年末、北習志野を散策したおりに、ラーメン一蘭の支店を見つけて入ってみた。
有名な一蘭だが、食べるのは初めてだった。
しかし、１ぱい９００円位の豚骨ラーメンはトッピング何もなし、仕切りで囲った席で店員との間もすだれがかかっている。
ただ出された丼を食べるのみで、養鶏場のニワトリになった気分だった。
味はそこそこ美味しかったが、トッピングがないので味を変えることが出来ず、豚骨ラーメンの楽しみが半減している。
二度と行く気がしない。
実家に深夜バスで帰省した。
以前はほとんど止まらずに、ゆっくり走って朝、目的地に到着したが、今回は運転手の休息のためか途中で30分弱停車した(伊賀のあたりかな)。
もともとバスではよく眠れないのだが、これで目が覚めてしまった。まあ、安全のためならしょうがない。
ご近所ではコロナを気にして今回は帰省しなかった、という所もあったが、うちは気にしない。
車で琵琶湖一周を2回と、信楽のモクモク手造りファームというところへ父とドライブした。
父は1月で免許を返納し車もバイクも手放すという事で、実家に帰っても運転できなくなるのは残念だが安心した。
思考は問題ないようにみえるが、記憶力が落ち、頑迷固陋がきつくなっていて道間違いが著しい。子供のひいき目で、親父はまだまだ元気、大丈夫と今まで思っていたが、今回は父の老いをハッキリ感じた。
トイレ、洗面所、台所、風呂の掃除ができておらず汚れている。
寝室も埃だらけ。
炊事、洗濯はできているが、掃除はもう難しいようだ。
隣のS家のおばさんが実に良い方で、色々心配して下さって、ありがたかった。
こんな人生の達人みたいな人だったとは知らなかった。
2日には奈良で親戚達と6人で昼食、父が自分の慰安のためにいつも親戚を集めてやりたがる。
父の姉はもう89歳だったか、会席に参加するのも大変そうだったが、頭脳は明晰のようでちょっと驚いた。
あと、元旦に父と三宮という神社に初詣に行った。いつもは毘沙門という門跡寺院に行くのだが今回はなぜか三宮だった。
そのあと父と別れて買い物をしようと駅前に行ったが、さすがに元日はほぼ店は閉まっていた。
そこで街まで出ようとJRに乗ったが、ふと思い立ち大阪駅まで出ることにした。
大阪駅でJRを降りた。
やらた寒いのにユニクロのダウンベストとコーデュロイジャケットという薄着で出てきたので、空いているユニクロを探したが元日はほとんど休みで、梅田のヨドバシカメラの隣の店が開いてたのでヒートテックマフラーを買った。
それから環状線に乗って（大阪環状線に初めて乗った）大阪城を見に行った。
大阪城も初めてだったが大きかった。今まで見たお城の中で一番大きい。
ただし天守閣は工事中かなにかで観てない。
敷地内の飲食店の集まった2階建ての2階で開いてたラーメン店で豚骨ラーメンを食べたが高いわりに不味かった。我慢してうどんでも食べればよかった。
それから通天閣を観ようと、環状線の新今宮駅で降りた。ぶらぶら歩いて通天閣に到着した。思っていたよりかなり大きいのでちょっと驚いた。
そのあと、日本橋の電気街を北上する。
店はお休みが多いが、アダルト系のDVDショップだけは何店舗も元気に開店していて客も入っていた。私も探していたアダルトDVDを探したが見つからなかった。
中古CD店でPOCOのベスト盤があったので購入。
※レコードワンというお店。レシートに「thank you」とメッセージがはいっていておしゃれ。丁寧に商品を整理していて見やすかった。
さらに北上してなんばグランド花月の前を通りすぎると、有名な道頓堀に出た。グリコのネオンサインも観た。
さらに心斎橋という所を歩いて梅田まで行きたかったが、実家の夕食に遅れそうなので、御堂筋線の地下鉄に乗り、梅田でJRに乗り換えて、帰宅した。
大阪は元旦でコロナもあってだと思うが、人が少なく歩きやすく、思っていたよりこじんまりした良い街のように感じた。
