松島町北東部、北小泉地区の町道を歩いていると、道端の草地に赤みを帯びた
ロゼット葉が蔓延っています。これは時々見かけるヒルザキツキミソウのロゼット葉
ですね。帰化植物で、園芸種として花壇などに植えられていることが多いのですが、
野に逸出して小さく群生していることもあります。淡紅色で優しげな、杯形の花を咲か
せますから、帰化植物ながら日本的な雰囲気を持っています。
二枚とも2017.1.3撮影
関東以西では、河川敷などで大きな群落をつくっているところもあるようです。
多摩川下流部の河川敷ではヨシやチガヤなどと混生しており、これら強健な在来種と
堂々と競り合っているようですから、元々が荒地に強い野草と思われます。
近年は法面緑化で吹き付けられた種子からも、このヒルザキツキミソウが咲くこと
があるようです。それが単なる混入なのか、意図的に吹き付けられているのかは
判りませんが、いずれにしても強健な種であることは間違いないでしょう。
〈 東十条探偵団2 ヒルザキツキミソウより 〉
2017.1.3撮影
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物。
大正末頃に観賞用として渡来し、現在では関東以西で野生化していることもある。
横に走る根茎から、多数の茎を出して群生する。
草丈は30~60cmで、茎には白い短毛が多く、下部は木質化することが多い。
葉は互生し、茎下部の葉は羽状に浅く裂ける。中ほど以上に付く葉は披針形で
長さ5~7cm、縁には波状の鋸歯がある。
花期は5~7月で、茎頂の総状花序に淡紅色~白色の花を付ける。
つぼみは下向きだが、花は上向きに咲く。花は4弁花で直径3~5cm、花弁は
広倒卵形で、基部は黄色を帯びる。雄しべ8個、雌しべの先端は十字型。
果実は蒴果で、種子はゴマ粒状。
ロゼット葉が蔓延っています。これは時々見かけるヒルザキツキミソウのロゼット葉
ですね。帰化植物で、園芸種として花壇などに植えられていることが多いのですが、
野に逸出して小さく群生していることもあります。淡紅色で優しげな、杯形の花を咲か
せますから、帰化植物ながら日本的な雰囲気を持っています。
二枚とも2017.1.3撮影
関東以西では、河川敷などで大きな群落をつくっているところもあるようです。
多摩川下流部の河川敷ではヨシやチガヤなどと混生しており、これら強健な在来種と
堂々と競り合っているようですから、元々が荒地に強い野草と思われます。
近年は法面緑化で吹き付けられた種子からも、このヒルザキツキミソウが咲くこと
があるようです。それが単なる混入なのか、意図的に吹き付けられているのかは
判りませんが、いずれにしても強健な種であることは間違いないでしょう。
〈 東十条探偵団2 ヒルザキツキミソウより 〉
2017.1.3撮影
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物。
大正末頃に観賞用として渡来し、現在では関東以西で野生化していることもある。
横に走る根茎から、多数の茎を出して群生する。
草丈は30~60cmで、茎には白い短毛が多く、下部は木質化することが多い。
葉は互生し、茎下部の葉は羽状に浅く裂ける。中ほど以上に付く葉は披針形で
長さ5~7cm、縁には波状の鋸歯がある。
花期は5~7月で、茎頂の総状花序に淡紅色~白色の花を付ける。
つぼみは下向きだが、花は上向きに咲く。花は4弁花で直径3~5cm、花弁は
広倒卵形で、基部は黄色を帯びる。雄しべ8個、雌しべの先端は十字型。
果実は蒴果で、種子はゴマ粒状。
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