Catnap Room of にゃんこ

心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつけてます♪

檸檬とCOSMOS

2014-11-13 20:44:01 | おでかけ

先日、こんなものをいただいてきましてね。

 

 

りんすず食堂 さんのレモンラーメン。

 

友人が Blog で紹介していたんですが、私も食べたいー、ランチに連れてってーと駄々をこねたら連れて行ってくれました (笑)

だってこのラーメンらしからぬ御姿からして、お目にかかりたいじゃないですかー。

 

普段この友人に会うときは、夕方から飲みに行くことが多いのだが、この日はランチの後に 「スカイツリーによじのぼる」 というイベントも組み込んでみた。

決行日は、11月1日 (三連休の初日) なのだが・・・・なんと天気は雨。

まぁ百歩譲って、傘をさしてラーメン屋へ行くのはいいとしよう。

しかし、スカイツリーはまずいだろう。

頑張って上っても多分雲の中だ・・・・。

 

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普段は行列しているりんすず食堂さんだが、雨のおかげ (?) か、運よく出てきた客と入れ替わりに、タイミングよく入店できた。

レモンラーメン+味付け玉子の食券を買って、カウンターテーブルに座る。

ほどなく出てきたレモンラーメンは、濃厚な鰹だしと、日本そばのかえしをベースとしたスープに細麺。 

その上をまるまる1個分のレモンが覆い尽くしている。 

ビタミンCまるごと1個ですよ (笑)

レモンの輪切りを3切れほど食したのち、レモンを引き上げ小皿にのせる。

引き上げたのちも、スープに溶けたレモン風味が爽やかで美味しい。

 

美味なるラーメンを食べつつ、高さ634m、雨のスカイツリー考察にとりかかる。

雲の上はいつも晴れ。 

眼下に広がる雲海をながめるのはオツなものであるが、たぶん展望台はすっぽり雲の中であろう。

それならば、雲をつきぬけ星になれ! (← ジュリーのTOKIOだな)

・・・・・ということで。

スカイツリーより高い宇宙を目指し、 『宇宙ミュージアムTeNQ』 へ向かうことにしたワケである (笑)

 

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今は場外馬券売り場のイメージが強い、水道橋の 「黄色いビル」 は私が学生の頃からあって、確かアイススケート場 (後楽園アイスパレス) もあったはず。

学生時代、アイススケートの早朝滑走を体育の単位取得に組み込んで、私はたぶんコレだけで体育の単位をとったはずだ (爆)

そんなことを思い出しつつ入った 「黄色いビル」 6Fに、この TeNQ はある。

 

チケットを買って入場。

暗いトンネルを通りすぎ、広がった空間ではプロジェクションマッピングによる、さまざまな時代の宇宙観を表す映像演出が行なわれているのだが、これがまた私の平衡感覚を狂わせる

うわぁ、しまった・・・・・私、このテのアトラクション (?) ヤバかったんだわ・・・・。

 

若干ヨロめきながら進んだ次の空間が、この TeNQ の目玉、シアター宙 (ソラ) である。

これまでの、空を見上げるシアターとは違い、丸く空いた直径11メートルの穴から宇宙を、そして地球をのぞきこむ。

美しい星空を抜け、銀河系から太陽系を周って燃え盛る太陽に近づく。

青い地球には、文化の灯りが瞬いている。

 

 ← HPよりお借りいたしました。 

 

迫力満点な美しい映像は臨場感満点だが、見入っていると・・・・クラクラッと宇宙酔い (またか)

せめてもの救いは、足元が動かないので、目をつぶると浮遊感が回避されることか。

しかし、このまま宇宙をさまよい続けたら、地球への帰還も覚束ない・・・と考え始めたその後は、宇宙を科学し、宇宙を想像し、ウルトラマンの世界に迷い込み、最後は月でひと休み。

 

 

ホンモノの宇宙旅行は絶対できそうもないけど、バルタン星人には会ってみたいなぁ (笑)

 

 

そしてその後は・・・・お茶の代わりのビアカクテル。

 

 

・・・・・・・やっぱりね (爆)

