今年の4月、世の中の不動産会社に入社した新卒の新人君たちも、先輩たちの愛あるムチに打たれまくって6か月、世間の荒波、襲い掛かる試練をずっしりと感じ始めていることでしょう。
そんな新人君たちに、もれなく襲い掛かる第二の試練が、10月の第三日曜日に行われる国家試験 「宅地建物取引主任者資格試験」
通称・宅建。
ウチの会社もご多分にもれず、今年の新人君2名には入社間もなく、 「10月の宅建試験を受験すべし!」 の社命が下っております。
まぁ、持っていなくても仕事はできますが (笑) 、バリバリと営業やって契約とってきても、重要事項説明だけは資格がないとできないですからね。
資格のある上司に、 「〇月〇日、重説お願いします」 と頼みに行って、 「えーっその日は休みなんだけどー」 とねちねち嫌み言われなくても、自分の都合だけで契約完了まで仕切ることができる主任者の資格は、仕事の上でも魅力的なことでしょう。
が、この試験、なんと合格率が15%前後。
そうでなくても忙しい仕事と長い拘束時間、数々の誘惑と襲い来る睡魔をぶっちぎって・・・・・・・・・この難関試験を突破できるや否や。
さて。
実は今年、管理部門の私もこの 「宅建試験」 を受験することとなりました。
「いや私、管理部門だから別に宅建いらないし、脳みそスカスカだから今更無理だってー」
・・・・・・・などと言いつつ受ける気になったのは、この業界に入って10年以上になる自分の実力を試したかったからなのだろう・・・たぶん。
10月21日 (日) 宅建受験日。
青空を仰ぎ見つつ、某大学のキャンパスへ。
広いキャンパス内は、セグウェイが大活躍しているらしい (笑) ちょっと乗ってみたい。
私、試験勉強は嫌いだが、試験そのものの雰囲気は嫌いではない。
きょろきょろしながら試験場に入り、まるで緊張感なく試験官の説明を聞きながら、携帯電話の電源を切って渡された袋に封印。
開始の合図とともに、試験問題をめくった瞬間。
・・・・・宅建の勉強以前に日本語の読解力つけないと、ナニ書いてあるのかすら解らないということを悟る (爆笑)
その日の夜には、解答速報がすでにネットで公開される。
今年の試験はひねり技が多かったらしく、ちょっと難しかったようですが、合格予想点は昨年より1点低め、50点満点中35点前後とのこと。
とりあえず自己採点してみたところ・・・・・・29乃至30点?
撃沈~。 でもあと5点だと思うと惜しい~ (←自分に甘い/笑)
ちなみに本命たらんとする新人君たち。
自己採点の結果は、どうやら私同様、きびしい点数だったらしい・・・・。
来年は頑張れよっ! (おまえもな ← えっ!?)