それは 3/1の夜、友人から頂いたキャラメルを舐めていた時に感じた違和感から始まった。
「・・・・・・このキャラメル、中になにか固いモノが入っている?」
口の中のキャラメルは溶けてなくなり、口の中に残ったその固いモノをそっと取り出して愕然とした。
【 歯 】である・・・・・・・。
そう、それはさかのぼること8年近く前、2008年夏のこと。
脳天突き抜ける歯痛 に始まり、 苦労と努力と忍耐を重ねて型をとった 、あの歯冠がとれてしまったのである。
さて。
神経は8年前に抜いているので、詰め物が取れても別に痛いわけではない。
しかしながら、1本分の空間を放置しておくのは、隣の歯への負担と悪影響が大きくなることも心配だ。
なにしろ隣の歯は・・・・・大事な「乳歯」なのである(爆笑)
とりあえず、善後策を考えようと、5年ぶりに歯科医のドアを開ける。
レントゲンを撮り、それをもとに歯科医の指が口中に侵入したとたん、アノ反射に襲われる。
「うっ」 「おえっ」 となる 嘔吐反射。
頭の中ではわかっている。
口の中にモノをいれることができないわけではないということを。
だって、食事は普通にできるんだもん。
治療器具と大差ない、スプーンやフォークは口の中に入れられるんだもん。
確かに、口の中に長い時間存在する食物 (ガムや飴) は、正直あまり好きではなく、ガムは味がなくなると出したくなり、飴はあっという間にかみ砕いてしまうわけではあるが。
いずれにしても、迷惑な反射を持ち合わせている私のような患者、実は結構な数がいるそうで、今回は私の 「苦痛と負担を少なくする」 意味で、大学病院への紹介状が出されることになりました。
・・・・前回は、歯冠の型をとるだけで3回もトライし、1時間半も時間がかかったんだから、きっと、歯医者さんの苦痛も少なくなるよね (爆)
そして先日、初めての診察に訪れた場所は、 「東京歯科大学病院 リラックス外来」
ここで、鎮静薬を使いながら、ぴったりフィットの歯冠を作ることになります。
・・・・・それにしても私、いつもリラックスしてるはずなんだけどなぁ (苦笑)
大きい病院なので、予約をとるのも一苦労。
実際に歯冠の型をとるのは5月。
その歯冠をいれるのは6月になるので、それまでは地元の歯医者さんで、クリーニングに勤しみます、はい。