里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ヤマアワ 本吉の耕作放棄田

2022-07-31 | 日記

気仙沼市本吉町、なだらかな丘陵の狭間に、耕作放棄田が十数枚も連なっていますが、上
部の7~8枚にはヤナギやハンノキが侵入し、低木の藪になりつつあります。
10年ほど前は湿地を好むハッカやミゾソバ、ミソハギなどが生えていたのですが、次第に
背高なガマやヨシが茂るようになり、今では前述のような藪になっています。
5~6年もすれば、ヤナギやハンノキの若木の林になってしまいますね。

下部の数枚の耕作放棄田にはまだ低木は侵入しておらず、マコモやガマ、セイタカアワダ
チソウが茂り始めています。そんな背高な植物の間にヤマアワが群生していて、日差しを
受けて花穂が銀色に光っています。群生するのは根茎を長く這わせるためでしょう。

                              三枚とも2022.7.24撮影

ヤマアワは2016年の7月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/9677df8e713de18cc7189d7f33f8ca08

 



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