なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

コロナ肺炎その後

2025年01月24日 | 内分泌疾患

 1月20日に記載したコロナ肺炎の70歳代後半の男性のその後。

 デキサメサゾン8mg/日で経過をみて、1月23日に再検した。白血球はステロイドの影響で18200と上昇したが、炎症反応はCRP0.1と低下していた。

 血清フェリチンは813から551と低下したが、LDHは293から290と横ばいだった。(Dダイマーは最初の検査で正常域)

 胸部CT再検ではすりガラス陰影の範囲はあま変わっていなかった。少し陰影が濃くなっていて、やや収縮したように見える。

 その後は呼吸器科の外来(大学病院から応援医師)があり、治療について相談した。デキサメサゾン10日間で中止ということにできないので、漸減して経過をみることになった。1週間分処方して、翌週の呼吸器外来で診てもらう予定とした。

 

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