントのイメージでしたが、彼の才能はそこにとどまることをせず、役者、ボクサーに始まり、水墨画、陶芸、書道等芸術の分野から、最近ではプロフェッショナルヨガ検定に合格したことでも注目されるなど、多方面での才能を発揮しております。

彼の作品は、今までもテレビ等を通じて、断片的に目にしてはおりましたが、今回彼の作品を一堂に集めて開催された展覧会は、型にはまることのない感性の躍動感にドキドキしちゃいました。

着物の絵付けや、今にも泳ぎだしそうな金魚の金屏風。

魚や野菜、植物など季節を感じる身近なものや、彼の人脈を表す芸能人たちの似顔絵など、絵画の題材も幅広い。

そしてその作品群は、ほのぼのと優しかったり、荒々しかったりで、まさに多種多様。

 

ちょうどパンダの赤ちゃんが生まれたタイミングでの展覧会に、鶴太郎さんは、即興でパンダの絵をかいてくれたそうです。

しかもここだけ、写真撮影可!


 

還暦を過ぎてもいろいろなことに挑戦を続けることができる、柔軟な心と好奇心。

私もこんな心を持ったおばちゃんになりたいなぁ。

 

さあ!ぐるっとパスの  LAST は予告通り (笑) 上野動物園ですよ!

鶴の次は、パンダ!


 

子供のころより、何度も来ているはずの場所ですが、あまりにも久しぶり過ぎて、パンダ舎がある場所しか記憶にない (笑)


 

 

ただいま育児中のママ・シンシンは公開されておらず、パパのリーリーだけが公開中。

運動場にいるリーリーは、運動もせずにゴロゴロしていましたが、それでも自分だけが公開されているという責任感からか (笑) カメラ目線でこちらを向いてくれたので、ちょっと嬉しい。


 

 

平日 (しかも雨模様) の動物園は、子供もおらず、お客さんも少なめ。

パンダ舎の奥にいるであろう、カワイイ親子パンダは、まだ公開も決まっていないので、今のところ、さほど盛り上がっている様子はなかったが、久しぶりの上野動物園で、童心に帰ったり、郷愁に浸ったりと、過ぎゆく時間はあっという間でした。


 

 

お土産屋さんの店先にずらっと並んだパンダのぬいぐるみの顔を、一匹ずつ見比べて、一番可愛いコをウチに連れてきました (笑)



その昔我が家にいた、デカいパンダの何十分の一かのちっちゃいコですが、パソコンの横にちょこんと座らせたそいつは、ついつい手を伸ばしてモフっちゃうほどのカワイコちゃんです (笑)


  ★  ★  ★  ★  ★

 

2,000円で80ヶ所、2か月間有効のぐるっとパス。

このパスがなければ知らなかったであろう博物館を訪れることもできたし、積極的に下調べをして訪れた場所は、どこも大変楽しかった。

今回は、残念ながら10ヶ所しか行けなかったので、来年もまた買っちゃおうかしら (笑)


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白くまラーメンを超えるか!?

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