嵐山光三郎 「下り坂」繁盛記

ブックオフ船橋高根木戸店にて購入。
読み始めた所だが、面白い。
プロジェクト・ゴメンという一篇は、週に一度は、テレビでだれかが謝罪している、という出だしで、NHKがプロジェクト・ゴメンで謝罪大賞を決める、とか今の教育ママは、子に「あなたは、テレビで謝罪するような立派な人になりなさい」「うちのお父さんなんか、テレビで3回も謝ったんですよ」とか、筒井康隆的な面白みがある。

米国の思惑

米長官、再増税の影響懸念＝日中は対話再開へ―財務相会談

2014年11月15日（土）20:00

麻生太郎財務相とルー米財務長官は１５日、ブリスベンで会談した。ルー長官は、日本経済について「三本の矢を全て使い、健全な成長を維持すべきだ」と強調。さらに「成長とデフレ脱却のために、消費税再増税の悪影響を極力、抑える必要がある」と指摘した。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-141115X594.html

 

消費税をあげるな、とは言ってないな。

要約しすぎて米長官の発言の趣旨がわからない。

自分のようなまったくの門外漢からすると、アメリカは我が国のお金が欲しい、だからまず日本政府に増税させる、その税金を色々な名目をつけてアメリカ政府やアメリカ企業に還流させる、という流れを作ろうとしているのだと思われるが、引用させてもらった記事では一見すると増税に反対しているようにも読める。

偽の情報を流して相手を混乱させるディスインフォーメイションというやつだろうか？

昔は強硬に、「金を出しな、この働きアリが！」みたいな上から目線で言って来たが、最近は複雑なテクニックを遣うようになってきている、ということかなぁ。