今回はずーっとレンタカーを使っているため、高知市内の路面電車をはじめ、まったく鉄道を使っておりませんが、実はとっても乗りたかったんです。
後免駅のアンパンマンにも会いたかったし、海を臨みつつ走る土佐くろしお鉄道に乗って、のんびりとした旅もしてみたかった・・・。
が、いかんせん本数が少なく・・・・。
1泊2日の旅で利用するのは厳しいわ・・・ (泣)
さて。
桂浜を出発してから1時間ほど走ると、岩崎弥太郎 “先生” に会うことができます。
2010年の大河ドラマ 「龍馬伝」 の、汚すぎる (笑) やたろーをきっかけに、実像としての岩崎弥太郎にも興味を抱いていた私は、ぜひこの場所へ来たいと思っていたのだ。
彼が育った生家には、若かりし日の岩崎弥太郎が天下飛雄の夢を託したと伝えられる日本列島を模した石組みが、今なお残されています。
今も岩崎家所有のこの場所が三菱グループの礎となったんですねぇ。
郷士の株を売り、地下浪人となっていた岩崎家ですが、三階菱紋がついた蔵もある、立派な茅葺屋根の家です。
「龍馬伝」 の汚すぎるイメージとは違いますよ (笑)
ところで、この安芸市では、茄子や柚子の特産品とならび、 「ちりめんじゃこ」 が有名なんです!
・・・・・というわけで (笑) 、この日のランチは 「ちりめん丼」 !
野良時計のお隣にある、高園茶屋でいただきました。
庭園のみえるゆったりした雰囲気のなか、いつまでもいたい気分になりますが、あともう一か所、行きたい場所がありますので!
今回の旅、Last は、中岡慎太郎ゆかりの地・安芸郡北川村。
結構な山の中なんですが、現在は高規格な自動車道ができてますので、比較的簡単にアプローチできます。
でも歩くしかない江戸時代は・・・城下へ行くのも大変だったろうなぁ (その距離60キロ)
そして・・・・中岡慎太郎生家へ向かう道すがら、こんなものが!
龍馬伝で、中岡慎太郎を演じた上川隆也さんの植樹碑。
・・・・ここまでご挨拶に来ていたんですね、上川さん (笑)
坂本龍馬と共に京都の近江屋で襲撃され、その命を落とした中岡慎太郎だが、ここ北川村にある 「中岡慎太郎館」 では、向学心に燃えた少年時代、村の為に奔走した庄屋見習い時代をはじめ、その後尊攘派の志士として激動の時代を駆け抜けた生涯が紹介されている。
ちなみにこの中岡慎太郎館は、平成元年の 「ふるさと創生資金」 で建てられたそうで、結構ハイテク感のある施設でございました。
室戸岬に立つ慎太郎像までは行けないけど、この生まれ育った地に立つ、若き情熱がほとばしるような中岡慎太郎像も、桂浜の坂本龍馬像同様、青空に映えて本当に素敵でした。
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『来年の夏も、自己満足たっぷりな旅ができるように、また1年、ガンバって働かねば!』