那須太社 錦輔 の日記

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

冷蔵庫掃除

2011-08-06 20:30:18 | 日記
本日、8/6土曜、朝は植木などに水を遣り、午前中は仕事でお客様先を1軒訪問。
午後は冷蔵庫の掃除。
冷凍庫の天井に氷が固まって邪魔なので、いったんコンセントを抜いて氷を溶かして除去する。
毎年1回、夏ごろこういう作業をしているような気がする。
大分前から、冷蔵庫の方で水を庫外に出す穴がつまって、水が外に出なくなり、冷蔵庫の中がしばしば水浸しとなり、パッキンのすきから外まであふれ出すようになっていた。
ものぐさで根本的な対処をせず、冷蔵庫に水が溜まると雑巾で吸い取っていたのだが、今日はつまっている穴に園芸用スポイトを突っ込んでまず溜まっている汚水を吸い上げ、そこにバスマジックリンを投入。
すると冷蔵庫の裏側の水をためるところ(モーターか何かの上部が皿状になっていて溜まった水を蒸発させる仕組みになっているようだ)にマジックリンの泡が出てきた。
これで穴のつまりは直ったと思われる。
雑巾で冷蔵庫の中を拭き、冷凍庫に取り掛かる。
冷凍庫の扉を開けるとき、やや抵抗がある。
扉が氷でくっついているのだ。
開ける内部は3分の1くらいが凍り付いている。
水蒸気が徐々に凍りついたとかではなく、もろに大きな氷状態で凍り付いている。
この状態は初めてだ。
冷蔵庫の穴がふさがっていたのが関係あるのだろうか。
中のものもこの状態では全部取り出せない。
雑巾を何枚も用意して解けてくる水を拭きながらじっとまつ。
やや氷が溶けてきたので冷凍庫の天井と氷の間にステーキナイフをねじこみ、こじる。
バコッと氷が割れて一部が剥がれ落ちて床に散らばる。
それを何回か繰り返し、ついに天井にこびりついていた巨大な氷の塊を全てこそぎ落とした。
すると力尽きたように壁に張り付いていた氷の膜も音を立てて剥がれ落ちていった。
なにか「タワーリング・インフェルノ」だとかの壮大なパニック映画を見終えたような充足感がある。
冷凍庫も雑巾で拭いて製氷皿を入れる。
今までは暑いな~と思っても冷凍庫から氷を取り出すことすら出来なかったので、かなり生活環境が改善されるだろう。
めでたし、めでたし。

冷凍庫に入れていた食物だが、大体入れっぱなしにしてあった物ばかり。
なんとなく勘で危なそう、と思った物は捨てた。
餃子、チャーハン、スルメ烏賊はギリギリ行けそうな気がしたので調理して食べることにした。
餃子はあまり美味しくない。
スルメ烏賊も切ってみりんとしょうゆで炒めたが今一。
チャーハンはまあそこそこ、レンジでチンするものをフライパンで炒めたのでちょっと焦げた。

あと、梅干を漬けているのだが、この所天気がパッとせず干せていなかった。
今日も朝曇っていたので、3,4粒ためしに干してみたが、味見したら今一だった。
しばらく寝かせたら美味しくなるのだろうか?
今の段階ではしょっぱい・すっぱいだけで、旨みは感じられない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文人暴食2

2011-08-06 18:41:21 | 読書感想文
嵐山光三郎の「文人暴食」を読んでいる。
地デジ難民のためテレビが映らず、読書が進むかと思いきや、それほどでもない。
文豪たちの私生活を食物にかかわる視点から描いて面白いのだが、俳句や短歌がたくさん引用されていて、意味が分からない、読み取れない事が多くて困る(嵐山さんが悪いわけではもちろんなく、自分が不勉強なだけだが)。
室生犀星の章でも、「ゆきぐにの漬菜きほへり菰の中」という句の意味が分からず、インターネットで検索したがそれらしき解釈が見つからない。
菰というのはわら等で編んだ敷物らしいので、菰でくるんだ瓶とか鉢に菜っ葉が漬け込んであって、重石などで押さえ込まれているのだが、今に見ていろ、と菜っ葉は器の中で気負っているに違いない、自分も同じ気持ちでつらい環境をグッとこらえて気負っているのだ、というような意味なのだろうか?

追記
♪ふるさとは遠きにありて思ふもの
この歌は室生犀星の歌だった。
続けて
♪そして悲しくうたふもの
犀星は複雑な家庭環境に育ったらしい。

つらい思い出、いやな記憶ばかりの故郷だが、遠くはなれひとり物思うとき、ついつい思い出される。
忘却の淵に置き捨ててしまうことができない故郷。

結構重い歌だったんだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする