先日、初めての 「宝塚観劇」 に行ってまいりました。
平日でしたので、こそこそと (笑) 有給休暇を使い、同業の友人と共に到着した場所は 「東京宝塚劇場」 でございます。
はい、和月伸宏さん原作 「浪漫活劇 るろうに剣心」 雪組公演ですよっ!
何度もいいますが、私、宝塚公演を見る事自体が初めてです。
そもそもチケットをとるのも大変だと聞きますし、お高こうございましょ?
が、今回はご招待だったので話は別! (ケチくせぇ・・・・)
開演は 13:15 からなので、とりあえずは銀座でランチ。 (またかい)
せっかくの平日休みだし、久しぶりの都会だし (爆) ってことで、3/31 にオープンしたばかりの 「東急プラザ銀座」 に乗り込み、 「LA BODEGA」 でパエリヤのランチセットをいただきます。
米から炊き上げるので、時間はちょっとかかるけど、激うまでございましたよ。
もちろん、完食~ (笑)
おっと、メシの話が中心になりそうな勢いなので、軌道修正。
いよいよ宝塚劇場に乗り込みます。
実は1階席の一番うしろの席 (S席) だったんですが、前にヒトがおらず、舞台の全景はよーく見ることができました。
しかし、いかんせん遠い (笑) ので、友人が持ってきていたオペラグラスを奪いつつ、麗しの顔や華麗な衣装などはどアップで堪能。
宝塚の煌びやかさと時代劇の地味さが結びつかない私だったんですが、結果からいうとそれは全くの杞憂というもの。
美しく、それでいて殺陣も満載、魅せるシーンから息抜きのコメディ場面まで、非常に楽しい。
幕末好きの宝塚初心者には、お勧めだったかもね (笑)
冒頭は、幕末時代の緋村抜刀斎 (早霧せいなさん) の登場から。
後に展開する抜刀斎騒ぎのために、この幕末場面は説明的にも必要かつ重要なうえ、ポニーテールを振り乱した殺陣も素敵でした。
アニメでも剣心の声を涼風真世さんが担当しておりましたので、宝塚での 「女声」 も違和感はありませんね。
東京編では 「おろ~」 も健在。
ちなみに、剣心と薫殿の間に恋が芽生えるのが早いです (笑)
まぁ、宝塚だからファンタジーな味付けは必須ですしねぇ。
今回、剣心の恋敵 (?) 役で登場したのが 「加納惣三郎」
この名前、どうしたってアノ作品をイメージしてしまうわけですが、中身は完全なオリジナルキャラで、維新後の名前は、 「ジェラール山下」 (爆笑)
こやつが、薫殿にフランス行きを勧めたりして、胡散臭さが半端ない (笑)
相楽佐之助の登場シーンは、弥彦がツケを打っての歌舞伎調演出。
自己紹介が長くて笑えた。
セリフでも、剣心が 「長ぇな」 ってツッコんでたけど。
休憩をはさんでの2幕目は、大階段を使いながらの舞踏会シーン。
華やかなドレス姿の薫殿もみられるわけですが、体操できそうなくらいリズミカルに歌って踊るのは、 「悪・即・斬!」 の斉藤さんだぞ (←こら)
そして、重苦しい雰囲気をガトリングガンで爽快に吹き飛ばす武田観柳が、悪党のくせになぜか格好良くみえるオイシイ役でございました (笑)
フィナーレまで見終わって、 「これぞ宝塚」 を実感。
他の方は役の衣装のままだったが、トップのお二人は、衣装もキラキラで、イメージ通りの 「THE 宝塚」
なかなか見る機会にめぐまれなかった初・宝塚、楽しかった!