けっこう難しい本で中々読み終えることができずにいる。
途中、旧制高校の学生が「よーい、よーい、デカンショ!」と掛け声を
かける描写がある。
漫画などでも時折見かける掛け声で、おそらく地方の田植えだとか
祭りで用いられるものだろうと思っていたら、違うことが分かった。
なんと、デカルト、カント、ショーペンハウエル、というドイツの哲学者
の名前をはしょってくっつけたものだった。
http://www.geocities.jp/une_gen/BooksList1OfGenzaburo.htm#Top
これは意外だった。
戦前のインテリの言葉だったのだ。
うーん、なんの役にも立たないだろうが、勉強になった。