図書館で借りた。
まあ、そこそこ。
ロスマク的なハードボイルドの骨組みは変わらない。
色々あっても結局家族の問題。
主人公の父親の問題も、ハードボイルドの文脈からなんとなく分かった。
主人公の造形はいい。
舞台となるロスアンジェルス郊外はグーグルマップ見ながら読んていると場所がわかってよかった。
同じ作者のデビュー作、「ラグナヒート」は何十年も前に読んだおぼえがある。
内容は覚えていないが、あまり面白くなかった印象が残っている。
一時期もてはやされたエルモア・レナードの作品だと思っていた。
結局家族の問題、というのはハードボイルドの基本だと思うが、現実的にも犯罪は家族の中で終始するパターンが多いのかな?と思った。
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