気仙沼市本吉町、丘陵上の農道を歩いて行くと、林縁の畑に何か低木が10本以上植えられ
ているように見えます。細道を入って確認すると、木は樹高1.5~2m、葉は互生していて、
葉身は長楕円形で長さ4~6cm、先端が尖っています。花は白い壺形で下向きに咲くので
ツツジ科のドウダンツツジの仲間でしょうか・・そうか、畑に10本以上も植えているツツ
ジ科といったらブルーベリーかも・・これがその花なのかも知れません。
二枚とも2023.5.10撮影
多くの花の先端はまだすぼまっていますから、咲き始めたばかりのようで、花の盛りは来
週以降でしょうか。枝の先の方の葉腋から総状花序を出していて、花軸の長さは5~6cm、
花の数は6~8個ほどですね。
前述の特徴を基に樹木図鑑等と見比べると、ブルーベリーの花の特徴と合致します。
ブルーベリーにはラビットアイ系と、ハイブッシュ系、ローブッシュ系の3系統がありま
すが、ローブッシュ系は極端に樹高の低い野生種で、栽培には向かないようです。
関東以北では、寒さに強いハイブッシュ系の栽培が多いようですね。
品種の数は100種ほどもあって、花を見ただけでは判別が難しいようです。
2023.5.10撮影
ブルーベリーは2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/005c7b43a6fef31f24b70120806099f6
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