HONZというサイトでこの本の翻訳者の布施由紀子氏のあとがきが転載されている。
以下引用
最近はベトナム戦争についてよく知らない若い人が増えていると聞くが、安全保障問題への関心が高まるなか、年配の世代でも、祖国の今後を考えるためにもいま一度、この戦争について知識を整理し直したいとお考えのかたもいらっしゃるだろう。きちんと知るには、フランス、そして日本による植民地支配からベトナムの歴史をおさらいすべきだろうが、そんなふうに身構えずとも、ふと目を惹かれた本を手にとってみることで、思わぬ興味が広がり、理解が深まることもある。むしろそのような出会いのほうがたいせつかもしれない。
引用以上
ベトナムにおけるフランスの植民地支配と我が国の進駐という、まったく異なるものを同列に並べていて、この一行だけで猛烈な違和感をおぼえた。
相当に偏った思想(左翼・リベラル・反日)の持ち主だと思われる。
うがちすぎかもしれないが、このような人物がこのタイミングで訳出した本となると、ベトナムで残虐非道なことをやったのは、アメリカ軍全体の犯罪であり、朝鮮人だけがやったのではない、というような朝鮮人に対して免罪符を与える、という意味合い・意図があるのかもしれない。
全く読んでないから想像しているだけだが。