里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

コハマギクの根生葉

2021-12-18 | 日記

石巻市北上町、海岸寄りの林道を北へ向かっていると、山側の法面に何かの根生葉が生え
ていて、初冬の寒さで赤く葉焼けしています。
キク科の植物のようですが、残念ながら種までは判りません。

周囲を探すと、隅の方に一株だけ小さな花を付けている株があり、その花や花茎からコハ
マギクと同定しました。

                             二枚とも2021.12.10撮影

この林道の南側が開けていて日当たりが良いので、限られた法面ではありますがコハマギ
クの小群落が形成されたのでしょう。
この種は根茎を長く這わせて、先に新苗をつくって繁殖するので、殆どが群生しています。
この日観察した株は、多くが花も花茎も残っておらず、ロゼット状の根生葉の中心には、
すでに新芽が準備されているのが見えます。

                             二枚とも2021.12.10撮影

コハマギクは2015年の10月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/bfb32ffdace244d841baf2b8d8051eb6

 

 



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