11月の関東に53年ぶりの降雪、観測史上初の積雪があった24日、東京都心の気温は終日2~3度だったそうですが、その日の朝、私は気温13度の場所におりました (笑)
帰宅は24日の夜でしたが、1日のうちに10度の気温差を体験し、改めて日本は広いということを実感した次第です。
さて。
11/23は勤労感謝の日。
相変わらず、誰も感謝してくれないので、自分で自分に感謝しつつ、勝手にご褒美を頂こうと・・・・って、最近自分にご褒美が多すぎですな (爆)
それはヨコに置いといて、23日の早朝、私は新幹線で姫路を目指しました。
目指すは、国宝・姫路城。
・・・・・と、自分の趣味で、亀山本徳寺 (笑)
姫路城の天守閣は、白鷺が舞い立つようにみえるといわれたことから、別名・白鷺城と呼ばれています。
博多から東京へ向かう新幹線の中からも、ビルの谷間に一瞬見える姫路城は、平成5年に世界文化遺産にも登録され、いつか訪れたいと思っていたお城なのですが、平成21年から5年にわたって 「平成の大改修」 に突入。
昨年工事が終わったのちは、ネットなどで 「白すぎ城」 と言われて話題になり、その真っ白な城に、私はますます興味を持つことになったのでした。
黒田官兵衛や、豊臣秀吉、千姫ゆかりの城としても知られており、今年 「真田丸」 にはまった私としては、そのおかげで一層興味深く見ることができたというおまけつきでございます (笑)
姫路駅に降り立つと、大手町通りの正面に、そびえたつ姫路城が見え、否が応でも気持ちが高揚してくるわけですが、実はわたくし、姫路城に直行しておりません (笑)
姫路城を横目に、まずは山陽電鉄に乗り換えて、「亀山本徳寺」 へ向かったわけですな。
わかる人にはわかりますが、ここは新選組の史跡でございまして (笑)
「姫路に史跡? 京都じゃないの?」 と思われる方も多いと思いますが、この本徳寺の本堂は、新選組が1865年から1867年まで京都西本願寺で屯所として使っていた 「北集会所」 を、明治6年 (1873年) に移築したものなのです。
明治元年 (1868年) に火災で焼失した本徳寺本堂を再建する際に、新選組が使っていた 「北集会所」 の解体木材を姫路へ移送し、そのままの木材を使って再建築したので、やんちゃな新選組が戯れにつけた刀傷も柱に残っておりまして (笑) ← これが見たかった。
近年いろいろな撮影 (新選組!、軍師官兵衛、本能寺ホテル等) にも使用されたそうですが、それにしても、城郭伽藍寺院としても楽しめる本徳寺は、広くて立派な堂宇なので、姫路城見学とともにお勧めですよ!
午後はゆっくり姫路城へ。
亀山を後にし、舞い戻った姫路でちょうどお昼。
名物の蒸し穴子がふっくら柔らかい、お寿司屋さん 「鮨 久右衛門」 でランチタイムののち、姫路城へ向かうわけですが、さすが祭日の姫路城は大混雑でございました。
改修工事を経てもなお、築城時と変わらぬ姿が残される、細くて急な階段は、これぞ 「城」 という感じで、なんだか嬉しい反面、たくさんの見学者を一度に大天守へ上げるには危険も伴うので、入場制限は致し方なしでしょう。
外からみた姫路城は、それはそれは白くて (笑) なんだか城の重厚さが薄れた印象だけど、城内はいいねぇ。
博物館や資料館に見立てた展示物はなく、狭間や石落とし、武具かけや石打棚、大柱などの築城時の姿を、多少の補強のみで次世代に繋ごうとしている姿が、むしろシンプルで圧巻だった。
この日の宿は、姫路ではなく神戸。
神戸での宿泊は、多分3度目だと思うが、前回2004年9月に使った 「ホテルピエナ神戸」 の印象がよかったので、再度ここに宿泊を決める。
何が魅力かといえば、朝ごはんね (笑)
旅行口コミサイトの 「トリップアドバイザー」 が、「朝食の美味しいホテル第一位」 に4年連続で選んだというのも納得の美味しさと、種類の豊富さ。
朝から食べきれないほどデザートの種類があるホテルなど、見たことないわ (笑)
そんなお気に入りの場所で、ゆっくりモーニングタイムを満喫後、神戸のベイエリアへと繰り出していく。
生田神社でお参りしてから、メリケンパーク、元町のアーケード街散策、南京町でランチ。
見てくださいよ、この青空。
・・・・・・ちなみにこの時間、関東は雪ですよ! (爆)