コメント (6)
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テツの原点

2014-11-09 18:13:30 | 雑記

何気なく眺めていた Twitter に流れてきたツイートを見て愕然とした。

 

レイルウェイ・ライター種村直樹氏ご逝去

 

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ヒマな学生の頃、私は毎週と言っていいほどの頻度で鉄道旅行に出かけていた。

今でこそ情報はインターネットでパパッと手に入るが、当時は 「旅行ガイド本」 と 「時刻表」 が必携の時代で、私はヒマさえあれば書店の旅行コーナーに入り浸り、 「次はどこへ行こうか」 と大小さまざまな旅行計画を練りまくっていたものだ。

 

旅行ガイドブックも今でこそ種類は多いが、当時は 「交通公社のポケットガイド」 (現・JTB) ぐらいしかない時代。

そんな中で、書店の棚にならぶ黄色い背表紙の旅行ガイドのいちばん端っこにあったのが、種村直樹氏の 「鉄道旅行術」 という本だった。

何気なく手にとり、パラパラッとながめ、直感的に 「これは買いだ!」 と思った (笑)

 

← 写真はお借りしてまいりました。

 

旅の計画から、きっぷの買い方、周遊券や青春18きっぷのオトクな使い方をはじめ、現地での楽しみ方など 「ちょっと乗ってこようかな ♪」 と思わせる鉄道旅行への誘いが満載の、読み物としても楽しい一冊だった。

旅を終えた後の記録の整理方法など、今の私の旅の仕方の基礎を築いてくれたのがこの本だったのだろうな。

 

やはり数年前に旅立たれた宮脇俊三氏の著作と並行して、本当に種村直樹氏の著作はたくさんたくさん読ませていただきました。

今思えば、まったくもって、私の 『テツの原点』 だったと思いますww

 

多大なる影響を受けて実行した 「北海道一筆書き鉄道旅行」 の記録を眺めつつ、種村氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます (合掌)

 

 

コメント (4)
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勘三郎を偲ぶ

2014-11-01 08:43:24 | おでかけ

今日から11月。

各地でクリスマスイルミネーションの点灯式が、本格的に始まりますね。

華やかで、そしてあわただしい季節の始まりですw

 

さて。

この10月~11月にかけて、歌舞伎界では、17世中村勘三郎さんと、18世中村勘三郎さんの追善公演が行われております。

2年前 (平成12年) の12月に若くして亡くなられた中村勘三郎さんの訃報は、本当に衝撃的でしたからね。

一度でいいから、この目で勘三郎さんの舞台を見たい・・・という願いはもう叶うことがありませんが、せめてもの・・という思いより、10/18 (土) 『十月大歌舞伎』 昼の部を観劇に行ってまいりました。

 

     

 

楽しみにしていたのは、 「伊勢音頭恋寝刃」

追善公演ということもあるのだろう、片岡仁左衛門さんや阪東玉三郎さん、中村橋之助さんという素晴らしい役者たちが後ろ盾となって、福岡貢を演じる中村勘九郎、恋仲の遊女お紺を演じる七之助をおもてに立てているのだ。

 

いじわるな仲居・万野に玉三郎。

福岡貢 (勘九郎) に思いをよせる油屋・お鹿に橋之助。

貢を助ける料理人・喜助に仁左衛門。

・・・・・・豪華である。

役者を見ているだけでも楽しめる (笑)

そして、仲居・千野役で御年94才の中村小山三さんが元気に登場してくださったことも嬉しいですねー。

登場するだけで客席から声援が飛びましたよww

 

それにしても、中村勘九郎さんの声や姿態に、随所で中村勘三郎さんが思い起こさせられたのには驚きました。

「ああ、親子なんだな」 と思う反面、もしかしたら勘三郎さんが勘九郎さんの身体を借りて演技していたのではないかと錯覚するような場面もあり、ちょっとうるっとしちゃいました。

まだまだ若い勘九郎さん、七之助さんですが、次代の歌舞伎を担う役者のひとりとして、これからが楽しみですね!

 

コメント (2)
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