南三陸町南部、国道を走行していると、行く手の段丘斜面に紅葉した大木が見えます。
脇道に車を入れてから観察すると、葉が大きめですからカシワかミズナラのようですが、
下枝が無いので葉を間近に見ることができず、樹種がはっきりしません。
やむなく樹下で落葉を探すと、傷みの少ない葉が見つかり、その葉縁が波状の大きな鋸歯
になっているのでカシワでしょう。7~8年前にくすんだ黄葉の写真は撮っていますが、
紅葉の写真はまだなので、良い機会と撮ってみました。
カシワの名の由来は、古い時代にあっては、大きなカシワの葉に食べ物を盛ったことから、
「炊葉(かしは)」と呼ばれたことによるようです。カシワの葉に含まれるオイゲノールとい
う成分には殺菌作用があり、食べ物の傷みを防止する効果もあります。
三枚とも2023.11.22撮影
カシワは2016年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のULRをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/5ea5406e98efb561c164449f05a0b693
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