那須太社 錦輔 の日記

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アメリカの格闘技

2014-05-17 21:56:18 | 格闘技

最近のUFCを見てみた。

久しぶりである。

やはりヘビー級が気になるのだが、マーク・ハントがまだ頑張っていてびっくり。

だけどつまらなかった。

トップ2のケイン・ヴェラスケスとジュニオール・ドス・サントスのスタイルが実につまらない。

ヴェラスケスはすぐクリンチして頭を相手の腹につける。足首あたりへの片足タックルも使う。

サントスは一発KO狙いの大振りのフック以外はアウトボクシングで、ワンツー以上のコンビネーションはほとんどない。相手が打ち返してきたらすぐバックステップする。スリーはほぼ無い。いきなりのハイキックとか後ろ回し蹴りも使う。

要はまともに打ち合わない。

リスクを最小限に抑えて勝つ戦法だ。

後頭部への攻撃が許されていたら、ヴェラスケスのような戦法はありえないはずだ。

ルールの中で自分は被弾せず相手にダメージを与えていって、その蓄積で勝つ戦法、あまり男らしくない。

結果として、全身血まみれで中々止めを刺すことが出来ず、延々と小さなパンチを打ち込む凄惨な試合になる。

他のファイターの物もあるのだろうが、リングがあちこち血まみれで気持ちが悪い。

よくあんなところで試合が出来るなと思う。

昔、プライドグランプリに出ていた、フョードルやらミルコ、ランペイジ・ジャクソン、ヴァンダレイ・シウバ、ボブチャンチンこんな戦い方しなかった。

豪腕を顔面めがけてブン回し、ジャブを突き刺し、ハイキックを斬りつけた。

後頭部への加撃は危険だからしょうがないのかもしれないが。

レフェリーのひどい。

プライドGPだったら、いくら世紀の対決でも流血したら止めてたと思うが、UFCでは双方の体が文字通り血みどろになるような状況でもそのまま続行させている。

見るだけだから言えることかもしれないが、酷いショーになってしまった。

 

 

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