那須太社 錦輔 の日記

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炒飯

2011-08-08 23:04:13 | 料理

一昨日、冷凍庫の掃除をして古い食材を調理したのだが、その後、炒飯は一晩で糸を引く状態となり三角コーナーへ直行してもらった。
その他に冷蔵庫からも、半年前のヨーグルトだの調味料だの漬物だの色々でてきたのだが、漬物以外は捨てた。

漬物はふた袋あっていずれも高菜だ。
これは一般的な漬物のようにプラスチックの蓋つきケースに入っているのではなく、ビニール袋に入っていて、食べるときは蓋つきの容器に移さなければならない。
それが面倒でほったらかしにしていたみたい。
ちょっと味見したがなんらおかしな味はしないので食べることにした。
漬物だし、ちょっと古くなっても大丈夫さ~、と思っている。

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文人暴食 3

2011-08-08 22:08:34 | 読書感想文
まだ「文人暴食」を少しずつ読んでいる。
「文人悪食」はあっというまに読めたが、暴食の方は同じテーマの2冊目、という事でやや題材となる文豪が小ぶりになったのかな、と思っていたが凄い文人が出てきた。
吉田一穂(よしだいっすい、と読むらしい)。
嵐山さんの引用している一句に痺れた。

 詩篇「母」

 あゝ麗はしい距離(デスタンス)
 常に遠のいていく風景・・・
 
 悲しみの彼方、母への
 捜(さぐ)り打つ夜半の最弱音(ピアニシモ)。



これだけである。
前後の物語は簡単に説明してあるけど、詳しくは分からない。
でもそれで十分だった。痺れた。

俳句とか詩とか、あるいは絵画などは第一印象で好きになるか、ならないか、が大きいと思う。

そこから、深く意味を探っていく人もいるだろうし、その作者の仲間の作品を探すこともあるかもしれない。そうやって色々知っていくうちに、昔はぜんぜん気に入らなかった抽象画がちょっと良く思えたり、詩が心に沁みてきたりといったこともあるだろう。

が、とにかくこの「母」という詩は私、ドンぴしゃり、直感で大好きだ。

ちょっと宮沢賢治っぽいかも?
賢治は、東北弁と医学用語っぽいドイツ語の語彙(多分)がちりばめられていて、華やかな色を感じるのだけど、この詩もそんな感じがする。

デスタンス、とかピアニッシモ、とかの使い方が綺麗だ。
漢字で書いておいて、英語の振り仮名をあてる。

この詩を知ることができただけで、文人暴食を読んだ甲斐がある、など言うと著者嵐山さんに悪いかな。
インターネットで検索すると、岩波文庫で作品集がでている。
そのうち読んでみたい。
今は買ったは良いけど読んでない本が溜まっているので、それを片付けたい。
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