松島町手樽地区東部、丘陵下の集落道を南へ歩いて行くと、急斜面から何本かの常緑針葉
樹が枝を垂れていて、そこに小さなツボミらしきものがたくさん付いています。
葉が深緑色、先端が鋭く尖っていますからカヤの木で、たくさん付いているのは雄花のツ
ボミでしょう。カヤは雌雄異株ですから、雄木には雄花のツボミしか付きません。
雌花のツボミを撮ろうと雌木を探しますが、辺りに生えているのは全て雄木のようです。
二枚とも2021.1.28撮影
丘陵下の集落道を少し行くと、突出した凝灰岩の岩場があって、これを覆うようにカヤの
枝葉が垂れ下がっています。歩み寄って観察すると、葉の付け根側に2~4個のツボミが
付いているので、これが雌花のツボミと思われます。
カヤの名は「蚊やり」が語源で、カヤの葉を燻じて蚊を追い払ったことに由来します。
現在の蚊取り線香のように用いたんですね。
二枚とも2021.1.28撮影
カヤは2017年の8月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/f40d00eb4d8e0934c0fa8579f0071cc0
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