南三陸町戸倉地区の、西戸川支流沿いの林道を下っていると、湿り気のある
路肩や法面に、かわいらしいロゼット葉を広げた野草が点々と生えています。
晩秋から早春にかけてよく見る野草ですが、素性は判りません。
このような越冬葉は、夏葉と全く別種と思われるほど変わりますからね。それに植物
図鑑にも載っていないことが多いので、調べる手立てが限られてしまいます。
2016.11.26撮影
試みに、ネット検索で「ロゼット葉」と入力してみました。
何かのヒントが見つかるか、上手くすれば写真入のリストなどがあるかも知れません。
私は運が良いのでしょうね。よく利用させてもらっている「松江の花図鑑」に「ロゼット
状の根生葉」と題した写真入のリストがありました。
なんと180種ほども収載されていて、その中の「ツルカノコソウ」が写真と合致しました。
2016.11.26撮影
オミナエシ科カノコソウ属の多年草で、本州~九州に分布する。
丘陵~山地の林縁や湿った疎林の林床、渓流畔などに自生する。
根生葉は広卵形で、長さ1.5~4cm、あるいは一対の小葉を基部にともなう。
茎は中空でやわらかく、高さ20~60cm、花後には細長い走出枝を著しく伸ばして
繁殖するが、これが和名の由来になっている。
茎葉は対生し、奇数羽状複葉または少数の小葉からなり、頂小片は大きく、縁に毛が
あり、波状の鋸歯縁となる。
花期は4~5月で、茎頂に散房花序を出し、直径2~3mmの白色の小花を多数付ける。
花冠は漏斗状で長さ2mmほど、先端は5裂する。雄しべ3本が花冠から突き出る。
花の頃には、根生葉は無くなる。
果実は痩果、広披針形で長さ2~2.5mm、萼が変化した羽状の白色冠毛がある。
路肩や法面に、かわいらしいロゼット葉を広げた野草が点々と生えています。
晩秋から早春にかけてよく見る野草ですが、素性は判りません。
このような越冬葉は、夏葉と全く別種と思われるほど変わりますからね。それに植物
図鑑にも載っていないことが多いので、調べる手立てが限られてしまいます。
2016.11.26撮影
試みに、ネット検索で「ロゼット葉」と入力してみました。
何かのヒントが見つかるか、上手くすれば写真入のリストなどがあるかも知れません。
私は運が良いのでしょうね。よく利用させてもらっている「松江の花図鑑」に「ロゼット
状の根生葉」と題した写真入のリストがありました。
なんと180種ほども収載されていて、その中の「ツルカノコソウ」が写真と合致しました。
2016.11.26撮影
オミナエシ科カノコソウ属の多年草で、本州~九州に分布する。
丘陵~山地の林縁や湿った疎林の林床、渓流畔などに自生する。
根生葉は広卵形で、長さ1.5~4cm、あるいは一対の小葉を基部にともなう。
茎は中空でやわらかく、高さ20~60cm、花後には細長い走出枝を著しく伸ばして
繁殖するが、これが和名の由来になっている。
茎葉は対生し、奇数羽状複葉または少数の小葉からなり、頂小片は大きく、縁に毛が
あり、波状の鋸歯縁となる。
花期は4~5月で、茎頂に散房花序を出し、直径2~3mmの白色の小花を多数付ける。
花冠は漏斗状で長さ2mmほど、先端は5裂する。雄しべ3本が花冠から突き出る。
花の頃には、根生葉は無くなる。
果実は痩果、広披針形で長さ2~2.5mm、萼が変化した羽状の白色冠毛がある。
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